双花斎宮料理帖 (角川ビーンズ文庫)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041075098

作品紹介・あらすじ

「おいしい」と笑ってくれたら――それが、私の居場所。父が流罪となり、元服できずにいた真佐智。ある日、当代が異国に嫁ぐため一年後に空位となる、美味宮候補に選ばれる。神に食事を捧げるだけの閑職と知って都へ戻る決意をするも、料理経験のない真佐智は失敗ばかり。そんな中、世話係となった炊部の少年・奈津から「なぜ、美味宮になりたいんだ」と覚悟を問われ……!? 「食」で結び合う少年たちの和風ファンタジー!

感想・レビュー・書評

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  • 最初は真佐智がいかにも子供っぽいですが、人にもまれてぐんぐん成長していくのでそこが楽しい。恋愛色は無いのですが、真佐智の素直な勢いが良かったです。

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著者プロフィール

広島県出身。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』にてデビュー。温かく優しい読後感が持ち味で、登場人物の繊細な心理描写も高く評価されている。他著に「封鬼花伝」シリーズ、「箱入り王女の災難」シリーズ、「一華後宮料理帖」シリーズ、『ここは神楽坂西洋館』『仙文閣の稀書目録』などがある。

「2021年 『転生佳人伝 寵姫は二度皇帝と出会う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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