妖星は闇に瞬く 金椛国春秋 (7) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2019年7月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784041077788

作品紹介・あらすじ

死の砂漠から金椛帝都への帰路で、
仲間の裏切りにあい、新興の戴雲国に囚われてしまった星遊圭(せい ゆうけい)。
命の危機を脱し、帝都へ戻る方法を探すが、言葉も通じず四苦八苦。
しかし少年王の教育係となり、母妃の奇病を治したことで道が開ける。
ところが金椛国と敵対する大国・朔露の使者が、
戴雲国に味方につけと迫ってきて事態は一変。
一方、辺境の地で役人を務める宦官の玄月にも不穏な気配が……。
傑作中華ファンタジー、劇的展開!

感想・レビュー・書評

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  • Amazonオーディブルで聴いた。

    主人公のセリフが少なく、キンキンしたアニメ声の明々の出番が少ないと快適に聴ける。

  • 4.0

  • 戴雲国に囚われの身となった遊圭。
    持てる知識を駆使して危機を脱するも、次から次へと降り注ぐ厄災のような不運に、読んでいるこちらが、ハラハラし通しの7巻でした。

    次巻が楽しみです。いつ出るんだろう。

  • 面白かった!
    各国の力の均衡。悠圭の初めての策。
    見どころ満載!
    続きはいつですか?

  • 久しぶりに出てきた天狗、まさかの番が……。番ができたと思ったのに、朔露軍にやられるし……。
    ルーシャンにも究極の選択が迫っていて続きがとても気になる。

  • 玄月、ボロボロ大ピンチの回。 ルーシャンに秘密結社強制加入させられ 焼き鏝おされた時には どうなることかと思ったけど 何が役に経つかは分からない。 けど、焼き鏝おされるような宗教、 私も全力で拒絶する。

  • 金椛帝国に帰るはずが、戴雲国に拉致された遊圭。
    でも、いつものようにただでは起きない遊圭。
    朔露に打ち勝つ方法を考えつつ、戴雲国も仲間にしていく。
    戦争が始まり、朔露に勝ったかと思いきや、まさかの桜門関が落ちた⁉️

  • 今回は今までの巻よりはらはらする展開がすごく多かった。個人的にはルーシャン将軍は好きなのでずっと味方でいてほしい。。。

  • 兵法えぐいな〜

  • ジンみたいな人が敵側にいるのはなかなかつらいですね。ルーシャンもこのままだと次に会う時は敵でしょうか。玄月が怒りそう。
    主人公は今回もなかなかハードモードなところを潜り抜け、いくら死なない予言があるとはいえもうほんとおつかれさまです。はやく明々と幸せな日々を送ってほしいです。
    戦の結果もどうなってしまうのかとても気になります。

  • さくさく読めるし面白いんですが、「環境が変わる」「慣れる」「ピンチ」「助けてもらう」の大枠セットが続いている気がしてしまうのが少し残念です。
    戴雲国の繋がりは後々につながるんでしょうね。
    秘密結社がどう関わってくるのか楽しみです。
    個人的にホルシードがかわいいです。

  • 面白い!遊圭、玄月ともに色々なピンチを乗り切るところも面白いし、登場人物の無駄遣いがないところも良い。小月もついに登場。これからの展開がまさます楽しみ。

  • なぜこうも遊圭は大変な目に遭うのか…前回のラストを思うと、なかなか読む気になれず、積んだままだったのだけどやっと手をつけました(^_^;)それでも中盤くらいまで読むスピードも出なかったけど、明々と会えそうかも!ってなったら俄然読む気が出てきたw
    続きが気になる!

  • 余白がない、といつも思うこの作品。
    物語がいきなり中盤からスタートするような印象の始まりに、あれ、ページ飛ばしたっけ?ってなる

    でも読み進めていくと手が止まらなくなる。
    今回は見どころたくさんだった

    2021.1.4
    4

  • 舞台が後宮から始まったから今流行りの中華後宮ものと思いきや、シリーズ名に「春秋」とある通り架空歴史ものなのよね。それを存分に味わえる砂漠の国々との攻防戦。
    だからこそ、外の世界を垣間見たはずの慈仙が後宮の権力争いにしか目を向けていないのが腹立たしい。
    そして遊圭は更に危険に飛び込み陥り切り抜ける。
    玄月の言ではないが、崖っぷちを好んで歩くのは何故なのか。本当に危なっかしいが強運。
    もどこもかしこもハラハラする展開で息つく暇もない。
    誰が味方で敵で裏切り者なのか。ますます続きが気になる。
    そして玄月の小月は蔡才人なのかな。

  • 遊圭は載雲国にとらわれるわ、玄月さんは謀略で皇帝との信頼関係を削がれ命の危機だわ、明々・凛々・タルク組、シーリーン・菫児組それぞれが命がけで役割を果たそうと大冒険だわ、明々と会える!と思ったらすれ違いで遊圭と真人、母妃は朔露へ人質として赴くことになるわ……
    大陸のあっちとこっち、砂漠を挟んで大変な事態が次々起こってはらはらする。
    大変な中で知恵を絞り着実に人脈も広がっていく遊圭にやった!と拳を握る思いがする。でも、うまく行った作戦の傍ら、まさかの楼門関陥落。え?ルーシャンは?
    あと、金椛に使節としていったはずのツンクァ殿下はどうなったかな?(まだ出発してないんだっけ?してたらバタバタの最中で危険だよね?)
    そして天狗( TДT)つか、彼らは成獣になったらそんな大きさになるの!?ずっといたちとか貂くらいのもんだと思ってた……。
    そして玄月さん。明晰な頭脳と冷徹な策略で地位を固めてきてるけど、彼の、実は泥水なめてでも生き抜いてやる!っていうど根性には感嘆する。おきれいなだけじゃなくて、結構体はって先陣切って動いてる彼の生きざまには、敵わないよなあって感じる。彼の底知れぬ執念とか矜持とか。そんな彼も計算外に目をかけちゃう遊圭との掛け合い(掛け合いっていうな)も楽しい。単純な気に入る・気に入らないの次元を越えてるもんね。
    続きがきになるよー!つかやっぱり、ルーシャンは?血族という経糸と、同胞(兄弟)という緯糸と。興っては滅びて行く「国」よりも強い結び付きに、彼はどう出るのかな。

  • 続きが気になり一気に読んだ。
    予想外のことがいくつかあり面白かった。

  • 陽元の情報量の少なさは、江戸時代の豊臣秀頼並みだなぁ。頼りない情報と限られた人材で一国を背負わなければならない。がんばれ、陽元!
    そして玄月はいきなりハッピーな青年であることが判明して、ええええ~!そうだったの?!

    登場人物が何組かに分かれて移動すると、あちこちに話が飛んで進まない。
    ここで水戸黄門の素晴らしさに気付きました。あの人達、ずっと一緒に旅してる!

  • 2020.2.27読了

  • 面白いんだけどね。読みにくいのよねえ。人も多くてだんだんわからなくなってきた(-_-;)。ルーシャン、結構好きなんだけどなぁ。裏切っちゃったのかな。ルーシャンとシーリーンがいいなと思ってたんだが。相変わらず無茶だけど死なない遊圭(笑)。玄月さんは苦労ばっかりで可哀想だねぇ(T_T)。皇帝はいまいち好きになれないわ。

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著者プロフィール

1966年島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー。著作に「座敷わらしとシェアハウス」「金椛国春秋」「親王殿下のパティシエール」シリーズ、『狩猟家族』『蒼天の王土』『マッサゲタイの戦女王』『霊獣記 獲麟の書(上・下)』がある。

「2023年 『蒼天の王土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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