隠密同心 闇の密約(三) (9) (角川文庫)

  • KADOKAWA
3.50
  • (1)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041075401

作品紹介・あらすじ

遠州望月家の筆頭家老畑中政兵衛門守と松尾主水の境界争いは老中本柳越後守の裁定を待つばかり。三者三様の思惑が交錯する中、紛争の裏に隠された真実を突き止めるべく暗躍する市松。残された時間は十日。最後の裁定までに遠州に駆けつけ真実の証拠を掴んで戻ることができるのか。権力者の私利私欲のため、口を封じられ罪を被せられて闇に葬られた死者たちの無念を晴らすべく、市松は覚悟の旅に出る。涙涙のシリーズ最終巻!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 隠密同心 闇の密約シリーズの3作目。

    最後の終わり方が、急に隠密同心を辞めることになって、平和に二人で幸せになるのは、どうも納得できない。
    字が小さい。文庫本。

    隠密同心シリーズは、3作で1話。今までで3話、9冊になる。今回でこのシリーズは終了。

  • 隠密同心にするべく、父親から厳しい稽古を受け、身分を隠さねばならないため、錺職人としての技もそれで商売が成り立つほどの名人ぶりに。奉行所の隠密同心として働く市松の最終シリーズ。ある藩の支藩と本藩の領界線の紛争をでっち上げて領土を取り込み、自分の息子を藩主の養子としようとする家老と、そのことに絡む幕府老中と大商人との企みに真っ向から向かう。

  • 隠密同心
    上手なラストだな
    時代小説で何気に感動したわ

  • 2023.08.04

  • 第九弾で最終話
    陰謀の実体が、藩乗っ取りの陰謀
    影の実体を晒しての老中との対決
    役目を去ることに

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

一九四七年、東京都生まれ。八三年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八八年「絆」で日本推理作家協会賞、九〇年「土俵を走る殺意」で吉川英治文学新人賞を受賞。他に「仇討ち東海道」「遠山金四郎」「風烈廻り与力・青柳剣一郎」「栄次郎江戸暦」「蘭方医・宇津木新吾」「親子十手捕物帳」「八丁堀赤鬼忠孝譚」「義賊・神田小僧」シリーズなど著書多数。

「2023年 『剣の約束 はぐれ武士・松永九郎兵衛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小杉健治の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×