探偵はぼっちじゃない

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  • KADOKAWA (2019年3月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784041077566

作品紹介・あらすじ

生徒と教師、それぞれの屈託多き日々に降りかかった「謎」がやがてひとつとなったとき、何が起こるのか。中学3年の夏休みに書かれた、瑞々しくも企みに満ちたミステリ! 第21回ボイルドエッグズ新人賞受賞作。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

多様な視点から描かれる学校を舞台にしたミステリで、15歳の作者が紡ぐ物語は、学生と教師の複雑な日常を鮮やかに映し出します。生徒目線と教師目線の二つの視点が交錯し、テンポよく進むストーリーは、学校のカー...

感想・レビュー・書評

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  • 同じ世界にいる とある先生と、とある生徒の物語。
    最初は、お互い関係なさそうに思われたが、お互いが会話するほど関わるようになり、とても驚いた。
    読み終えた時、タイトルの「探偵」は、二重の意味を持っていることに気づいた。
    この作家は、2002年生まれで、はやみね先生に憧れて現役中学生で書いている。しかも、夏休みの自由作品で偶然書いた。すごすぎる。
    1章1章が10〜20ページで区切られており、1章は生徒、2章は先生みたいに章ごとに交互に登場人物について書いてあるため、飽きずに約350ページ読み終えた。
    はやみね先生の次に好きになりそうだ。

  • 学園ものミステリー。ティーンエイジャーの行き場のない焦燥感、不安感。こういった思春期の心のブレってのは、こじらせると自暴自棄になってしょうもないことをしがちで、その最北端は自死を選ぶというチョイス。学校の教師たちはこういう起爆剤を抱えた生徒をたくさん抱えて面倒見ていく商売なんだから大変なものなんである。

    ミステリーとしては凡庸、劇中劇のミステリーは正直残念な出来。文中で「物語が大事、トリックは小説の味付けにすぎない」と言っているわりには人物描写、特に教師や親たちのキャラクターがぎこちなくて残念。

    小説全体的にうかがえるこなれきってない雰囲気から、この作品ってきっとデビュー作なんだろうな…と思って、あとがきを読んでびっくり!中学生がこの小説を書いたのか!

    そりゃ大人の描写がぎこちなくなるはずやわ、知らんねんから。そら色気のない小説になるはずやわ、知らん(やろな)ねんから。そりゃ思春期の煩悶描写に力がはいるはずやわ、日常やねんから。

    年齢で評価を上下させるのは趣味じゃないので、☆評価はこんなもんやけど、中学生離れした文章力と小説構成能力を考えたら、期待度は☆2つ追加でもええと思う。この作者が、このまま小説を書き続けて、30代くらいになった時の作品が楽しみである。とんでもないモンスター作家になるかもしれないぞ!

  • 15歳でこの出来とはすごいです!(自分は読み専なのに、上から目線ですね

  • 表紙で気になって購入しました
    生徒目線と教師目線で話が進み、テンポが良かったです。
    想像できないラストで驚きでした

  •  学校を舞台としたミステリ。
     学校のカースト、枠組みの中にいるからこその閉塞感ってあるよなぁと思い出す。
     学生側、先生側の2つの視点から語られる物語は、子供でも大人でも生きづらいことを教えてくれる。けれども、未来を選べるのだなぁと。
     作者がこの物語を書いたのが、中学3年生ときいてびびる。いわれてみれば大人枠が少し硬質とも思えるけど、そういう大人いるしなぁ……である。
     この先どんな物語を紡ぐのだろうか。

  • 青春ミステリ。一緒にミステリ小説を書こうとする中学生の少年たち、集団自殺を阻止しようとする教師たち、そして作中作である物語がそれぞれ楽しめます。ラストに向けて徐々に結びついていくのが読みどころ。
    そういえばこのころの友達付き合いって、難しかったかなあ。意に染まない「友達」でも「ぼっち」でいるよりはましなのか。そもそも友達って何? とか。考え始めるときりがないし、だけど大人になってみたらさほどたいしたことでもなかったんだよなあ、なんて。もちろんそこで良い友達を見つけられたら、それはとても幸せなことなのですが。
    いろいろ青いし、うじうじ考え悩んじゃって仕方ないなあ、と思える部分が多いけれど。だからこそ、リアルなこの世代を描いた青春の物語といえるのかも。

  • 中学生パート・教師パート・作中作パートが繰り返される。特に作中作があることが散漫な印象の一因じゃないかと思ったものの、読後に中3作品と知ってびっくり。すごいわ。

  • 友人として鼻が高くなる。
    彼の努力は計り知れないが、とにかく大きく羽ばたいてほしい。

  • 著者が15歳の時の作品ということで少し青臭さも残るけれど、とてもみずみずしいミステリ。友情や大人になり切れない等身大の中学生がそこにいた。教師も良かった。

  • 308

  • 2024.03.06

  • この作品を、中学生が書いたことでまず驚かされる。

    二人の目線、交互に物語が進む。

    高校進学を控えた緑川光毅くんや、お友達の星野温くんについては、自分自身を投影して書くことができるかもしれない。しかし、教師である石坂先生や  原口先生の記述は、すごいなぁと感心してしまう。人物描写や表現力が中学生とは思えない観察力。

    私は、中学生の頃、校内で一人で過ごすというのは、拷問のようだった。とにかく友達はいなくてはいけない。気が合わなくても一人よりは良い…そんなことを考えていたなぁって、思い出した。でも、今は一人が好きだ。あの頃の自分に、一人でもカッコ悪くないと言ってあげたい。

  • 作者は高校生で、本作は中学3年生の夏休みの課題として書き上げたものとのこと。生徒(緑川)、教師(原口)、緑川が書く小説の3つのパートで構成されるミステリっぽい青春小説。自殺しようとしているのは誰なのか。重いテーマではあるけれど、さわやかな読後感でした。

  • 作者が中学生ということで、中学生目線の作品と思いながら読み、最近の中学生はこんな風に感じているんだなぁと少し納得。
    逆に大人の感情などは、なぜ中学生にここまで書けるのかと驚きの気持ちがわいた。
    学生が読むのにも良い本に感じる。

  • たまたま本屋で見つけて購入。
    面白かったー。原口先生と石坂先生がもっとからんでくるのかと思ったし
    オチが甘い気もしたし、緑川が書いた小説のオチも読めたけど
    それでもよかった。
    原口先生の「子どもっぽさ」には辟易したけど、全体として読みやすく青春っぽくてよかった。
    と思ってたら、作者は15歳でこの作品を書いたと。
    なるほどー、どうりで先生が子供っぽいはずだというのと、全体の良い意味での青さに納得。
    次の作品も期待したいな。

  • 2020/10/06 読了。

    図書館から。

  • 凄く凄く素敵でファンレターをかこうかと思いました。
    読み終わって考えてみると、1番素敵なのは本の「題名」だと思います。作中では題名を付けることを保留にしたのに、、、って凄く粋だと思います。
    残り99冊の本を楽しみにしています!
    私が学生だからか分かりませんがとっても読みやすかったです!!

  • ミステリ的な面白さはもちろんのこと、YAものとしての面白さと力強さに感服した。
    友達との関係性、将来の夢、両親との確執。それら全てを超越する、一緒にミステリ小説を書こうという言葉。中学生男子と新人中学校教師の視点が交わる時に見える真実。

  • 話が若いなー、好きじゃないなー、
    と思いながら全部読み、
    中学生の作品だと知ってびっくり。
    叙述トリックに作中作、お見事でした。

    作中作の種明かしが不服だったのと、
    教師のあの感じが好きじゃないので評価低め。

  • 二人の生徒と教師が
    それぞれの謎に立ち向かい、
    その謎がつながった時、
    すべてが解決する という面白い本。
    また、なんと作者が
    私たちの1つ年上の高校二年生!!
    自分たちと近い感覚で書かれたと思うので
    ぜひ読んでみて欲しいです。

    by Yamama

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著者プロフィール

(つぼた・ゆうや)2002年、東京生まれ。現在、私立高校在学。『探偵はぼっちじゃない』で第21回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し作家デビュー。

「2022年 『探偵はぼっちじゃない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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