逃亡小説集 愛蔵版

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041073889

作品紹介・あらすじ

映画「楽園」原作の「犯罪小説集」に続き、
数多の賞を受賞する著者がライフワークとして挑む、傑作小説集第2弾、豪華函入り愛蔵版

職を失い、年老いた母を抱えて途方に暮れる男。
一世を風靡しながら、転落した元アイドル。
道ならぬ恋に落ちた、教師と元教え子。
そして、極北の地で突如消息を絶った郵便配達員。

彼らが逃げた先に、安住の地はあるのか。
人生の断面を切り取る4つの物語。

感想・レビュー・書評

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  • お久しぶりな吉田修一さん。
    大人の事情で逃げている人達の短編集。
    どのストーリーも『めちゃくちゃ面白いっ!』というわけではないが、どのストーリーもそれなりに引き込まれる。

    ラストまで最悪な1話目が1番面白くて、最終話は最後の最後に希望がほんのり残る。
    この構成もさすがな吉田修一さんなのでR。

  • アイドルの話、納得

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著者プロフィール

1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年『最後の息子』で「文學界新人賞」を受賞し、デビュー。2002年『パーク・ライフ』で「芥川賞」を受賞。07年『悪人』で「毎日出版文化賞」、10年『横道世之介』で「柴田錬三郎」、19年『国宝』で「芸術選奨文部科学大臣賞」「中央公論文芸賞」を受賞する。その他著書に、『パレード』『悪人』『さよなら渓谷』『路』『怒り』『森は知っている』『太陽は動かない』『湖の女たち』等がある。

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