獅子は運命のΩを求める (角川ルビー文庫)

佐倉温

• KADOKAWA (2018年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

記憶喪失のルイは男に襲われ、とっさに逃げ込んだ不思議な洋館から異世界に飛ばされるてしまう。そこでルイは、自分の過去を知る獅子の獣人・ヒューゴと出会い、ルイが発情期になるとオスを引き寄せるΩだと説明され恐怖する。途方にくれるルイに、ヒューゴは高価な抑制剤を与え、一緒に住もうと提案してくれる。夜毎にキスをして抑制剤を分け合う二人の距離は縮まるが、王宮から昔のルイを知るシオンが訪れ…。

獅子の獣人の元王位継承者×記憶喪失のΩの溺愛執着オメガバース！

感想・レビュー・書評

[lovenovelsさんの感想 · 2019年9月23日]

記憶がないからか、ちょっとおどおどしたところのあるルイも、記憶が戻ってからのルイも違った魅力があって可愛いなぁ。というのが印象だった。どちらも自分のことは後回しにするところとか、共通する部分が多いし。記憶がないルイをウキウキと甘やかしまくっているヒューゴも見ていて楽しかった。

[touhaさんの感想 · 2018年9月10日]

★3.6

[hitsujimaruさんの感想 · 2018年9月7日]

そうなんですよ、佐倉温先生と鈴倉温（今回ひらがなだったけど）先生、混同しちゃってたんですよ。ごめんなさい。ファンタジーで獣人でオメガバース。お互いがお互いをものすごく好きなだけに切ない。
ルイが記憶を失って、森の中でヒューゴに甘やかされて密やかに生活するあの生活、結構本気でこのままもいいな❤️って思ってたんじゃないかな。
先代王様の遺言のオチは笑える（ルイには笑い事じゃなかったけど）。
とにかく幸せになって良かった

[usamomo21さんの感想 · 2018年9月4日]

なかなか面白かったです。異世界ものだけれど、元居た場所に戻るってパターンはなかなか新鮮で楽しめました。でもあの館にはあ～んなに絵画が残ってるってことはシリーズ化できるよね～。

著者プロフィール

大阪府在住。第15回角川ルビー小説大賞にて『これだから童貞は』で読者賞を受賞。『上司と子育て同棲中！？』『砂漠の王子に見初められています』を執筆。

「2023年 『極道さんはイタリアでもパパで愛妻家』 で使われていた紹介文から引用しています。」