むれ

  • KADOKAWA
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感想 : 66
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  • 本 ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041075890

作品紹介・あらすじ

シンプルなテキストに、びっしり描き込まれた”むれ”。
子どもたちは夢中になって“むれ”の仲間はずれを探します。

ひつじのむれ、さかなのむれ……、とうめいにんげんのむれ?
だんだんかわった“むれ”が登場します。

ひと味違った探し絵遊びができるこの1冊。
最後まで読み進めると、大切なメッセージに気づかされます。
大人も子どもも、多様性ある社会を生きるすべての人たちへ。


【ピース又吉直樹 推薦!】
ページをめくるたびに、「発想」と「発見」があって、わくわくした。
「むれ」にもバリエーションがあって良いのだと勇気も貰えた。
ひろたあきらの想像力から目が離せない。


【受賞続々!】
「第12回MOE絵本屋さん大賞2019」新人賞第1位/「第3回未来屋えほん大賞」第3位/「第7回積文館グループ絵本大賞」第1位


【ひろたあきら】
1989年愛知県生まれ。吉本興業所属のお笑い芸人。
ライブなどで活動するほか、絵本を用いたイベントや読み聞かせ会を積極的に行う。
本書が初めての絵本作品となる。

感想・レビュー・書評

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  • むれのものがたりかとおもったら間違い探し的な感じ笑 
    いろんな生き物がちょこっとちがくて子ども達
    あったーーー!笑笑
    て笑ってた(笑)

  • 強い子であって欲しい
    一人でも立ち向かって欲しい
    親のエゴかもしれないけど、特別な何かを持って産まれてきてしまったことを誇りに思って欲しい
    これを読んで欲しい
    強制はできないけど

  • 読み聞かせをするには書画カメラがあったほうがいい。ちょっと小さめ。
    普通の対大人数での読み聞かせには向かない大きさ。

    読むと大ウケで、みんなでどれ〜?と言いながら探す。最後にきちんと余韻を残す。バランスのいい一冊だと思う。大型本でほしいなァ〜〜

  • これは!!とってもオススメ!

    小さい子向けの絵探し絵本かな?って思って、ページをめくると…かわいい!シュール!ポエマー!そうきたか~!!ってなりますよ。

    著者は吉本の芸人さん。
    なるほど、相手を楽しませることを追求し続けた方というわけですね。

    急に難易度の高いアリのページ。
    7歳娘は音を上げましたが、母は見つけましたよ。
    ふっふっふ!

    それでいてこの絵本、メッセージ性もあって、深いです。

  • 図書館。新刊コーナーでパラパラ読むと、年少娘が食いついたので借り。ユーモアがあって、親子で楽しい時間を過ごせた。透明人間には笑った。返却間近になってふと裏表紙の作者紹介を見て、吉本の芸人さんだと知り驚き。2020/2/16

  • 「あれ!クラスで自分だけみんなと違う!」と感じたことないでしょうか? 自分だけ見た目が違う、自分だけ家庭環境が違う、自分だけ感覚が違う——それは時にはネガティブに「なんで自分だけ」と影を落としたり、時にはポジティブに「自分だけが特別だ」と思い込ませてくれたり……。

    反対に「自分はクラスのみんなと一緒で、ぜんぜん個性がなくてダメだなあ……あいつはあんなに輝いてるのに」と悩んだことないですか?

    そんな感情の全てを肯定してくれるのが、よしもと所属の絵本作家・ひろたあきらのデビュー作『むれ』。ゆるめの可愛いイラストで、きりん、さかな、うんち、宇宙人、透明人間などいろんな群れが登場します!

    でもよく見ると、1匹だけみんなと違う……。
    首の短いきりんがいる。

    と、本文でリードしてくれますが、他にもみんなと違うきりんがいたり。

    カラフルなうんちがいますとリードしてくれますが、長いうんちもいたり。

    一度だけじゃなく、二度三度読んでも楽しめる絵本になっています。めちゃくちゃ工夫して作ってるなあ〜。

    マクロでみたら群れの一人、ミクロでみたら同じ人なんていない、だから群れの一員てことも否定しないで、個性も否定しないで、あるがままで良いんだよ。そんなメッセージを受け取りました。

    大人も子供も、時には間違い探しのように楽しめるし、時には強烈なメッセージを読み取ることもできる。クオリティの高い一冊!おすすめです。

    ———紹介(公式より)———
    【笑って、泣いて、勇気をもらえる】
    子どもがむらがる探し絵本。

    シンプルなテキストに、びっしり描き込まれた”むれ”。
    子どもたちは夢中になって“むれ”の仲間はずれを探します。

    ひつじのむれ、さかなのむれ……、とうめいにんげんのむれ?
    だんだんかわった“むれ”が登場します。

    ひと味違った探し絵遊びができるこの1冊。
    最後まで読み進めると、大切なメッセージに気づかされます。
    大人も子どもも、多様性ある社会を生きるすべての人たちへ。

  • さまざまなむれの中のなかまはずれをさがす本。
    とてもおもしろい。

  • 読み聞かせ用。色んなむれの中から、仲間はずれを探すのが楽しい。

  • これ、子どもだけではなくて、大人、お年寄りにもおもしろいですね。
    最後のところで、思わず笑みがこぼれました。

  • 作者はよしもとクリエイティブエージェンシー所属のお笑い芸人。確かにこれはフリップ芸の趣がある。子どもにはウォーリーを探せ的な楽しみかたができるし、大人には発想の面白さが楽しめる。

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著者プロフィール

1989年愛知県額田郡幸田町生まれ。吉本興業所属のお笑い芸人。絵本作家。 2021年、幸田町絵本大使に就任。 絵本を用いた
ワークショップや読み聞かせ会を積極的に行う。2019年2月に刊行した処女作『むれ』( KADOKAWA)が「第12回MOE絵本屋さん大賞2019」の新人賞第1位、「第7回積文館グループ絵本大賞」第1位、「第3回未来屋えほん大賞」の第3位に選ばれるなど多くの絵本賞を受賞。
その後も第2作『いちにち』(KADOKAWA)、『にゃおにゃおにゃお』(ヨシモトブックス)、『ぐるぐるぴ』(講談社)など、精力的に活動を続けている。

「2023年 『ちんぽうがき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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