奇奇奇譚編集部 怪鳥の丘 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 82
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041073193

作品紹介・あらすじ

連載が佳境を迎え、熊野は最終話を書きあぐねていた。スランプを脱出すべく善知鳥と行った取材先で不思議な声が聞こえるように。やがてある記憶がよみがえった熊野は、善知鳥の前から姿を消す――。

感想・レビュー・書評

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  • 熊野惣介著「怪鳥の丘」信者vs元の話となった怪鳥

    死ねないモノに執着されるって勝ち目がなくて怖い。
    怪談では生きていないモノより生きているモノの方が怖いが定番だけど生きていないモノ怖い

    自分を忘れないでずっと覚えていて...
    自分のことを忘れないように殺して新しい身体にしてあげるっていう軽いのか重いのか分からない感覚で殺されかけるって...命の価値が怪鳥と違いすぎる

    善知鳥さんでさえ見ることができた怪鳥はやっぱり神に近い何かなのだろうか...

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著者プロフィール

◆著者
木犀あこ(もくせい・あこ)
1983年徳島県生まれ。奈良女子大学文学部卒。2017年『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』で第24回日本ホラー小説大賞優秀賞を受賞しデビュー。著書に『美食亭グストーの特別料理』(KADOKAWA)、『ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊』(講談社)などがある。

「2023年 『世界一くだらない謎を解く探偵のまったり事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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