運命の恋 恋愛小説傑作アンソロジー (角川文庫)

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本棚登録 : 104
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041078716

作品紹介・あらすじ

運命の相手と知り、自分の分身のように感じる相手と結ばれたり、結ばれない運命だったり。悲しい恋やコミカルな恋、ロマンチックな恋など「運命」に翻弄される人間の、さまざまな姿を味わえる。男女がかくも違い、だからひかれあうのだ、ということがよくわかる物語の数々。村上春樹、角田光代、山白朝子、中島京子、池上永一、唯川恵という恋愛小説の名手たちによる傑作短編集。あなたも「運命の赤い糸」が見えていますか?奇跡の出会いは、きっとある――。人気作家による最高の恋愛小説アンソロジー

感想・レビュー・書評

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  • 短編小説は電車移動にピッタリで、他本と並行してよく読んでいる。
    今回「運命の恋」をテーマのアンソロジー
    歯の浮いた題名に 本にカバーをつけたくなるくらいだが、
    これがなかなか当たりだった。
    *村上春樹の「4月の晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」
    ちょっとした言い回しで すぐさま村上ワールドに引き込まれ 
    情景が美しく見えてくる
    「村上RADIO」のリスナーとしては あの年齢不詳の村上春樹が語っている声が
    主人公と重なり 尚 おもしろい。

    他にも角田光代、小さいおうちの中島京子は(んんん・・・)と考えさせられ
    山白朝子(乙一=中田永一=安達寛高)や唯川恵はもう魔物の世界?ホラー?

    巻末の編集をした瀧井氏の解説を読むと 気になって また読んでしまった。
    新海誠監督が「諳んじることができるくらい好きな一篇」と言う村上春樹
    「4月の~」は読んでおいて損はないですよ。

  • 村上春樹の”4月のある晴れた朝に100%の女の子に出会うことについて” もうタイトル聞いただけでなにやら素敵な話しだとわかる。
    確かに新海誠の”君の名は”みたいな話しだ。もちろん、春樹氏の小説の方は先で新海氏はこれにシンパシーを感じて原風景といえるほど好きと語っているそうだ。
    時空を超えて出会うふたりはまさに運命の恋なんだうな。
    角田光代の”誕生日休暇”も面白かった。
    いろんな偶然が重なって結婚することになる男性。
    もし、一個でも違ってたらそうはならなかったかもしれないっていうのが運命を感じる。

  • 甘ったるい恋愛話に飽きた時にオススメ。

    運命の恋、というタイトルだったので
    甘い恋、苦い恋等の話があるのかと思ったけど
    少し変わった恋愛作品が書かれている短編集。

    コミカルなものがあってみたり
    バラエティに富んだ作品だと思う。

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著者プロフィール

1970年沖縄県生まれ。早稲田大学在学中に『バガージマヌパナス』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。96年『風車祭』で直木賞候補に。沖縄の伝承と現代を融合させた世界を確立。圧倒的なスケールのエンタメ作品を次々と発表。著書に『レキオス』『シャングリラ』『テンペスト』『黙示録』などがある。

「2017年 『ヒストリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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