風立ちぬ・美しい村 (角川文庫)

著者 :
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レビュー : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041075029

感想・レビュー・書評

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  • 情景描写がうまく、2人が座っているところや冬の冷たさなど情景がありありと目に見えるようでした。

  • ジブリ版を観たあとすぐ読んだ。風立ちぬ は鬱になりかけた。

  • 「美しい村」から始まり「風立ちぬ」まで、さわりを読んだだけでは一見そうとは思えないが一繋がりの話。
    全体的に風景や人物描写のあとに語り手の感想等の記述があるとあう丁寧親切設計なので、私のように情緒の理解に乏しい人間でも話に迷子にならずに読むことができるのはよかった。
    実体験をもとにした話は珍しくないが、そこに妄想という妄想を加えて究極的にピュアにした理想の最後を描いた、という印象を受けた。これが二人のやり取りだけで、もし広大で美しい自然の描写が無かったら胸焼けを起こして途中で読むのを放棄していただろう。

  • ジブリ映画「風立ちぬ」に先立って読み始めたが、読了は遥か後日となってしまった。文筆家の主人公が小説の題材を求めて軽井沢で過ごす風景を小説にするという「美しい村」を振り出しに、少し苦手な純文学の小品が綴られる。読む速度が上がらなかった。解説は多士済々で、中には自分の解説に酔っているのでは? と思うものがあったが、恐らくそれが書かれた時代には何の違和感も無かったのだろう。残念ながら著者が意図した音楽的なリズムも感じられず。

  • 「美しい村」
    前半は田舎の情景描写が主だが後半は専ら絵を描く少女との交流を通したものが主になる。全体的に散在してる印象。実際に起きたことをぽつぽつと書いているような。
    「麦藁帽子」
    夏を背景に少女に対する想いの移り変わりを描いた作品。彼女への想いにまた気づかされるシーンは印象的。二人はもう交わることはないのだろうか。昔を回顧するものが多い?
    「旅の絵」
    堀辰雄の神戸旅行の様子を描いている。形容しがたい鬱々とした心の沈みを感じる。その分ハイネの詩が深く感ぜられる。
    「風立ちぬ」
    常に漂う死の気配と、しかしその中で感じられる生の喜び。死を感じながらも、2人が共有する愛、幸福があまりにも儚くて愛しくて号泣してしまった。心理描写と共に描かれる情景描写も秀逸。素晴らしい生の物語だ。

  • 描写している情景がきれい。

  • はずれ

  • 『麦藁帽子』が美しくてとてもよかった。あれだけなら☆4.5としたいところだけれど、他の作品は純文学に慣れた私でも退屈だった。

  • 描写が丁寧。

  • 軽井沢とサナトリウム…そして死。現代のイメージとは全く違うけれど、別荘街を歩いていて感じたことがあるのを思い出した。

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