大公妃候補だけど、堅実に行こうと思います (カドカワBOOKS)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041077993

作品紹介・あらすじ

 生活が苦しく、節約に励む侯爵令嬢・テレーゼにある日、大公妃にふさわしいか調べるため、と城への召集がかかる。
“私が妃なんてあり得ない!”と一度はあっさり断るが……

「妃になれない場合、女官として働くこともできます」「何っ?」
「さらに候補者には頭金として十万ペイルを」「乗った!」
即答し、トントン拍子で家を出ることに。だが城で待っていたのは、わがまま放題な令嬢達とのお妃争奪戦で!? 
邪な野望と大金への夢を抱き、テレーゼ、堅実な人生設計で行きます!

感想・レビュー・書評

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  • 貧乏侯爵家の娘テレーゼは大公妃候補になれば、妃になれなくても女官になれるかもしれないと言われ、喜んで大公の城に向かう。そこでのなんやかやのドタバタ劇。テレーゼの底抜けの明るさと庶民くささが売りかな。

  • 設定や名前についてはツッコミどころ満載なんですが、ラノベなのでその辺は略。

    きゅんきゅんポイントは大公の花嫁選びのポイントが魔法の指輪だけではない、というところかな。誰にも言わない思い出を共有してるってトキメキポイント高い(笑)
    ジェイドの口説き方もポイント高い!
    でも全く伝わっていない(笑)結構ストレートに物申してるぞ!ここのとこハーレクインっぽくてドキドキした。
    ジェイドの恋の行方(あえて主人公のとは言わない)が気になるので続きが読みたい本

  • 大公妃候補に選ばれたのに、全く大公妃になる気のないテレーゼ。実家を助けるために女官になろうと奮闘するのを見るのは楽しい。嫌みを言われても、全くへこたれない感じも。生活が大変といっても、落ち込んでいるのではなく、節約を楽しんでいるように見えるのもよかった。楽しく頑張るテレーゼと、それを助けるジェイドやメイベルたちをもっと見ていたくなった。

  • リトハルト侯爵家の令嬢テレーゼ大公妃候補として城へ召集されるが…。
    ちょっと魔法がある世界で、大公妃にふさわしいなら指輪が薔薇を咲かせる…かな? 

    いくら貧乏でも侯爵令嬢としてこれは無いだろうみたいな場面もあるが、総じて楽しめた。
    次の巻も読もう。

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著者プロフィール

岡山県在住。2012年から執筆を開始し、Webにて発表。2017年「異世界で幼女化したので養女になったり書記官になったりします」で出版デビュー。猫をこよなく愛する。

「2020年 『異世界で幼女化したので養女になったり書記官になったりします2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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