猟犬の旗 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041076491

作品紹介・あらすじ

「お前たちのためじゃない。俺の仕事のためだ」
「外国人の反乱か。いいな。確かに現状はそういう感じになりつつある」

 日本の誇る情報機関(便宜上「イトウ家」と呼ばれる)、そこには使役される猟犬(スパイ)がいる。
「何事もないのが一番いい。そのためならどんなこともする」猟犬たち。
ある者は望んで、ある者は脅され、その身を機関に捧げている。
 外国人にもかかわらず、不本意ながら猟犬となった男が休暇を取ったその日、日本のまどろみは崩壊した――。
関西国際空港に新宿駅、日本の主要都市で起きる爆弾テロに銃撃テロ。“外国人の反乱”に、男が動く。
 猟犬は、どの旗に忠誠を誓うのか?

 現代日本を舞台とした、スパイ小説の新潮流!!

感想・レビュー・書評

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  • 新聞の書評欄に掲載された小説と、本屋の店頭で掲示されていたので、読んでみたが・・・
    ペルー人の「俺」が、日本の国益のためスパイ活動をする話だが、いまいちピンとこなかった。
    ハチャメチャな行動が続き、会話も読み手には届かず、上滑りの感が最後まで。

  • 大阪・東京など日本の主要都市でテロを繰り返すテロリストと闘う日本の工作員を描いたサスペンスノベル(2019/6/25発行、734E)。

    前編とは異なり、やや過剰なアクションが取り入れられたため、リアル感が無くなったのは残念。
    とは云え、アメリカやヨーロッパでは無く、日本の工作員を描いたサスペンスノベルとしては、なかなかのモノなので、気になる様であれば一読の価値はあると思います。

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著者プロフィール

ゲームデザイナー、作家、漫画原作者。
第5回日本ゲーム大賞優秀賞、第32回星雲賞メディア部門を受賞した『ガンパレード・マーチ』をはじめ、『絢爛舞踏祭』や『ガンパレード・オーケストラ』三部作などを手がける。
その特異な世界観と研ぎすまされたシステムから、「芝村ゲー」と呼ばれ、高い評価と熱狂的なファンを多数獲得している。
小説の代表作に『マージナル・オペレーション』シリーズ(星海社FICTIONS、全5巻)があり、同作は『月刊アフタヌーン』でコミカライズが連載中。また、『マージナル・オペレーション』前史にあたる新シリーズ『遙か凍土のカナン』(星海社FICTIONS)もヒット中。近年は多くの漫画原作も手がけている。
現在、世界観設定などを担当したブラウザゲーム『刀剣乱舞』が大ヒット中。Twitterアカウント @siva_yuri

「2023年 『マージナル・オペレーション [F3]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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