- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041077177
作品紹介・あらすじ
めずらしいイラストも満載!
読んでいるだけでも心が落ち着き、やさしい気持ちになれる
プーさんと森の仲間たちに学ぶマインドフルネス
本書は、近年ストレスの軽減や集中力の向上に役立つとされ、欧米の企業では社員研修にも採り入れられている「マインドフルネス」を、
森で暮らすくまのプーさんと仲間たちの日常を通じてわかりやすく解説し、紹介するものです。
著者によるとマインドフルネスとは「今、ここで起きている体験に意識を集中している状態のこと」ですが、
これに加え「自分自身や他人にやさしくあること」という、マインドフルネスの最新の流行に合わせた内容になっています。
全16章の本書の各章は二部構成になっており、前半はプーさんのある一日のひとコマを切り取って、
仲間との典型的なやり取りに絡めてマインドフルネスとは何かがわかる内容になっており、その要点を盛り込んだプーさん作の押韻詩も添えられています。
後半は、マインドフルネスの実践法がコラムとしてわかりやすくまとめられています。
プーさんが起床する1章から順に時間は進んでいき、最後にプーさんが眠りにつくとき、
みなさんもプーさんと一緒にマインドフルネスをより深く理解できるでしょう。
ぜひ、プーさんと仲間たちの森でのようすを思い浮かべながら、ゆっくりと、ていねいに読んでみてください。
それだけでも、やさしい世界に穏やかな心を取り戻せるはずです。
著者は、パフォーマンス心理学の世界的権威で、アスリートや俳優、アーティスト、ビジネス・エグゼクティブらの指導にあたる
マインドフルネスのベテラン・インストラクターのジョセフ・ペアレント博士と、その妹のナンシー・ペアレント。
感想・レビュー・書評
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日本マインドフルネス学会の定義によると、マインドフルネスとは「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価せずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」
ここで言う観るとは、「見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、さらにそれらによって生じる心の働きをも観る」こととされている。
そして、心がさまよい始めたらすぐさま気づいて、何度でも集中を取り戻せるようになること。
友情とは、偏った見方をせずに受け入れること
なにもかもがまっさらな体験のように感じられるとしたら、素敵なことですよね。
でもそれは、目と耳そして大きく開いた心さえあれば出会える、ありふれた魔法なのです。
恐怖に対しては、否定したり追い払おうとしたりするのではなく、向き合う姿勢が大事だと言えるでしょう。恐怖をありのままに見つめていれば、乗り越えていけるはず。それこそが、ほんとうの意味で恐れを知らない、ということなのです。
〜感想〜
自分が小さい頃は毎日が新鮮で楽しかったことを覚えています。そしてそのときの感情や感じていたものは大人となった今。もう味わうことはできないのだろうと思っていました。しかしこの本を読んで、今に集中しマインドフルネスな状態になることができれば心は子供の頃に戻れると知り嬉しくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
プーさんのキャラが変わっているのが気になりました。
物語調で「今、ここ」ということが掴みやすい。 -
主題と違うと理解しつつ、キャラ崩壊が気になった…
内容については、自分の価値観と噛み合わなくってちょっと受け入れ難い。とりあえず丸呑みにするのがいいんだろうけど。
プーに例えた事で、あれって個性的なキャラクターが魅力のひとつだと思うんだけど、臆病なピグレットやネガティブなイーヨー、落ち着きのないラビットを、軒並み穏やかに幸せにニュートラルにしてあげようというのがなんとも気持ち悪かった。個人が個人でやるぶんには、またはプーさんという世界でやらなければここまで思わなかったと思うから、プーさんで例えたのは失敗だったのでは。 -
マインドフルネス1冊目
いま、ここにあるものだけに集中する
物事をあるがままにとらえる
食事を味わう