警視庁SM班 シークレット・ミッション (I) (角川文庫)
- KADOKAWA (2020年3月24日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041076507
作品紹介・あらすじ
警視庁捜査一課内に新設された強行犯特殊捜査班、通称「SM班」。そこは、優秀だが組織に上手く馴染めない事情を抱えた者たちが集められた部署だった。異例ずくめの経歴を持つ6人は、配属初日から猟奇的な事件の捜査を命じられる。それは行方不明の女子大生の耳と指が、売買のために運搬されていたというものだった。メンバーは独自の能力を活かし、真相に迫るが――。型破りなチームが異常快楽殺人犯に挑む警察小説新シリーズ!
感想・レビュー・書評
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富樫倫太郎『警視庁SM班 I シークレット・ミッション』角川文庫。
『SRO』の姉妹シリーズの第1弾。
今度はSMを趣味に持つ6人の刑事が……
というのは嘘で、一癖も二癖もあるはみ出し者の6人の刑事が警視庁捜査一課に新設されたSecret Mission班のメンバーとなり、連続快楽殺人犯を追う。個性豊かな6人の刑事が時に衝突しながら、犯人を確実に追い詰めていくストーリーが非常に面白かった。5月には第2弾が刊行されるようで待ち遠しい。
生きたまま若き美女の肉体のパーツを切り取り、それを売買することを生業にする鬼畜の如き犯人たちと、肉体のパーツを指定して買い取るド変態の顧客と、まさに世も末というような描写の連続。警視庁捜査一課に新設されたSM班の6人の刑事は犯人たちの凶行を止められるのか……
本体価格880円
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SROみたいってのが、一番の感想ですね。あっちじゃ進行形の捜査が出来ないから、捜査一課のシリーズをですか。そのうちクロスするんですかねぇ。
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SM班2を借りようと思ってまだ読んでいないSM班1を読んだ。登場人物が面白いキャラクターなので引き続き2を読んでみたいと思った。但し私はあまりにも偶然が多かったり現実離れの力が作用するような展開は苦手なのでそれが出ないようにしてほしい。
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Kindle unlimitedで。
大好きなSTに似た雰囲気。多様性が大事ですよね。 -
シークレットではないよな。SROの小型版。はみ出しものの刑事たちの集まりだということだがそれほど突飛な感じはしない。
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異色のメンバーの組み合わせに、ハマってしまった。このメンバーの今後の活躍に期待している自分がいる。
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スゴい面白いです。
スピード感があってとても読みやすい。 -
ちょっとグロで好みではなかった
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05月-09。3.0点
警視庁SM班、新作入手したため再読。
読みやすい。クセのある登場人物ばかりだが、読ませる。
犯人の異常性描写が上手い。
著者プロフィール
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