この素晴らしい世界に祝福を! 邪教シンドローム (15) (角川スニーカー文庫)
- KADOKAWA (2018年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041075548
作品紹介・あらすじ
ウィズに正体を暴露され、バニルに金をむしられたダークプリースト・セレナはカズマとの交渉の末、これから行うことを口外しないようお互い約束する。これをきっかけに再びアクセルの街に波乱が訪れ――!?
感想・レビュー・書評
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本来の目的である「魔王」の単語がちょくちょく出てくるようになり物語も終盤に向かっている様子。前巻で出てきた魔王軍エレナの下僕となったカズマがその天然さでエレナをやり込めていく様が楽しい。 流れから魔王は倒され,カズマはめぐみんかダクネスとくっつくまでは既定路線だろうなと思いつつ,この世界の住人でもカズマの恋愛対象でもないアクアはどうするのだろうかと思っていたのだけど,次巻辺りでその辺に踏み込む感じ。 アクアが来てから日本人が送られてこなくなった原因も納得。女神様仕事してんじゃん。
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この巻はアクアをクローズアップするはずが、実はそうでもなくて最後はめぐみんが持っていく展開。笑えます。
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魔王軍幹部のダークプリースト、セレナによって、冒険者たちが傀儡化されていく。
セレナは傀儡と復讐をつかさどる邪神レジーナ崇拝者で、それにより攻撃すると自分にも跳ね返ってくるという厄介な相手。
セレナはカズマに魔王軍との取引を持ち掛ける。魔王軍の結界が壊れそうな一方、人類側はチート組が現れなくなったという。
セレナはその後も、感謝されるのと引き換えに傀儡化するという手段で信者を増やしていく。カズマはセレナの企みを邪魔しようと、ドロップキックをかませたり、トイレがない小屋に閉じ込めたり、嫌がらせを続ける。
カズマも傀儡化されてしまうが、同時にレジーナ信者になってセレナの力は半減し、また自堕落な生活により散々な目に合わせられる。
レベルリセットの薬によりセレナとカズマは弱体化し、セレナは魔王幹部として捉えられ、王都へと護送される。魔王の娘による王都振興計画とアクセルの街への襲撃計画。
アクアは女神の自覚を新たにし、魔王討伐に燃える。紅魔の里にも王都防衛の依頼がゆんゆんのところに来るが手紙を二軍補欠のめぐみんが焼いてしまう。
アクアは書置きを残し一人で魔王討伐へと飛び出し、カズマたちは後を追うことに。。。