メタモルフォーゼの縁側(2)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1151
感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041073506

作品紹介・あらすじ

BLコミックスをきっかけに交流を深める老婦人と女子高生。何も変わらない毎日のなかで、それでも少しずつ変わっていく日常は、きっと穏やかで眩しい。

感想・レビュー・書評

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  • 呼んだ作品の感想を素直に伝え合ったり、月一回の集まりを「会合」と称したり、
    なんだか小学校の頃の友達づきあいを思い出しました。

    いつの間にこういうことをしなくなったんだろう。。
    いいなぁこういう友達。と素直にあこがれてしまいました。

  • 【あらすじ】
    BLコミックスをきっかけに交流を深める老婦人と女子高生。何も変わらない毎日のなかで、それでも少しずつ変わっていく日常は、きっと穏やかで眩しい。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 将来のことを考えはじめる巻でした

    コメダ先生や主婦の花江の登場により、女オタクがほんのりと将来のことを意識し始めます
    書道教室の生徒からも受験だから、幼なじみカップルも来年は受験だから、と周囲の雰囲気もジワリと変わってきています
    父親も塾の話題を出すなど、2巻から染み出すように将来へ目線が向けられています

    劇中商業BLの展開も進んでいき、進行に合わせて女オタクも幼なじみを「羨ましい」と思い返すようになっています

    そうやって不安定になっていく女オタクに対して老婆は、マンガをかいちゃうわね、人は思いもよらぬモノになっていくからねと、光りながら語ります

    その後、塾の話題を切って画材を買って、ペンを走らせ始める女オタクは、メタモルフォーゼに向かっているようでした
    対して老婆は、商業BLの連載が楽しみになったと温度差があっておもしろかったです

    女オタクが変身するための栄養が散りばめられたような2巻でした

  • #漫画 #コミック #おすすめ本 #読書 #メタモルフォーゼの縁側
    くーっ!!雪さん可愛いなぁ。こんな可愛いおばあちゃんになりたい。

  • いい味だしてます。
    ゆったりした時間が流れます。

    雪さんもうららさんも、二人で青春していて、いいなアなのです。
    年齢差があっても、共通の漫画の話題で普通に盛り上がることができて、おしゃべりが止まらない。二人で顔を見合わせてニンマリ、みたいな雰囲気。アルアルですね。

    コレから先、二人の関係がどうなっていくのでしょう。
    もちろんずうっと続いたらイイナなのですが、それぞれの生活が変わっていくとどうなるだろうと、今からちょっと心配してしてしまいます。。

  • おばあちゃんとうららが二人で少しずつ好きな世界へ進んでいく姿が可愛いらしい。
    いくつになっても好きなのがあり、それを語り合える人がいるというのはステキな事だと痛感。

  • もはや『君のことだけ見ていたい』も読みたい。

  • 傘の中のバラ模様はうららさんの先行きへのエールなのかな。
    市野井さんが美容院帰りにテンション上がって入ったことないお店にはいるの分かる。チョコゆずってもらってうれしいのもかわいい。
    冬コミ行くのかな〜、売るほうにご高齢の夫婦いたりするから大丈夫なのかな、お気をつけて。

  • いーなぁ。こんな関係!年齢を超えて趣味を共有できる間柄!素敵だなぁと思います。 市野井さん、素敵な可愛いおばあさん。うららさん、不器用だけど優しいおじょうさん。魅力的な2人がどんな物語を紡いで行くのか、楽しませていただきます!

  • 子どもも大きくなったし、相方は見送ってしまった……。
    書道教室はやってるけど、もうあとはすることもなくお迎えを待つだけだなぁ、と思っていた75歳、市野井雪、が間違って買ったBLマンガにはまって、同じくマンガの話をしたかった女子高生と友だちになる話です。
    いまの75歳だったら、若いときに「ガラスの仮面」や「ベルサイユのバラ」を読んでたりするから、確かにマンガ、読めなくはないな、うん。
    全員てわけじゃないけど。
    でも雪さんが凄いのは普通にきちんと現役だってとこなんです。
    とにかく自分の話をしない、相手のことを配慮する……。
    そして好奇心をもってポジティブ……。
    そっか、老中(老後なんて、ないから)を生き抜くコツはこれだな!

    2018/12/10 更新

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著者プロフィール

1982年富山県生まれ。2007年に「おおきな台所」でデビューし同作品で第52回ちばてつや賞準大賞を獲得。「メタモルフォーゼの縁側」が初めての単行本作品。

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