心霊探偵八雲10 魂の道標 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 269
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041076729

作品紹介・あらすじ

左眼を傷付けられ、死者の魂を見る力を失った八雲。そんな中、唯一の肉親である妹の奈緒が幽霊に憑依された状態で行方不明になる。奈緒を探す鍵はマンションで多発する心霊現象にあるらしいのだが!?

感想・レビュー・書評

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  • 八雲のストーリーを思い出した!
    一心が亡くなって、奈緒は後藤たち夫婦に引き取られ、後藤は警察を辞めて、八雲は目を傷つけられた。

    晴香どさくさに告白か!?
    誰かに想いを伝えるのって勇気がいる。
    関係が変わること、自分も傷つくかもしれない、相手も傷つけるかもしれない、でも伝えないと何も前に進めない。
    もちろんぬるま湯のような、陽だまりのような優しさが必要な時もあるけど、八雲に必要だったのは一心が亡くなった今、保護者ではなく、対等に真っ正面から向き合ってくれる人だったのだろう。
    自分を思ってくれる人がいる。
    自分のために動いてくれる人がいる。
    晴香の想いを受けて、自分の軸を持てた八雲は、奈緒を救うために自らの父と対峙する。

    なんだかクライマックスに近づいてきた。
    次回の二人の関係も、石井刑事と真琴の進展もあるか気になる展開だ。

  • 自分の価値を失った時。
    これまで誰もが彼の目を頼りに事件解決への道を辿っていたのだから、彼がそう錯覚してしまうのも無理は無いのかもしれない。
    人と本気で向き合う時は、嫌われる覚悟も時には必要であり寄り添うだけが全てではないんだよな。

  • 何かができなくなる。その他には何もないと思っていると、なんにもできない人間だと落ち込む。下を向いて生きていきたいならそれでもいいかもしれない。でも、前を向いて、 少しは上を向いていた方が楽しいよ。

    たまたま生きている今を元気に泳いでいたい ♡

  • むかーし、めちゃくちゃどハマりして。
    でも最新刊でないからと、しばらく遠ざかっていた八雲。
    最終巻が出たからと、ちょっと遅れながらも読めてなかった10巻から。

    久しぶりに読むと、みんなが不器用すぎて感情人間すぎると感じちゃう部分も多々あり、胸がうわあってなることもあって。悪すぎる意味ではなく。
    八雲は、昔思ってたほどかっこよくなくて。
    晴香は、昔思ってたほど優しいいい子じゃなく。

    それでも、なんか2人の関係は相変わらず好きやし、スラスラ読めてあっという間に八雲の世界に浸れて。
    大好きやったシリーズはやっぱり好きなんやなって思った。次巻と最終巻を読むのが楽しみ。

  • 美雪の逃走がそろそろパターン化してきましたね。
    逃げられないと次続かないのはわかるけど
    なんで毎回逃げられるの・・

  • なんといっても晴香ちゃんの叫ぶシーンですよ。彼女はいつでも素直でまっすぐだけど、こんなにまっすぐ八雲に言葉をぶつけたのは初めてじゃなかったかしら。
    八雲を傷つける言葉だとわかって叫んだ晴香も、同じくらい傷ついてる。そうやって強くなった絆があるんだなって対決のシーンで思ったし、必ず八雲は晴香ちゃんを救う。次回が最後らしいけど…そう思って待てる。

  • 「心霊探偵八雲10 魂の道標」
    第10弾。


    宿敵の七瀬美雪に左眼を傷付けられて、死者の魂を見る力を失った八雲。失意の底に落ちてしまう。そんな中、唯一の肉親である奈緒が幽霊に憑依され、行方不明に。奈緒を探す鍵はマンションで多発する心霊現象にあるらしいが、八雲は自分に出来ることは何もないと動けない。


    憎んでいた男の血が流れる眼の力を奈緒が失ったタイミングで使えない。自分は最早何も出来ない無価値な男だ。君(晴香)も、死者が見えなくなった自分には用は無いだろう?


    と想定内の形で自暴自棄になった八雲。彼を引っ叩くのは皆さま予想通りの晴香である。このフォーマットは、まあだろうね、となるが、次はそうはいかない。七瀬美雪の暗躍である。


    もはや捕まることは見込めないのか。八雲も彼女が現れるのは予想通りだと言いながら、逃げ道までは予想通りではないのか。いつも逃げていくのだ。どうやって逃げているかは、さっぱり分からない方法で。どうやら警察はこの殺人犯の逮捕を諦めている。まあだろうね、と言う側にも体力の限界があると言うことを知ってほしい。


    八雲シリーズは、会話にせよ、関係性にせよ、展開にせよ、テンプレート祭りではあるのだが、流石に最終章まで、祭りが続くとは思わなんだと言うのが正直なところだ。


    因みに、最終章突入!な訳だから、次回で完結と言う訳では無さそう。この祭りはまだまだ続きそうで、次回もなんか想定内の様で、完結してから読むかも知れない。

  • 久しぶり過ぎてちょっと内容忘れてたw
    安定の読みやすさ、ライトさ、ベタさ。

  • 久々の八雲本編
    ちょっと忘れてたけど、そういえば前巻ではかなりダイハードだったなぁ〜と思い出し
    外伝ものはホンワカハートストーリーが多かったので
    すっかりそのイメージでいてちょっと驚いた
    今回もびっくり状態連発
    帰ってきた親父さん
    なんだそーいうこと、原点エピソードなんね
    って感じで、結構重要な回でありましたね
    次回はまたダイハードな予感
    ハードな八雲も結構好みです(≧∀≦)

  • 読了。

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著者プロフィール

かみなが・まなぶ
1974年山梨県生まれ。日本映画学校卒。2003年『赤い隻眼』を自費出版する。同作を大幅改稿した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』で2004年にプロ作家デビュー。代表作「心霊探偵八雲」をはじめ、「天命探偵」「怪盗探偵山猫」「確率捜査官 御子柴岳人」「浮雲心霊奇譚」「殺生伝」「革命のリベリオン」などシリーズ作品を多数展開。

「2020年 『悪魔と呼ばれた男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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