うちの執事が言うことには EX (角川文庫)

  • KADOKAWA
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041077641

作品紹介・あらすじ

父の突然の引退宣言により、名門・烏丸家の当主となった花穎。信頼する鳳の代わりに執事になった衣更月の存在や、なれない当主業務にも戸惑う花穎だが……。発展途上の主従が事件に挑む、上流階級ミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • 花頴の子ども時代とてもかわいい
    でも小さな時から色彩感知能力で生きづらかったのかなと思うと…奥さん亡き後、真一郎氏の心配は尽きないだろうな
    赤目さん、いつも暗躍しているイメージ…本当は優しい人だと信じたい
    そして初版書き下ろしSS!衣更月以上の鳳の有能さに驚嘆、ふたりの憧れになるのわかる

  • 関係性がまだまだ拙い状態なのでギクシャクしているんだけど、徐々に互いの魅力に気づいていくところが微笑ましい。
    全員で一人って考え方が良いなぁと思います。

  • もうある程度二人の関係が出来上がっているところまで読み進めていたので
    なんだかこのちょっとギスギスした関係が懐かしかったです(笑)

    わらしべがうまくハマったことが
    なかなか運が良いというか物語だからこそ、という感じですかね。

    ちょっとずつ当主として成長していこうとする
    花穎はみてて応援したくなりますね。

  • 2人の成長と日常からかけ離れた場面設定が、最高の癒し。就寝前の至福の物語。次のシリーズも楽しみ。

  • 鳳の用意周到さはさすが。
    手紙には驚いた。

  • 番外編ということなので日常のゆるいお話かと思っていたら、いつも通りぴりりとちょっと辛い山椒のような要素もあった。
    「林檎と棘」では花穎の父である真一郎とその執事である鳳の主従関係をかいまみる。花穎と衣更月の主従関係は、やはりまだまだだなぁと思うのだけど、このまま完璧ではない二人であって欲しいとも思う。第3話のズルは意外で良かった。
    最後まで読んで振り返ってみると、第1話余の「本当のわらしべの話」が印象深い。烏丸家の運転手・駒地がちょっとミーハーなところがあって親しみを覚えた。衣更月のピンチをさりげなく救う。(でも地道で大変な行動だ)そして駒地自身もちゃっかり自分の願望を果たす。ちょっと微笑ましいお話だった。
    表紙の赤目さんが余裕のある立ち姿でかっこいい…(*^^*)

  • 2019/5/21(火曜日)

  • 面白かった。映画も見に行きたいな。

  • 主人&執事のコンビもの。
    海外育ちで日本に帰国し、若くして当主を継いだ花穎と、同じく若くして執事になった更衣月の新米コンビ。
    最初はお互いに慣れずチグハグとするが、次第にお互いを認め合っていく。

    前任のスーパー執事、鳳が良い。
    鳳メインでなく、あくまで新米の二人を軸にしたところが主従ものとしては目新しいかもしれない。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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