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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784041077528
作品紹介・あらすじ
世界的な「食のガイドブック」の元「格付け人」、牧村紗英。
会社を辞め、飲食店の格付け事務所を立ち上げた彼女は、
日仏ハーフの娘を持つシングルマザーでもある。
主な仕事内容は、人気店の覆面調査。
元麻布の高級フレンチ、
池袋の行列ができるラーメン店、
白浜の料理旅館。
けれど絶品料理が自慢のどの店にも「裏の顔」が……。
絶対的な味覚と調査能力で、彼女がつける「星」の数は?
食小説の手練れによる新ヒロイン登場!
感想・レビュー・書評
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感想
ほとんどの人の舌はバカだから偽装されていても気づかないだろうなと思いながら読む。
2話目までは企業のあら探し、3話目もそれだとちょっとウンザリするかと思ったが、3話目は救われる話だった。
楽しく読めたが、話題によるかな。
あらすじ
牧村紗英は、フランス人夫と別れ、バツイチ子持ち。海外の有名格付け会社の覆面調査員として働いていたが、会社を辞めて独立。投資家のためにその店の品質を評価している。
学生時代の先輩で売れない役者の真山とコンビで調査員をしている。日本のフランス料理の巨匠の店に調査に入る。最高級の牛肉が偽装されているのではないかと疑う。社員からのタレコミで偽装牛肉を使っていることを明らかにする。
次に調査に入ったのは、急成長中のラーメンチェーン店。社長はラーメンにしか興味がなく、専務が独断でチェーン店化して暖簾を乗っ取ろうとしていた。紗英はそれを明らかにして、社長と談判し、社長は会社を解散させ、暖簾分けをして店は守られる。フランス料理のシェフだった智也が、紗英の会社の仲間になる。
和歌山の紀州の庵というホテルと銀座の別館の調査をする。それぞれ双子が店長をしている。和歌山の方は素晴らしいクオリティだが、銀座の方は赤字の垂れ流し。社長の母親が決めないことで方向性を失っていたが、母親の決断で紀州の庵は救われる。前に調査していたラーメン店で働いていた七海が仲間になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2を読み終えて再読する。仕事で携わって出来た関係がそのまま4人の出会いになるって。登場人物もビシッと言う元女将さんや勧善懲悪をそのまま生きているとか気持ちいいです。ヤッさんの血が流れてること、あと一つのことに一心になる生き方がいいです。智也は選ばれた数少ない頂点にいたのに、違う道を選んでる、本当は料理人の道を進まないといけないのに、どっちに転ぶのかも原宏一さんの良さなのかな。また3を待とう。
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劇団員の真山をパートナーとして、覆面調査を生業とする紗英。
主婦の小遣い稼ぎのような副業ではなく、投資家から依頼されて、プロフェッショナルとしての調査を進める紗英がカッコいい!
ストーリーも次の展開が気になって、あっと言う間に読み切ってしまいました。 -
いわゆるグルメ人気店の店に星をつける覆面調査の仕事をしている女性、牧村紗英が主人公。
元麻布の高級フレンチ…
池袋の行列ができるラーメン店…
白浜の料理旅館…
それぞれの章でこれらの店が取り上げられるが、実は料理が自慢のどの店にも「裏」がある……。
フレンチの店では牛肉のラベルの張り替えを舌ひとつであばき、有名ラーメン店ではスープの変化から経営立て直しに一役買い、南紀白浜の高級旅館では兄弟の争いに首を突っ込み円満に解決!紗英のスーパーレディのような活躍は実に痛快だった。これはドラマ化されたら面白そうだなあ…第一章からそう思っていた。
僕のような食通じゃない味覚音痴には、ロースト肉の産地がブルゴーニュ産なのか鹿児島産なのか、正直言ってわからない…美味しければいいじゃんと思う。
こういう客があこぎな飲食店に騙され、高いお金を払わされているのかなあ…
よく食事に行くお店の評価(食べログとか)をネットで調べていく人がいるが、今はそれが普通なのかなあ。だから星をつけることを商売にしている人がいるのだろうけど。
続編も発売されているようだが、機会があれば読んでみたい。
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第二章のブラックラーメン屋さんの話が印象的だった。
フランス人上司の仕事論が素敵。 -
飲食店の味を評価して、その背景まで調べるお仕事の話
世界的な食のガイドブックの元調査員の牧村紗英
調査方針の違いで上司と意見が対立して会社を辞め、日本に帰国して飲食店の格付け会社を立ち上げた
主に個人投資家や機関投資家からの依頼で覆面調査員としてお店の素を評価しようとするが、違和感の原因やその背景まで調べると飲食店の裏側の実態が明らかになっていく
紗英と店側の一人の視点が交互に描かれる
メゾン・ド・カミキ
有名シェフの高級フレンチレストラン
麺屋勝秀
頑固親父のラーメン屋が支店展開している会社
白浜温泉 紀州ノ庵
料理にも力を入れ、いわゆるオーベルジュに舵を切って成功している高級旅館
食品偽装、ブラック会社、世襲問題など
現代の食の問題をお店側を単なる悪者としてではなく、その辺の事情の背景も含めて描かれている
飲食店の裏側の事情がお客さんに影響を与えることもあるのだなぁと思う
食品偽装に関して、故意であろうと過失であろうと、お客様に間違ったものを提供している時点でその評価でいいと思う
でも、そこで終わらないのが紗英さんなのね
確かに、こんな方針だったら某有名飲食店評価会社では上司と相容れないでしょうね
公共放送でやっている、匿名の当事者にねほりはほり聞く番組で、某有名飲食店評価会社の元調査員の人の回があって見たけど
紗英さんのやってる事とはちょっと違ってた
同じ店に何度も通うのは同じだけど、決して自分の素性は明かさないんですよね
あと、もちろんお店側にはフィードバックしない
小説で納得いかないのが、「星をつけるだけ」と言いつつもそこでで終わらず、介入していくところとか、覆面調査であることを時には明かすところ
調査対象に影響を与えているあたりが不完全なんじゃなかろうか
依頼人は投資するかどうかの判断材料としての調査を依頼しているわけで、調査が現状に影響を与えるのは駄目じゃないっすかね?
それとも、依頼人はむしろそれを狙ってたりするんだろうか?
描かれていない案件に関してはそんな様子もなさそうなので、そんなエピソードだけ小説になっていると考える方がしっくりくる
原宏一の食小説は「佳代のキッチン」は既読
「ヤッさん」は未読だけど、ドラマでちょっと見た
やはり、食の描写が細部まで気を使って書いている気がする
そんなわけで、続編も続けて読む -
面白かったです。
格付けのリアルを感じました。
上手く行き過ぎな気がするけど小説だからこれでいいのかな。 -
とてもサクサクワクワクしながら完読しました。出てくるお料理にも惹かれ、登場人物にも惹かれます。仕事をしている者として分野は違いますが、とても気持ちをシャキッとさせられました。3つの物語以外も読んでみたい作品です。アシパルモンティエを作ってみようと思います(。•̀ᴗ-)✧
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購入
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原宏一の食の裏世界シリーズで読み応えはあるものの「握る男」のような物語のうねりはない。
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4人の給与分利益出すの大変。
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色の覆面調査員。お店に星をつけるだけじゃなく時にはお家騒動解決にも手を貸す。
高級店で出されたらステーキ肉の産地を疑わないよー、雰囲気に飲まれてわかんないし。
ラーメン店に限らず飲食店のブラック労働はほぼ常識と言ってもいい状況では。
銀座出店なんて見栄だけで出来ることじゃない、赤字なのに10年も続けるなんて親バカもいいとこだよ。
不思議に出てくる料理に魅力を感じなかった。 -
歯切れの良い倫理観を突き付けることは、もはや正義とは呼べないのかもしれない。
現実的ではないからだ。
本著のサクセスストーリーが、現代社会の澱みを明瞭に映し出すことがシニカルでならない。 -
個人経営の料理調査員、紗英は元フランスの一流覆面調査員で抜群の味覚の持ち主。
元劇団員の真山と組んで一流レストランを調査し実態を暴いていく。
短編3話が収録されており、それぞれ読み応えがあった。続編もあるようなのでぜひ読んでみたい。 -
どのお店にも裏では様々な問題がありそれを上手い事解決に導く話の構成は読みやすく面白かったです!
中盤くらいから主人公のキャラがブレてるような気がしましたが全体的に店舗も良く続編も読んでみたいと思いました。 -
レストランの格付け調査員をやっていた牧村紗英が食に関する調査会社を立ち上げて、パートナーの真山らとレストラン、ラーメンチェーンなどの調査を行うというお話。調査テーマが異なるお話が3~4こ入っていて、ドラマの原作になりそうな感じ。気軽に読めるし、娘などの登場人物も好感が持てて悪くないね。続編もあるみたい。
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食小説なら原宏一さんですね。料理に関して、、、本シリーズは紗英・杏奈親子の作るフランス家庭料理が楽しめそうです。ストーリーに関して、、、食品業界の裏を知り尽くした筆者ならではのテーマに『ヤッさん』のような人情味がからみます。読みやすく、面白かった。
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世界的な食のガイドブック、ミシュランでしょうか、この格付人である牧村紗栄子が、飲食店の格付け事務所を立ち上げ、覆面調査員として、色々な店にいき、トラブルをも解決していく。
読みやすい、人物も生き生きしており、面白い。次回作を読みたいと思います。
著者プロフィール
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