櫻子さんの足下には死体が埋まっている キムンカムイの花嫁 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.61
  • (11)
  • (26)
  • (39)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 503
感想 : 29
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041074176

作品紹介・あらすじ

ばあやの故郷で、温泉郷のぬかびらに行く事にした櫻子さんと僕、正太郎。タウシュベツ橋梁が有名な美しい場所だけど、湖の近くで若い女性の遺体に出会い……。クマも出るって勘弁してよ!! 第14弾!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大分オトナになった正太郎。死体とか見ても騒がなくなった。
    設定上、捜査をするのに無理がある…本当に…
    櫻子さんが変人だから、というだけでは追いつかないほど無理がある…
    気になることを言った青葉さん。次回に期待?

  • いいよ、いいよー。

  • 自分の花嫁姿を一番見たいと思っている、そして自分も見せたいと思っているばあやさんに花嫁姿を見せられない覚悟をしている櫻子さんが切ない。
    そりゃ正太郎もショック受けるわ。在原さんが本当に優しいよね。そんないつになるかわからない話を受けているんだから。
    今回の犯人、イジメに関して自分の考えだけで子供の事なんて何にも考えてないじゃん。自分のメンツだけ。
    そりゃ子供が離れようとするわ。

  • 九条家に盗聴器が仕掛けられている事が判明した。しかし、櫻子さんは恥じることは何もないからと、盗聴器を取ろうとしない。

    今回は、ヒグマと花嫁を題材にした話と、ばあやさんの故郷であるぬかびら源泉郷に行った際に見つけた若い女性の死体から始まる話。

    櫻子さんの危うさ、正太郎の青葉さんへの疑惑と将来への意思、花房と青葉さんの関係。

  • 【再読】梅を労うため、ぬかびら温泉郷へ向かう正太郎たちは、タウシュベツ川橋梁が美しい糠平湖の近くで若い女性の遺体に出会う。警察に任せた一行が、沢家が営む宿に遺された『花嫁を食べた熊の骨』にまつわる謎に迫る第壱骨。件の遺体の死因を不審に思う正太郎が、青葉、櫻子とともにそれを探るため帯広に向かい、やがて親子間の悲劇に至る第弐骨。今回もまた悲しみに満ちていますが、花房への糸がたぐり寄せられる回でもありました。青葉が一体何者なのか、気になります。SSで描かれた、正太郎の進路を気にする櫻子さんが可愛らしいね。

  • ラストに向けて物語が進んだ一冊。
    残り少ない巻数も楽しく読んで終われそう。

  • 怪しい→あれ、実はいい人?!→やっぱりお前だったのか…?!の流れ。花房はあなたの心に…イマジナリー花房…

  • 正太郎がぐんっと精神的に成長した感じ。ようやくラストに向かってエンジンがかかり始めた。

  • 続きを読むために再読(復習)。やっぱりこのシリーズは途中から暗いのが難。花房出さずに、単発で骨について語ったり、謎解いたりしててほしかったな。後3冊で終わるらしいので、最後は忘れないように一気読みしたいところです。

  • 最終章突入。櫻子と正太郎、青葉が見つけたご遺体の謎を追う。花房とのこと進展が無かったな〜、と思っていたら、最後の青葉との会話で「え!」。青葉は花房の正体を知っていたということ?早く続きが読みたい!

全29件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

北海道札幌市出身。2012年まで旭川市在住。小説投稿サイトE★エブリスタにて作品を発表し、高い筆力で人気となる。同年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」にて、E★エブリスタ 電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞受賞(Eleanor.S名義)。他に、怪盗ロワイヤル小説大賞 優秀賞、E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト 大賞を受賞。著作に「昨日の僕が僕を殺す」シリーズ、「涙雨の季節に蒐集家は、」シリーズ(共に角川文庫)などがある。

「2022年 『後宮の毒華』 で使われていた紹介文から引用しています。」

太田紫織の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×