警視庁SM班 シークレット・ミッション (I) (角川文庫)

  • KADOKAWA
3.51
  • (11)
  • (35)
  • (40)
  • (4)
  • (3)
本棚登録 : 394
感想 : 30
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041076507

作品紹介・あらすじ

警視庁捜査一課内に新設された強行犯特殊捜査班、通称「SM班」。そこは、優秀だが組織に上手く馴染めない事情を抱えた者たちが集められた部署だった。異例ずくめの経歴を持つ6人は、配属初日から猟奇的な事件の捜査を命じられる。それは行方不明の女子大生の耳と指が、売買のために運搬されていたというものだった。メンバーは独自の能力を活かし、真相に迫るが――。型破りなチームが異常快楽殺人犯に挑む警察小説新シリーズ!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 富樫倫太郎『警視庁SM班 I シークレット・ミッション』角川文庫。

    『SRO』の姉妹シリーズの第1弾。

    今度はSMを趣味に持つ6人の刑事が……

    というのは嘘で、一癖も二癖もあるはみ出し者の6人の刑事が警視庁捜査一課に新設されたSecret Mission班のメンバーとなり、連続快楽殺人犯を追う。個性豊かな6人の刑事が時に衝突しながら、犯人を確実に追い詰めていくストーリーが非常に面白かった。5月には第2弾が刊行されるようで待ち遠しい。

    生きたまま若き美女の肉体のパーツを切り取り、それを売買することを生業にする鬼畜の如き犯人たちと、肉体のパーツを指定して買い取るド変態の顧客と、まさに世も末というような描写の連続。警視庁捜査一課に新設されたSM班の6人の刑事は犯人たちの凶行を止められるのか……

    本体価格880円
    ★★★★★

  • SROみたいってのが、一番の感想ですね。あっちじゃ進行形の捜査が出来ないから、捜査一課のシリーズをですか。そのうちクロスするんですかねぇ。

  • SM班2を借りようと思ってまだ読んでいないSM班1を読んだ。登場人物が面白いキャラクターなので引き続き2を読んでみたいと思った。但し私はあまりにも偶然が多かったり現実離れの力が作用するような展開は苦手なのでそれが出ないようにしてほしい。

  • Kindle unlimitedで。
    大好きなSTに似た雰囲気。多様性が大事ですよね。

  • シークレットではないよな。SROの小型版。はみ出しものの刑事たちの集まりだということだがそれほど突飛な感じはしない。

  • 異色のメンバーの組み合わせに、ハマってしまった。このメンバーの今後の活躍に期待している自分がいる。

  • スゴい面白いです。
    スピード感があってとても読みやすい。

  • *警視庁捜査一課内に新設された強行犯特殊捜査班、通称「SM班」。そこは、優秀だが組織に上手く馴染めない事情を抱えた者たちが集められた部署だった。異例ずくめの経歴を持つ6人は、配属初日から猟奇的な事件の捜査を命じられる。それは行方不明の女子大生の耳と指が、売買のために運搬されていたというものだった。メンバーは独自の能力を活かし、真相に迫るが――。型破りなチームが異常快楽殺人犯に挑む警察小説新シリーズ!*

    読みやすいです!
    内容は猟奇モノですが、カラッとした文調とさばけた登場人物たちのおかげで全く陰湿感がない。

    各々の突出した能力がなければ絶対に解決しない流れですが、読んでいてスカッとするのでそれも良し。
    シリーズものなので、次作も楽しみです。

  • ちょっとグロで好みではなかった

  • 05月-09。3.0点
    警視庁SM班、新作入手したため再読。
    読みやすい。クセのある登場人物ばかりだが、読ませる。

    犯人の異常性描写が上手い。

全30件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

富樫倫太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×