事故物件7日間監視リポート (角川ホラー文庫)

  • KADOKAWA (2020年2月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784041073278

作品紹介・あらすじ

読み憑かれたら、本を閉じて。ほら、後ろに……。

【ストーリー】
リサーチ会社を営む穂柄は、あるマンションの一室の住み込み調査を依頼される。そこは、7年前に妊婦が凄絶な自殺を遂げた事故物件で、事件後なぜか隣人たちも次々と退去し、現在はその階だけ無人の状態だという。期間は一週間。穂柄はバイトの優馬に部屋で寝泊まりさせ、その様子を定点カメラで管理人室から監視することに。だが、そこで起きることは穂柄の理解を超えていて……。あなたの予想を裏切る、究極の超常(パラノーマル)ホラー。

【目次】
一日目
二日目
三日目
四日目
五日目
六日目
七日目
後日譚

みんなの感想まとめ

事故物件の一室を定点カメラで監視するという独特の設定が、緊張感あふれるストーリーを生み出しています。主人公の穂柄が、過去の悲劇が残るマンションでの一週間を描く中、読者は終始不穏な雰囲気に包まれます。1...

感想・レビュー・書評

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  • 気持ち悪かった、一冊。タイトルまんま、事故物件のマンションの一室を定点カメラで監視した七日間をリポート、という物語。このページ数、サラサラっと読める中にもなかなかの恐怖ポイント多々有り。一番ホラー感を増す人物を入れられたらこれは一日目から逃げ出したくなるわ。そして迎えた七日目…何が⁈これはある意味たまらない恐怖感を残す。そして…うわぁ、気持ち悪い。ゾワゾワ気持ち悪い読後感、けっこう好き。

  • 170ページしかないので短時間で読めました。
    個人的にかなり好み。終始不穏な薄気味悪さが漂っている感じがいい。没入して一気に読めました。押入れの襖がだんだん開かれていく演出もいい。後日譚のオチもいい。
    謎な部分はあるけど、はっきりしないまま終わる感じもいいですね。先にブクログの評価を見ないで良かった。私は怖かったし楽しめました。


  • リサーチ会社を営む穂柄は、あるマンションの一室の住み込み調査を依頼される。そこは、7年前に妊婦が壮絶な自殺を遂げた事故物件で…。
    バイトを部屋で寝泊まりさせ、その様子を定点カメラで監視する。
    終盤、嫌な予感が当たってしまいました。

  • 自覚なく呪いが身体を蝕んでいくのは勘弁して欲しい。
    事故物件というワードからの斜め上展開。

    押し入れには気をつけなきゃだめですよ。

  • タイトルとカバー絵に惹かれてお迎えしました。じわじわした怖さはあったものの、なんだか消化不良のまま終わった感が強め。ページ数が少なめだったからかな。
    このお話が序章で、あとに何話か続く感じがしたので、星の数を3にしました。

    ほんとの事故物件は調査依頼のあったお部屋ではなく、一つ上の階だったのかもね。。9階はその余波を受けてあの状態になったのかも。
    10階の他の住人さんはどうお過ごしなんだろ… 無人階通過するエレベーターには乗りたくないなぁ(泣)

    1009号室の押入れはいつからあの状態?
    9階の以前の住人のその後は?
    そのあたりの事を、続編として始めて貰いたいです。穂柄さんお一人では心許ないので、アマツカさんとともに頑張って欲しい。

  • 事故物件や家系のホラーの流行りに乗って購入。

    あるアパートの909号室の調査を頼まれた穂柄とアルバイトの優馬。泊まり込みで調査を行なっていくうちに909号室に泊まる優馬に異変が起きる。その他にも1009号室の後藤さんやらその子供の千春くん、霊媒師のアマツカなど登場人物も少し変わり者というか不気味な人たちが多い。

    171ページという短さでよく書かれているなといった印象。また、輪廻転生に関わるホラーだったなという印象で、結局909号室に関わった人は何も知らなければ幸せなんだろうと思う。ただ、知ってしまった主人公は…。

    1009号室の後藤さん一家の正体とその後の行方だったり、無精子症の人との間に子供??などモヤモヤが残る部分はいくつかあった。

  • 別に大きく破綻してたり、意味がわからなかったりするわけでもなく、ホラーらしい要素もきちんと発生してて回収もされてるっちゃされてるのに、なんか微妙……?決定的につまんないとか、読みにくいみたいな部分はないんだけどなぁ。ホラー部分も割と好きな系統なはずなのに、なーーんか薄味???登場人物もちゃんとキャラ立ちしてて、面白くなりようはある気がするし、登場人物とあらすじだけ列挙したらめちゃめちゃ面白そうなホラーに聞こえそうな要素が並んでる気がするんだけどなぁ~~なんでだろう~~~???

  • 穂柄が経営するリサーチ会社に、妊婦が割腹自殺を行った909号室の調査依頼が舞い込んだ。不穏な内容の依頼に不安を感じながらも、雇っているバイトの優馬と一緒に一週間泊まり込みの実地調査に乗り出す。発売前から楽しみにしていた本。瑕疵物件に実地調査で泊まり込みとかそれだけで、怖くてワクワクする!(もちろん私はごめんですが)目次を見ると1日目に何が起こった、2日目に何が起こったというスタイルのよう。報告書形式化な?と思ったがそうではなかった。 地の文は非常に飄々として明るくコミカルな印象だったが、書かれている内容はなかなか不穏。こういう日を追うタイプの物語は日が進むにつれて何かひどい怪奇現象が起こったりするのがある意味でお約束だが、この話は結構最初から不可解なことが起こっていて退屈しなかった。とはいえ、ぶっ通しで怖いことが起こるわけではなく、昼間の日常パートはクスッと来るような雰囲気だった。それがまた夜のパートになるとその日常の中にぽいっと不気味な現象が投げ込まれ、余計ゾッとした。ページ数はそんなに多くないが、この一冊の中にいろいろな要素がぎゅっと濃縮されていた。小さな男の子が、霊媒師に心酔する母親が、その霊媒師本人がと目白押しだった。所々で出てくる正体不明の子ども達も不気味で仕方がない。 そして、混沌とした中にぽっ、ぽっと真実が見えかくれし始め、最後に明るみになった事実に非常に驚いた。 優馬は絶対大丈夫!と思っていたが見事に裏切られた。さすがに、件の場所で平気でいられる方がおかしかったのか。

  • うっすら気持ち悪さが残る終わり方で個人的には好き。
    あと、さっと読めるくらいのページ数がよい。

  • 思ってたのと違う。怨霊がバンバン出過ぎるのも「う〜ん」とは思うけど、タイトルから期待する心霊ホラーとはだいぶ違うので要注意。
    でも違う怖さはたしかにある。ただ、著者が男性だからか、男性側から描かれる恐怖しかなくて、当時の件の女性たちはどのように感じていたのかも描いて欲しかった。でもまあ、最後の大オチ(?)からして、女性たちは覚えてない出来事っぽいから、各々夫の子だろうと思ってるんだろうな。だから夫としか覚えのない大場さんは自殺したのだろう(得体の知れないお腹の中の何かを殺そうとして)。

    最後に著者の作風というのか、コミカルな(っぽくしようとした?)場面がところどころあり、それを受け入れられるかどうかもある気がした。自分は苦笑いの方だったけど。

  • 最初にページ数を見たときに悪い予感。1時間以内に読み終えた。図書館で2か月ぐらい待った作品だったがあれっという感じ。小野不由美さんの残穢もそうだったが不気味な部屋で何か起こるというのは私の好みじゃないのかもしれない。

  • リサーチ屋(なんでも屋?)の穂柄が一週間の事故物件の泊まり込み調査をすることに、という心霊ホラーもの
    ページ数が非常に薄く(P171)この量で560円はなぁ...
    内容は非常にテンポよく、重要キャラ甘遣もキャラも濃くて良い
    もうちょっと長い話でじっくり読みたかった

  • かなり期待していたんですが、求めていたものはなかったです(T ^ T)

    もっと突っ込んで欲しかった。・°°・(>_<)・°°・。

  • そりゃKADOKAWAもリストラするよね…と思いました。辛口すみません。なぜそうなのか、何の説明も根拠ない。薄〜い雰囲気ホラー…

  • 心理的瑕疵あり物件の調査。

    主人公、穂柄。

    7年前に大場瞳は自殺。胎児のように丸まっていた。切腹。妊婦。

    主人公は、優馬に909号室の調査のバイトを頼む。
    主人公、定点カメラで見る。優馬、部屋に泊まる。

    席を外してもどってくると、押し入れで優馬よだれを垂らしてうずくまっていた。

    録画しているカメラに子供が映る。
    10文字ほどの言葉を発したようだが、なんと言っているかは不明。

    1009号室。
    そこの子供、昨日909号室のカメラに映った子供だった。

    子供は夢遊病。

    大場が亡くなってたから、同じフロアの女性が順番に妊娠。

    霊媒師。
    押し入れが危険。
    909号室に穴がある。子宮も穴なので、そこから異界の者が生まれる?

    押し入れの天井、黒いシミ。穴に見える。

     
    優馬、押し入れの中で三角座り。
    電話すると、笑い声。子供の声。
    水の流れる音。
    ドアを開けしめする音。
    部屋に訪ねてみるとトイレ行ってて、スマホ忘れた。スマホ、押し入れにあった。あのとき、電話に出たのはだれ?

    夢遊病の子供に聞いてみる。
    マナブくんを探している?
    あの言葉は「マナブくんいますか?」だった。

    大場さんが腹を切り裂いて殺した子供の名前、マナブ。

    霊媒師アマツカ。

    定点カメラに女が映る。
    押し入れに入っていく人。
    霊媒師のアマツカだった。


    優馬、彼女を連れ込んでセックス。

    アマツカ、探偵だった。
    大場紀夫(被害者の夫)から。妻の浮気調査を依頼。しかし、浮気をしていたのは夫。
    9階に住む全ての女性と浮気。

    紀夫、無精子症。

    紀夫出てくる。
    操られたように浮気症に。
    兆候。気がつくと押し入れにいた。
    筋トレもするようになった。

    上の階の千春。
    男の子だと思っていたら、女の子

    千春、瞳に生まれてくるはずの子の名前。
    では、マナブは?

    妻の美海から、生まれてくる子の名前、マナブにする。

    7日後。
    白紙。

    アマツカから上の階の子供。
    本名モナ。909号室の瞳死んでから、自分を千春。ちょっとずつ整形。
    虐待ではなく、子供が母親を支配?
    1009号室の母親と子供、行方不明。部屋から、10人の子供の死体。押し入れから。

    9かいの子供とモナを含めて9人。
    主人公の子供マナブを入れれば10人

    藤木、主人公が泊まる前に909号室に1週間いた。

    自分の、子は誰の子?
    自分?、藤木?、それとも909号室の生まれ変わり?

    最後、優馬の彼女、妊娠。



    優馬が壊れていく怖さはいい。自分は定点カメラで見ているだけというのが、不明部分があって怖さがでてるかな(他人にやらせて、自分は楽しすぎとも序盤は思ったが)。
    続きが気になる展開は色々ある。続きを読むと、なんだと思うこともあったが。
    後半出てくる性的要素は人を選ぶか。始めから妊婦が死んでいたことでストーリー的には避けられないかな。

  • 事故物件調査というワクワクする題名で読むことを決めました。
    思ったより怖くはないけど、じわこわって感じ。
    主人公の穗柄が、結構淡々と物事を進めるに対して優馬が無敵感あってその違いにもフフとなる
    子供達が、下から上を見上げてたという所はゾワッとポイント
    途中までは、ホラーだなぁって思ったけど
    性絡みが入ってきてバカ萎え。性欲が爆発する、とか。
    個人的には、そういうのは女性の方が怖く見れるんだけど男性なんでそうでもないというか…
    子供達が増殖するは、わかったけども 最後は?
    もうちょい分かりやすくしてスッキリしたかったなの気持ち。
    ただ、短くて読みやすいのは良かったです

  • 角川ホラー文庫との接触体験が少ないため、リングとかを思い出すな、と読了。すっきりした中編で物語中の因果が思わぬ収束を見せる部分は面白かったんですが、結局どういうこっちゃねんと理屈を求めてしまう心があり、私やっぱりホラー適性があまりないかもなと思った。

  • この作者はホラー小説向いてないと思う。

  • あれ?今どこの部屋だっけ?と2回ほど感じたのは読書に集中しきれなかったからか。なんとなく怖い雰囲気がジワジワとくる感じは楽しく読めた。思えば何も解決もしないし判明もしていないのだけれど。

  • どこかの巻末広告で見かけて手に取った本。

    文庫だがかなり薄く、1時間もかからずに読了。

    10人の子供たちが何らかの事情で亡くなって、生まれ変わるために次々と住人たちを妊娠させていくのは理解できたが、何故909号室が媒介となっていたのだろう。

    しかも無精子症だった旦那を選んだ理由が分からなかった。

    子供の遺体が見つかったこと含め、色々と謎が残るのがリアルさの追求か。

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著者プロフィール

1984年生まれ。第6回講談社BOX新人賞優秀賞を受賞し、2009年『ようこそ、ロバの目の世界へ』でデビュー。14年『牛家』が第21回日本ホラー小説大賞が佳作に入選。他著作に『三丁目の地獄工場』『その花束は少年で出来ている』『煉獄ふたり』(いずれも講談社)がある。

「2020年 『事故物件7日間監視リポート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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