涼宮ハルヒの驚愕 (角川文庫)

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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041074237

作品紹介・あらすじ

佐々木を中心にしたSOS団もどきとのいさかいもさることながら、ハルヒによるSOS団入団試験を突破する一年生が現れた。雑用係を押しつける相手ができたことに喜ぶキョンだが――!? 解説・大森望

感想・レビュー・書評

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  • 谷川作品十作目。とうとうハルヒ全シリーズを読破しました!面白かった〜(^^) 確かに続編を期待するのもわかるラストでしたが、ここまでの方が私はいいと思います。読者の想像にお任せする感じが——。星五つ。

  • プレゼントの中身はなんだったんだろーね?

  •  涼宮ハルヒシリーズ文庫最終巻。

     α世界線とβ世界線に分かれた世界。
     αの世界では、SOS団に新入生、渡橋泰水が新規入団した日常が流れていた。
     βの世界では、偽SOS団が現れ、長門が別勢力の宇宙人の干渉で機能不全に陥っていた。
     互いに交わらない平行する世界だったが、ついに世界が一つに戻る瞬間が訪れる。

     いつか来る未来を垣間見るキョン。
     その未来が語られる日が来るのか、SOS団結成からの丸一年がここに終わる。

     TVアニメと消失しか見てなかったけど、最後辺りはこういうハナシだったのね。
     高校生活のノスタルジーを感じた。

  • ながい時を経て、ようやく最新・最終巻?を
    読むことができた。
    2年生に進級して、濃い一年間をともに過ごしてきた
    仲間たちをかけがえのない存在と思い、
    一年間を振り返り、長い一生を振り返ったときでも
    特別な時間と仲間だったと刻み付けられるであろうと
    想像してみたり、いまがパーフェクトな組み合わせと
    再認識したり、なんだか語り手がノスタルジックに
    大切なものとして噛みしめている瞬間が
    登場人物は1年しかたっていないのに、
    書き手か読み手が、長い時間をともにした
    成長、過ぎ去りゆくもの、を意識せざるを得ない。
    語り口もどこかこれまでより斜めに構えて冷笑的で
    必要以上に饒舌で、まだまだ残された謎や
    あらたに表れる謎もあるのに、
    もう、まとめに入っているかのようだ。
    高校2年生の新しい生活が劇的に始まった
    その物語の裏で何かがひとつの終わりを
    迎えたのかもしれない。
    だから、最新・最終。
    (読みたい、知りたい)次作があればそれは
    新たな”驚愕”

  • 新年度第一回不思議探索パトロール後に伏せってしまった長門。病の原因はどうやら、佐々木に随行していた宇宙人別バージョンこと周防九曜にあるらしい。長門不在のピンチの中、迫り来る周防の魔の手から俺を救ってくれたのは、二度と会うことはないはずの女―朝倉涼子だった。一方SOS団にはハルヒ自作のとんでも入団試験をクリアし、団員候補となった風変わりな一年生が現れ…!?待望のシリーズ第10巻!

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著者プロフィール

2003年、第8回スニーカー大賞<大賞>を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューをはたす。ほかに『学校を出よう!』(電撃文庫)などがある。

「2019年 『涼宮ハルヒの驚愕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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