異世界迷宮でハーレムを (4) (角川コミックス・エース)

著者 : 氷樹一世 蘇我捨恥

• KADOKAWA (2019年4月26日発売)

作品紹介・あらすじ

盗賊と戦闘中にボーナス呪文を使った道夫は「魔法使い」のジョブを獲得する。勢いに乗る道夫は、迷宮では魔法を使い、宿ではロクサーヌを磨き上げたりと充実したハーレム生活を送るのだった！

感想・レビュー・書評

[鴇崎 昇さんの感想 · 2023年9月12日]

ロクサーヌとの迷宮探索で少し成果を上げ、魔法を覚えたり活動範囲を広げたり拠点を確保する巻。
活動範囲の拡大は、感覚的には1章完、という印象。
世界の設定面の検証という手元の作業がひと段落し、冒険が始まる、的な。

◆MP切れ
MPが切れて前後不覚になっているところは良かったです。
内面に埋没していく描写は小説が強いと思っていますが、ネガティブになる原理が外部要因かつ明確な本作では、絵があった方が映えそうですよね。
現時点で未視聴ですが、アニメにも期待したいシーンです。

◆表現の工夫
「実験」のために作業的に行われる戦闘の、古い格ゲーみたいな等身の表現、結構好きです。
ゲーム的な本作をわかりやすく表現するために、様々な工夫がされていますよね。
好印象です。
（ただ、「す」とか描き文字がちょっと見づらいです……）

◆ロクサーヌ
ロクサーヌは有能だし有用なんだけど、今ひとりしかいないヒロインに早くも没個性感を感じるのはなぜなんだ……？
まぁ一人目のヒロインって、こんな感じだとは思うけど。
他レギュラーキャラが出てきた時の絡みに期待しましょう。

◆ろくでなしの妄想
とてもゲーム的な世界観なので、妄想してしまうことがあります。
パーティの人数制限のあるゲームをしたことがある方は覚えがあると思いますが、パーティ人数が増えてくると、（序盤等）一時期重用していたキャラも、いずれお留守番ポジションになっていきます。
ほら、序盤で強くても、後から加入したキャラにポテンシャルや成長率で敵わない、ってことあるじゃないですか。
僕はバタフリーはシオンタウンまでしか使ったことのない人間です、どうも。赤しかクリアしてないけど。（何の話？
拠点を手にしたミチオパーティですが、メンバーが増えてパーティから外され、万年留守番になってしまうキャラとか出てこないかな～～～～。
大事にされたかつての記憶に取り憑かれて病まないかな～～～～～。
そんなろくでもない妄想をね、してしまうんですよ。

[潔さんの感想 · 2023年2月8日]

う～ん何か代わり映えがしないんだよねぇ(￣▽￣;)
中間でちょっとダレるところかな！？