- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041075265
作品紹介・あらすじ
誰もが羨む、川沿いの瀟洒なマンション。
専業主婦の菜緒は、育児に無関心な夫と、
手のかかる息子に疲弊する日々。
しかし209号室に住む葵という少年が一家に「寄生」し、
日常は歪み始める。
キャリアウーマンの亜沙子、
結婚により高校生の義母となった千晶、
チョコレート依存の和葉。
女性たちの心の隙をつき、不幸に引きずり込む少年、「葵」。
彼が真に望むものとは?
恐怖と女の業、一縷の切なさが
入り交じる、衝撃のサスペンス!
(単行本『209号室には知らない子供がいる』改題)
感想・レビュー・書評
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悲しい話だった。
愛を知らず知らず気付くことなくのグループと、最後に愛に気づく人
こんなにも違う結果になるのだなぁ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん
つまらなくもないけど、とても面白い!というわけでもないホラーでした
映像化したら効果的かも。 -
209号室には知らない子供がいる。
その子供の名前は葵。
葵に取り入れられ、いつしかサンクレールの住人達は、少しずつおかしくなっていく。
幽霊なのか、イマジナリーフレンドなのか、最後はなんだか不気味なまま終わってしまった。
櫛木理宇さんの小説は、いつもなんだか怖い。
この怖さを書けるのが凄い。 -
1話目が一番怖かった。母親だけが悪者にされ、父親は責任を放棄して子の味方のように、もう一人の子供のように振る舞う。その構図は結構よくあるのではないか。
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今月5冊目
★★★
んー、微妙。この本読んだら、子供に葵ってつけるのやめるよな。。
この作家も変態系からホラー系やら多彩ね -
瑕死物件 読了。
とあるマンションの住人たちが、ある男の子アオイと出会い不幸のどん底へ。いろんなパターンで不幸になっていく、逆・座敷わらし。
最後の最後までおぞましい恐怖。ねっとりとした女の怨念系が好きな方にどうぞ。