鳳は北天に舞う 金椛国春秋 (8) (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041077771

作品紹介・あらすじ

命からがら帰京した遊圭。
婚約者の明々とも再会し、ようやく祝言を、と思いきや。
遊圭を裏切り窮地に陥れた王慈仙(おうじせん)の裁判が始まり、
彼は罪状を全て否認。
歯がゆい展開に加え、今度は後宮で大事件が。
遊圭の恩人・蔡才人(さいさいじん)がある禁忌を犯し、
立場が危うくなったのだ。
彼女を支えるため、明々は後宮にとどまることに。
一方遊圭は、蔡才人の叔父の蔡大官から、
戦火の続く西方へ同行してほしいと懇願され……。
傑作中華ファンタジー!

感想・レビュー・書評

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  • 読み出してすぐに、話がどうもわからない。
    なので、過去ログを引っ張りだしてきてメモを読んだが、
    やっぱりイマイチ思い出せず、繋がらんような気がして、
    ちょっと既刊をしらべてみると、なんとこの北天に舞うの前に読んでないのが1冊ありました。
    でもまあ、いいやと(笑)。読みすすむとどうやら、砂漠から帝都への帰りに、慈仙が裏切ってどこぞの国の俘虜になっていたらしい。が、また別の国の王族やら玄月らに助けられたなんかで(多分)、怪我やら病気やらもあるが、船で帝都に戻る旅路についている、というところらへんからスタートする。なんというか、最初は健全な男子のまま、女装して後宮にはいって、という話だったのに、すっかり普通の中華物になっているような、いまいち乗り切れないのはそこかもしれん。とはいえ、玄x遊がどうなるかは微妙に気になりはじめた(そんな腐れた方向には行かなさげな感じではある)。なんやろねぇ、新刊が出たらまた読むかもしれませんが、忘れたら忘れたでええかな、とちょっと思い始めてます。完結してから気が向いたら読むほうがいいかと思わなくもない。

  • Amazonオーディブルで聴いた。

    短期間にどんどん聴いてるからか、どんな話か全く覚えてない(笑)。
    タイトルも全然覚えない。
    シリーズ名もついてない(金椛国春秋がシリーズ名か。今気がついた。笑)。

    主人公にはずっと魅力を感じない。
    玄月は良いね。

  • 4.5

  • 100ページ目あたりの展開、絶望しかない。軽く書いてあるけれど、何この誰も救われない展開は…!泣けてしまう。玄月が不憫すぎる。小月の微笑みの後ろの深い悲しみも、玄月が見せない怒りと悲しみとそれ以上に小月を思う気持ちと、今まで知らなかったことと起きてしまったことの重みに落ち込む陽元と、陽元は全てを理解できないだろうと推察する玲玉と。誰も救われない…悲しすぎる。
    玄月は一貫して自分の気持ちを見せてくれないけれど、(今回はほんのちょっと見せてくれたけど)それにしても最後の最後までそんなことにならなくても…!って悲鳴を上げそう。
    ここへ来て、急に玄月ファン。

  • 遊圭、玄月、陽元の3人の成長が嬉しい巻だった。それぞれの生い立ちで、それぞれの場所で、思い悩みながらも前へ進む姿にジーンとくる。
    游圭の進む道が定まって、これからの展開が力強くなりそうで楽しみです。
    ホルシードを飼いたい!

  • こういうことで玄月の人間らしさを感じるのは心が痛むけど、思いもよらない展開で続きが気になる。

  • 第59回OBPビブリオバトル「コンビ」で発表された本です。
    2021.3.31

  • いいところで終わった。玄月はどうなったんだろう……。肺挫傷の様子も気になるし。

  • 明々とやっと再開して、祝言か!と、思いきや、なんだかんだと祝言が先延ばしに…
    弦月は宮廷の内輪揉めともいえる、ゴタゴタで、大切な人を傷つけられる。弦月の大切な人がまさか、葵才人だとは…うすうすわかってて、認めたくなかったような…
    朔露との戦いで、ルーシャンが裏切るか⁉️と思ったら、まさかの救出劇に!
    しかも、弦月が置いてけぼりに⁉️大丈夫なのか⁉️
    続きが気になる。

  • 玄月さんがどうなったのかが心配なところで終わってしまい、大丈夫だとは思うけども心配。

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著者プロフィール

1966年島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー。著作に「座敷わらしとシェアハウス」「金椛国春秋」「親王殿下のパティシエール」シリーズ、『狩猟家族』『蒼天の王土』『マッサゲタイの戦女王』『霊獣記 獲麟の書(上・下)』がある。

「2023年 『蒼天の王土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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