恋道行〈二〉 (角川文庫)

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  • KADOKAWA (2018年7月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784041072349

作品紹介・あらすじ

運命的な恋に落ちた絵草紙屋の店番・千七と、茶立女のおゆき。
御家人崩れの悪漢を心ならずも殺してしまい、裏社会の大立者・鬼政一家に追われる身となった。
二人は明日をも知れぬ逃避行を続けるうちに、おゆきが知らぬ間に持たされていた書付が大金の在処を示すものだと気付く。
やがて二人を追う鬼政達や、金の横取りを企む与力らも、その場所を探り当て、これに大金を隠した盗賊も絡み、瀬戸弁財天に悪党たちが集うが……。

「脂がのりきっている岡本さとるの一、二を争う素晴らしい仕事。この物語、すでに映画を超えている」
――崔洋一氏(映画監督)

著者真骨頂の時代恋物語、大興奮の完結巻!

感想・レビュー・書評

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  • 恋道行シリーズの2作目・完結
    2018.07発行。字の大きさは…中。

    千七とおゆきの愛の逃避行。

    この2人は、どこまでも大胆不敵であった。
    恐らく、命にかかわる大変な状況に、惚れた同士が身を置くことで、2人の情緒は宇宙の彼方に飛んで行ってしまっていたのであろう。
    生きるも死ぬのも一緒だ――。
    心中を誓った死出の道行きではなくて、邪魔をする馬鹿者達は、力を合わせて殺してやると息巻く千七とおゆきには恐いものなどなかった。

    淡々と終わっていく、何か物足りない思いが心に残るが…。

    【読後】
    ドロドロした逃避行ではなく、爽やかなものであった。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    【令和2年(2020年)4月に読んだ本】
    「ドッグテールズ」では、涙が止まらず、また、勇気をもらいました。「とりつくしま」では、音読していると体に力が入ったり、涙が止まらなくなったりと黙読より感情の起伏が大きくなりました。読んだ本は、22冊。雑誌は、0冊です。

    今月は、ベスト3ではなく下記の2冊です。
    「ドッグテールズ」 読了日: 2020年4月4日
    「とりつくしま」 読了日: 2020年4月7日

    ※令和2年(2020年)1月から、その月の最後に読んだ本に、その月のベスト3をのせています。

    ※なお、「本所おけら長屋」の1作目は、字が小さくて読めませんでしたが。6作目からは、「字の大きさが…小」でした。今後、図書館が開いたら読んで行こうと思っています。

    • まことさん
      やまさん♪こんにちは。

      先日、お伝えした、Kindleですが、うちのWi-Fi環境と合わないみたいで、残念ながら返品してしまいました。...
      やまさん♪こんにちは。

      先日、お伝えした、Kindleですが、うちのWi-Fi環境と合わないみたいで、残念ながら返品してしまいました。
      それで、読もうと思っていたドックテールズは絶版なので、読めなくなってしまいました。
      残念です。
      お知らせまで。
      2020/05/01
    • やまさん
      まことさん♪こんにちは。
      「Kindleですが、うちのWi-Fi環境と合わないみたいで、残念ながら返品」は、残念ですね。
      Wi-Fi環境...
      まことさん♪こんにちは。
      「Kindleですが、うちのWi-Fi環境と合わないみたいで、残念ながら返品」は、残念ですね。
      Wi-Fi環境と合わない、ということが起きるのですね。
      「ドックテールズ」は、私の中では、4月のトップでした。
      図書館が開いたら読んでみてください。
      お勧めですよ。
      なお、いま一番読んでいる作家は、岡本さとるさんです。
      デビュー作の「取次屋栄三シリーズ」は、いまも続いて発行されています。
      双葉文庫の葉室麟さんとは違った趣のあるかたです。
      今月も宜しくお願い致します。
      やま
      2020/05/01
    • まことさん
      やまさん♪

      こちらこそ、よろしくお願いします。
      やまさん♪

      こちらこそ、よろしくお願いします。
      2020/05/01
  • 随分と人が死ぬ話なのに、何故か微笑ましい。

  • 岡本さとる 著「恋道行(二)」2018.7発行。「恋道行」を読んだのは随分前のような気がします。続巻がでるかどうかもはっきりしなかった感じでしたが、第2巻が発行され、そして、完結とのことです。面白くないことはないけど、岡本さとるさんの作品にしては、読むのに時間がかかりすぎました(5日間)。初めての不満足な作品(イマイチ)です。

  • 201807/

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著者プロフィール

一九六一年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社九十周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。その後フリーとなり、「水戸黄門」「必殺仕事人」などのテレビ時代劇の脚本を手がける。二〇一〇年、『取次屋栄三』で小説家デビュー。他に「若鷹武芸帖」「八丁堀強妻物語」「仕立屋お竜」などのシリーズがある。

「2023年 『明日の夕餉 居酒屋お夏 春夏秋冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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