ペンギン・ハイウェイ 公式読本

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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041073292

作品紹介・あらすじ

アオヤマ君の前日譚を描いた短編小説『郵便少年』
書き下ろしエッセイ『ペンギンなのにハイウェイ』、森見登美彦ロングインタビュー 収録!
森見ワールドの原点、『ペンギン・ハイウェイ』の魅力を大解剖!

感想・レビュー・書評

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  • 妄想好きな森見さんの、壮大なSF風で切なく甘酸っぱい気持ちになれる『ペンギン・ハイウェイ』。
    それまで読んだ森見作品の中で異質な物語だと思っていたけれど、どうやら森見さんにとっての原風景らしい。
    改めてアオヤマ君とお姉さんを見るとキュンキュンしてしまう。
    賢くて大人びていて、でもおっぱい好きで子供らしい一面も持ったアオヤマ君。
    似た少年が私の小学生時代にもいたような気がしてならない。
    そしてペンギンのぬいぐるみを得意気に持って写真に写る森見さんと映画監督の石田さんも少年そのもので微笑ましい。

    一番楽しみにしていた『郵便少年』。
    あのアオヤマ君が小学3年生、お姉さんと出逢う前のひと夏の物語。
    やはりアオヤマ君はただ者ではない。
    南極へ行ったヒサコさんからの手紙を大人になったアオヤマ君は無事読めただろうか。

    夏休みが終わる前に読めて良かった。
    映画もいつか観てみたい。

  • 映画館で鑑賞した映画で、好きな作品だったこともあり、思い出したように公式読本を読んでみた。映画館に行くと、いつもはパンフレットを購入するのだが、この作品のときは売り切れで購入することができなかった。なので、『完全設定資料集』は購入して、時々眺めていた。映画鑑賞後に原作も読んだ記憶がある。
    本書には、原作者森見さんへのインタビューや映画監督石田さんとの対談もあり、楽しめた。また映画を見たくなったので、アマゾンプライムかNETFLIXで探してみようと思っている。DVDを購入してもいいかも。

  • 書き下ろし短編が読みたくて買ったのだけど、森見登美彦ロングインタビューが期待以上に充実しててよかった。パンフ使い回し…?と思うところもあったけど、色んな人のインタビューがっつり読めるのは嬉しい。あと短編小説もよかった。ハセガワくんはどんな子になるのかな。

  • インタビューも対談も、ペンギンハイウェイを創り上げたかけらひとつひとつがもう愛おしくて、読んでてしあわせな気持ちになります!
    アオヤマくん前日譚も短編なのが惜しいくらい、素敵なお話!
    ほんとにペンギンハイウェイの世界は優しい!

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著者プロフィール

1979年、奈良県生駒市に生まれる。小説家。『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー、最新作は『シャーロック・ホームズの凱旋』。好きな食べ物はチャーハン。城崎にて人生初のスマートボールを楽しむ。

「2024年 『城崎にて 四篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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