はなの味ごよみ 願かけ鍋 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 167
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041073858

作品紹介・あらすじ

神田須田町にある一膳飯屋「喜楽屋」で働きながら、失踪した夫・良太を捜すはな。ある日、良太の手がかりを求めて常連客の卯太郎とともに永代寺門前町へ向かう途中、苦しそうに難渋している武家娘に遭遇する。偶然にも、卯太郎の得意先の娘・詩織で、髪によい食べ物を探しているという。目当ての物が見つからなければ許嫁と破談になると嘆く詩織に、はなは料理で助けてほしいと頼まれるが――。
(「恋の願かけわかめ」より)

感想・レビュー・書評

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  • うーん、どうしようねー?

    『はなの味ごよみ』巻の二です

    まぁなんていうかほらあれですよあれ
    まぁ見るべきところがなくもない
    なくもないんだけど取り立ててすごく面白いってわけでもない
    なんか会話がスムーズじゃないんだよね
    ちょっぴり読みづらい
    で、肝心の料理がなー
    驚きがないんよね
    そうなんだ!とか初めて知った!とかそこでそれが!みたいなんがね

    二巻目にしてすでに焼き直しのようなお話しもあるし…引きも弱いし…
    次巻が楽しみ!とはあんまならなかったんよね

    さらっと読み終わるんで、もちょっと続けて読んでみようかなぁ
    どうしようかな~

    • みんみんさん
      料理は澪つくしで最高味わっちゃったから
      まぁムリだよね(゚-゚*;)(;*゚-゚)
      料理は澪つくしで最高味わっちゃったから
      まぁムリだよね(゚-゚*;)(;*゚-゚)
      2024/03/20
    • ひまわりめろんさん
      やっぱりどうしても比べちゃうよね〜
      で、こちらが意識しすぎなのか、実はほんとに寄せてるのかわからんけど他にも類似点がけっこうあるんよね…
      やっぱりどうしても比べちゃうよね〜
      で、こちらが意識しすぎなのか、実はほんとに寄せてるのかわからんけど他にも類似点がけっこうあるんよね…
      2024/03/20
    • ひまわりめろんさん
      やっぱりどうしても比べちゃうよね〜
      で、こちらが意識しすぎなのか、実はほんとに寄せてるのかわからんけど他にも類似点がけっこうあるんよね…
      やっぱりどうしても比べちゃうよね〜
      で、こちらが意識しすぎなのか、実はほんとに寄せてるのかわからんけど他にも類似点がけっこうあるんよね…
      2024/03/20
  • はなの味ごよみ シリーズ2

    神田須田町にある一膳飯屋「気楽屋」で働く・はなは、夫・良太を探すため、江戸に出てきた。

    ある日、良太が、伊勢参りの帰りに追い剥ぎに遭い・はなの家に転がり込んで来た。幾日か同じ屋根の下で過ごしているうちに、二人は、惹かれ合い、夫婦になった。
    ところが、その良太が居なくなったのだった。

    鳩次郎が描いた良太の似顔絵を持って「気楽屋」の常連が探しているが、未だ、見つからず。

    〈初夢小豆〉
    奉公先の娘の縁談に心を痛めた男が、縁談相手を困らせる為、その相手のお店で幽霊騒ぎを起こす。
    〈思い出うずみ〉
    貧乏浪人の一人娘が、旗本の家に嫁いだ。その娘は、一人残した父親の事を気にかけるが、父親は、娘を思いやる故に、娘を拒絶する。
    〈恋の願かけわかめ〉
    常連の卯太郎と一緒に、深川まで、良太を探しに行く事になった。
    途中、武家娘と下女に出会ったが、武家娘は、髪に良い食べ物を探していた。許嫁の髪が薄いので、このままでは、縁談が壊れると、泣く。
    〈もどき崩し〉
    鳩次郎が「気楽屋」に連れてきた、大吾は、三代続いた植木屋の跡取り。その大吾が見初めた娘は、扇屋の一人娘で、婿を迎える身。一緒になれないと嘆く大吾。

    はなは、店の客の困りごとを、美味しい料理で、解決していく。

    小石川御薬園同心で、自称・はなの目付け役・岡田弥一郎は、事ある毎に、はなに「田舎へ帰れ!」と言うが、影になり、花たちを助けている。

    良太は、未だ見つからないが〈思い出うずみ〉で出てきた、浪人・武井信頼に、はなが、武井に良太の似顔絵を見せようとしたが、見せられなかった。
    ひょっとすると、武井は、良太を知っているかもしれない。

    何か、面白くなってきた。

  • 「はなの味ごよみ」シリーズ2巻目
    喜楽屋での暮らしも慣れてきた。
    店を介して出会う人々とともに、体当たりで難問を解決したり、悩みをすくったり。
    傍に寄り添うように一喜一憂するはな。

    そしてはなの探す夫、良太の似顔絵もできあがり、常連客も探してくれている。

  • 鎌倉から失踪した夫を捜して江戸にやってきたはなは、一善飯屋の「喜楽屋」で働くことになった。ある日、乾物屋の卯太郎が、店先に幽霊が出るという噂で困っているという相談を持ちかけてきたが・・・

  •  神田須田町にある一膳飯屋「喜楽屋」。女将は41になるおせい、亭主の良太を探しに鎌倉から来たはな29歳。はなのお目付け役の小石川御薬園の岡田弥一郎(武士)がいい味を出しています。高田在子「願かけ鍋」、はなの味ごよみシリーズ№2、2018.8発行。キレがもう少し欲しいところでしょうか。

  • 喜楽屋に落ち着いた事で、はなの周りを見ないで驀進する感じは落ち着いたかな。
    でも起きる事件は全部恋愛がらみで、恋さえしていれば周りにいくら迷惑かけても良いみたいに描かれているので、ちょっとどうかと思う。

  • はなの味ごよみシリーズ第2弾。
    都合よすぎないかなあと思わないこともない。

    収録作品:初夢小豆 思い出うずみ 恋の願かけわかめ もどき崩し

  • 2018.12.24

  • 2018/11/21(水曜日)

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著者プロフィール

高田在子
一九七二年、神奈川県横浜市生まれ。相模女子大学短期大学部国文科卒業。二〇一五年『忍桜の武士』(白泉社)でデビュー。著書に「はなの味ごよみ」シリーズ(角川文庫。全一〇巻)、『茶屋占い師がらん堂』(ハルキ文庫)などがある。二〇年八月より「まんぷく旅籠 朝日屋」シリーズがスタートした。

「2023年 『まんぷく旅籠 朝日屋 あつあつ鴨南蛮そばと桜餅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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