立川忍びより 忍ビジネスはじめました!

  • KADOKAWA
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041075364

作品紹介・あらすじ

ブラック企業を辞め、ひきこもっていた青年・大倉多聞が借金のかたに見合いをさせられた相手は忍者だった!
忍者一家・藤林家の面々に押されて(!?)、
困っている人を助ける何でも屋「忍ビジネス(しのびじねす)」を始めることに。

許婚の女子高生・杏子の友人や、実家の中華料理店の危機を救ってくれた「立川デブ四天王」の一員・俊さんなど、
立川の街の人たちの悩みを解決していくなかで、多聞自身も成長していく。
そして、以前に自分が逃げ出したブラック企業で、元同僚が今も耐えていることを知った多聞。
過去と向き合い、依頼人のためにとった行動とは……?


『僕僕先生』の著者による、現代の「忍者一家」で過ごすことになった青年の日常を描く、
はちゃめちゃボーイ・ミーツ・ファミリーな成長物語!

感想・レビュー・書評

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  • 一気に読めるが、一部難解な部分があった。

  • 僕僕先生シリーズの著者ということで期待したがで、アイデア倒れ……

  • 失敗だと思う~多聞がブラック企業従業員時代の元彼と高円寺の厨房用品設備会社の今彼を結ぶ・大学時代に世話になった大学近くの中華料理店経営者と父母は知り合いだった・生き物好きの中学生を虐めているのは唯一彼に話し掛けるしっかり者の女子だった・嫌いなものを周囲の人間に厳格で見せる七海は杏子の同級生・杏子の兄三太がたすきを繋げなかった相手は病院のベッドの中で走っている積もりだ・健康食品会社時代の同僚は死にそうになりながらサプリを完成させたが会社側は何故か妨害する~何せ、結末がお粗末。長編の一作目を書いて、今度は短編集だったのだろうか?カバーの絵も戴けない

  • 初出 2017〜18年「文芸カドカワ」の6話。シリーズ2作目。

    忍者の末裔大倉多聞が、親の借金のために同じ忍者の末裔の藤林家の娘杏子の婿候補兼家政夫として忍者屋敷に住んでいるが、今回は藤林家の人々の協力を得て、人助けのビジネスを始める。
    最初の依頼者は、多聞の元恋人で婚約者の秘密が気になる。次は実家中華料理店北京楼の隣に進出してきたおしゃれな上海楼の社長。その社長と明神池の仲間でいじめられている紘一。江湖の親友で親しくなる人に恐怖の幻覚を見せてしまう七海、の弟。大食い四天王の一人でかつての駅伝ランナー俊、多聞のブラック企業勤務時代の同僚。
    まあ、トンデモな展開の娯楽作なのだが、多聞が次第に杏子さんたちの信頼を勝ち得ていくのが、ちょっと嬉しい。

  • 期待外れ!!

  • 忍びかぁ、かっこいい。
    でも、そこへ居候する普通の人間からすると、心休まらない。常に気を張っていないといけないだなんて。訓練で慣れるものなの?
    ま、退屈な毎日って飽き飽きすることはなくなりそうだけどね。

  • 初めて仁木さんの作品を読みました。

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著者プロフィール

1973年大阪府生まれ。信州大学人文学部に入学後、北京に留学、2年間を海外で過ごす。2006年『夕陽の梨─五代英雄伝』で第12回歴史群像大賞最優秀賞、同年『僕僕先生』で第18回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。「僕僕先生」シリーズは読者の圧倒的支持を集め、ベストセラーとなる。著書に「千里伝」シリーズ、「くるすの残光」シリーズ、「黄泉坂案内人」シリーズ、「立川忍びより」シリーズ、『撲撲少年』『真田を云て、毛利を云わず 大坂将星伝』『三舟、奔る!』など多数。

「2022年 『モノノ怪 執』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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