葵の月 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041077825

作品紹介・あらすじ

西丸書院番組頭を務める立原家の娘、志津乃には、決して忘れることのできない男がいた。かつての許婚の坂木蒼馬は、西丸書院番士であったが、徳川家治の嗣子、家基の死を切っ掛けに突如出奔したのだ。彼を忘れられずにいる志津乃に対し、蒼馬の友人だった男は、蒼馬が家基の暗殺を疑われていることを告げるのだった――。蒼馬が出奔した真相を知るため、志津乃は彼を捜す決意をする。意外な真相が胸を打つ、傑作時代小説。

感想・レビュー・書評

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  • 将軍の世継ぎ・家基の死の真相を巡る話。史実は動かず、すっきりとした結末には当然ならない。真相を暴いて解決とならないのが政治かと思うと情けない。

  • 誰が主人公というわけでもなく陰謀が主役の物語。
    実在した人物の名前が出る事件なので、すっきりしなかったり、もやっとしたりする終わり方で読後感が悪い。

  •  歴史に詳しかったら、もう少し面白かったのかな。 

  • 家基(いえもと)やん。初出(初出)を読んだ

  • 201906/

  • 52

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著者プロフィール

東京生まれ。フリーランスライターの傍ら小説執筆を開始、2005年「い草の花」で九州さが大衆文学賞を受賞。08年には『一朝の夢』で松本清張賞を受賞し、単行本デビューする。以後、時代小説の旗手として多くの読者の支持を得る。15年刊行の『ヨイ豊』で直木賞候補となり注目を集める。近著に『葵の月』『五弁の秋花』『北斎まんだら』など。

「2023年 『三年長屋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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