OFF 猟奇犯罪分析官・中島保 (角川ホラー文庫)

  • KADOKAWA (2020年9月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784041077870

作品紹介・あらすじ

見習いカウンセラーの中島保は、殺人者の脳に働きかけて犯行を抑制する「スイッチ」の開発を進めていた。殺人への欲望を強制的に痛みへ変換する、そんなSFじみた研究のはずが、実験は成功。野放しになっている犯罪者たちにスイッチを埋め込む保だが、それは想像を超え、犯罪者が自らの肉体を傷つける破滅のスイッチへと化してゆく――。「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ始まりの事件を保目線で描く約束のスピンオフ長編!

みんなの感想まとめ

物語は、殺人者の脳に埋め込む「スイッチ」を開発する見習いカウンセラー、中島保の視点から描かれます。彼の研究は、犯罪者の欲望を抑制するはずが、逆に彼らを自己破壊へと導く結果を招きます。シリーズのファンに...

感想・レビュー・書評

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  • 猟奇犯罪捜査班藤堂比奈子シリーズ
    スピンオフ 猟奇犯罪分析官中島保

    中島先生が、スイッチを押すものとして
    研究を続けるその理由は、償いのため
    「ON」として始まったひなちゃんシリーズ
    それに対応させた「OFF」
    保先生のより深い苦悩の描写
    殺人犯の脳に働きかけ犯行を抑止する
    スイッチの開発
    自らの脳にも負荷をかけて指導医師早川亡きあと
    自らスイッチを押す者となる

    保を逮捕したのは比奈子
    しかし保の罪は現在の科学では実証できない
    彼はセンターで研究を続けることになる
    ONで説明しきれなかったスイッチが
    もう少し詳細に描かれている

    • おびのりさん
      ビマキさん、着々です
      読むと決めたら黙々と

      あと2冊です
      ビマキさん、着々です
      読むと決めたら黙々と

      あと2冊です
      2025/04/19
    • おびのりさん
      ultraさん、いちごの飴ちゃんです

      次はタラニス借りてます
      これは人気なかったのかな
      文庫になってないです
      ultraさん、いちごの飴ちゃんです

      次はタラニス借りてます
      これは人気なかったのかな
      文庫になってないです
      2025/04/19
    • ultraman719さん
      タニラス、文庫ないので、読んでない…(−_−;)
      タニラス、文庫ないので、読んでない…(−_−;)
      2025/04/20
  • 『♪トンでもねえうまさだぜ、信州ポーク♪』…懐かしい響き!響きと言っても読んだだけやけど(^^;;
    (藤堂比奈子さんの着メロ)

    藤堂比奈子シリーズのスピンオフ作品。これが最後かな。はじめが『ON』で、最後が、『OFF』。野比先生の話。

    少女の事件がキッカケに、更に早坂先生に誘導されながら…
    早坂先生…サイコパスとか精神的なのは、見た目は分からんから怖いな〜
    野比先生は、早坂先生にのせられただけで、主犯ではないけど、本人にとっては自分にしかできない事やったんやから、辛いわな。
    もう少し早く、比奈子ちゃんに会っていたら…
    過去は、変えられないので、これからは償っていくしかないし…
    悲しみ倍速や〜(T . T)

    蛍光灯ベビーというのもキツイ。文言も含めて。
     親が赤ちゃんに構わず放置した場合などに、赤ちゃんが蛍光灯をぼんやりと見つめて…サイレントベビーとも呼ばれて…何かしんどい(T . T)

  • 内藤了『OFF 猟奇犯罪分析官・中島保』角川ホラー文庫。

    『猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズのスピンオフ。かなり期待していたが、無難なストーリーに拍子抜け。

    殺人者の脳に埋め込まれた殺人への渇望を抑止するスイッチを開発し、殺人者に自らを傷付け、破滅に向かわせた中島保。本作では『猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズの第1作『ON』の直前の経緯を描いているので『OFF』ということになるのだろう。

    中島保については、シリーズの中で充分に語り尽くされているので、今さら感は否めない。出来れば、全く違うエピソードを描いてもらいたかった。

    本体価格680円
    ★★★★

  • スピンオフ作品。

    野比先生のことが知れて、よかったです。

  • 野比先生の始まりの話
    残酷ではあるが復讐する方法としては凄すぎる。

    懐かしいキャラも出てきて良かった。
    あの場面は視点を変えるとこんな感じだったのかと読みながら納得。

    怖くてなかなか読めなくてずっと積読していたのだが、
    意を決して読むも止まらなくて1日で読み終えた。

  • ONの事件の起こるきっかけとなる保目線のスピンオフ。なんだか切ないなぁ。
    改めて読むと、比奈子ちゃんと接してる時間ってこれほど多くはなかったんですね。

  • 安定の面白さ。
    野比先生の事がもっと好きになる

  • 野比先生のスピンオフ。
    最初のONから、こーつながるのかと。
    あまりにも辛く酷い描写が続くので読むのが辛かった。
    野比先生の葛藤が本作でとてもよく書かれており、切なかった。
    自分の身内がもしもあんな風に殺されたら、犯人には同じ目にあって償って地獄を見て欲しいと思うだろうな。

  • スイッチを押すもの、のび先生こと中島保について書かれている。猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズのスピンオフである。
    ONから始まったこのシリーズもOFFで終わるのだろうか?
    シリーズを読んでいれば、概ね内容は理解していると思うのだが、どこにスポットを当てるのか興味深い。

    早坂院長の犯罪者への思いは、気持ちはわからないでもない。壬生が言った言葉も響く。綺麗事ではないが、理由はどうであれ、やはり人を殺めることはあってはならない。それでは犯罪者と同じである。そして、仕返しは何も産まないと思うのである。むしろ悲しみや怒りや絶望を味わうことになると思うのである。

    のび先生の葛藤が上手く表現されている。比奈子との初対面の際には野比のび太のようなドジブリも描かれており、微笑んでしまった。

  • これで、本編スピンオフすべて読み切ってしまった。
    寂しい。。
    1作目の事件を中島保主観で書いた話で、野比先生の繊細な性格がよくわかる。
    東海林刑事のスピンオフも読んでみたいなあ。

  • 藤堂比奈子シリーズのスピンオフ作品で、シリーズ第1巻『ON』を中島先生視点で語った話。
    『ON』を読んだときは「スイッチ」があまりにSFチックでいまいち納得できなかったが、この作品を読むとそれは置いておいて中島先生の葛藤が切なく胸にせまる。
    シリーズは読むのを中断しているが、また読みたくなった。

  • 仲間がたくさんいて人を集める気質のある比奈子と、ずっと一人だった野比先生の対比がえぐい。
    犯罪者の過去とか背景を思いやる野比先生のそれも大概だと思うとやりきれない。
    紆余曲折あって最後にはひとつの団円に辿り着くことが分かった上で読めたのが救いでした。

  • 藤堂比奈子シリーズ、スピンオフ三作目!
    本編完結後に発行されたスピンオフとしては一冊目となります!

    一巻の事件を保の視点で描かれた内容でした。
    すでに比奈子視点で知っている事件の為、
    あれ、これって…
    となる箇所がちょくちょくあるため、一巻を読み返して本作と照らし合わせて…としたら、また頭から最後まで読んで無限ループしてしまいそうな感じです。
    いやしかし、このスピンオフをもって知る真実もあったために「ON」から始まり、良い「OFF」だったなと思います。

    事件内容が残酷なため、ちょっと読み進めるのに苦労した感もありましたが…
    改めて事件をなぞると、作者の思いがひしひしと伝わってくる気がしました。

    犯罪に巻き込まれて理不尽に命を失った人、遺された人の無念。
    でも犯人も、罪を犯すに至る程の理不尽の被害者だったら。
    罪が罪を呼び伝播していけば、犯罪は止まない。
    そんなことを考えちゃうとちょっと憂鬱になる。

    考えさせられるところもありつつ、でもやっぱりシリーズを追いかけて良かったと思えるラストだったと思います!
    ここまで長かったーー、でも読んで良かった!

    次が堀北恵平シリーズで、そちらは読了済みなので、さらにその次のシリーズも期待したいと思います!

  • 藤堂比奈子シリーズのスピンオフ作品。

    スイッチを押すものである中島保目線で猟奇殺人者の心理を追うお話。

    中島はいつまでもグズグズしてるので最後の方はうんざりする。
    それでいてちゃっかり恋愛はしてます。
    作者の本意は早坂医師寄りと思われますので、早坂医師目線で新シリーズを希望します。

  • 藤堂比奈子シリーズ1話の中島保側のストーリー。
    保が比奈子のことをちゃんと大事に思ってて良かった。

  • 「on」の後、比奈子さんが、中島保をぜんぜん疑っていなかったけど、読者として、最後まで疑ってかかってました(笑)。それが、この巻で払拭されました。

    「on」と別視点で書かれたため、わからなかった、知りえなかったものが浮き彫りにされて、面白かったです。疑いもせず、思い込んでいたものが、覆されて、新たな発見もあって、同じ事件で真相を知っているにもかかわらず、展開にドキドキしました。

    彼の、悲しみと危うさが、どんどん深刻な事態を引き起こしているのに、自ら「弱い」と思い込み、止められないという口実見つけ出しては、深みに嵌っていくところに真実味がありました。境界線などないのだと、出会ってしまったものが残酷であればあるほど、人はいつでもそちらに転がっていく可能性を秘めているのだと、突き付けられた感じです。

  • 2020/11/26
    野比せんせ~い。泣いちゃうよ。
    全部背負わなくていいんだよ。
    早坂が主犯やん。先生には止められなかった。
    ホントもうちょっと早く比奈ちゃんと出会えていたら。
    やっぱちょっとこのシリーズは悲しいな。
    出てくる人みんな好きなのにみんなつらい。
    みんなに会いたいけど読み返すの勇気いるからこれでまた会えたのはうれしかった。
    先生から見た比奈ちゃんがまたかわいいんだ。

  • 『on』事件の裏側。保視点でストーリーが進んでいく。保の葛藤や心情がたくさん描かれており面白かった。このシリーズがさらに奥深くなった気がする。

  • 『うら交番』からの流れで続けて読んでみた。

    内容的にはシリーズ既刊の視点を変えた物語という事でドキドキ感や目新しさは無かったけれど、好きなシリーズだったので、各キャラクターに再会出来たのは嬉しかった(某女子は最新のうら交番にも登場されていたケド)。

    互いの世界観を壊さないのであれば、こういうクロスオーバーな試みは個人的にアリアリです。

    で、次回の恵平さんにも期待大です!

  • #読了 #猟奇犯罪分析官中島保 #猟奇犯罪捜査班藤堂比奈子 #ホラー好き #本好きな人と繋がりたい

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著者プロフィール

長野県出身。長野県長野西高等学校卒。2014年、「ON」で第21回日本ホラー小説大賞読者賞受賞。同作を改題した『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。16年、同シリーズがテレビ化される。以降、緻密な取材に基づく、大胆なストーリー展開が多くの読者を魅了する。著書に「憑依作家雨宮縁」シリーズ「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズ「警視庁異能処理班ミカヅチ」シリーズ「警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花」等多数。

「2026年 『吸魂の剣 火之神の奉り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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