- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041078723
作品紹介・あらすじ
社員8人のベンチャー企業。だが、世界に通用する技術と情熱があった――。
「電子宅配便」を日本にもたらしたイーパーセル株式会社の社長、北野譲治の手腕を描く!
岡山に生まれ早稲田大学へと進学した北野譲治は、契約社員として損保会社に就職した。明るい性格で仕事熱心な譲治は、歩合制のこの仕事で優秀な成績を収める。独立した譲治に、「イーパーセル」という電子宅配便を扱う会社の社長から、ぜひ働いてほしいとの依頼が来た。新しいことに挑戦したい譲治は、この依頼を引き受けるが、会社の経営は困難を極めていて――。Googleに勝利し世界に名を馳せたイーパーセル株式会社。熱血社長・北野譲治の驚くべき手腕とは?
『辞令』『最強の経営者』の著者が描く、サラリーマンへの応援歌。
感想・レビュー・書評
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読みやすかった
色々な問題がでて来たが打ち勝つ所が爽快でした
少しあっさりしてたかと思いますが、
面白かったです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ベンチャーの壁
この小説は米国起業が日本での起業(立ち上げ)の難しさを説いた一例で、日米の資本主義の違いを痛感する小説だ。米国特許技術のライセンスを得て日本での販売は社会習慣の違いをもろに受け、特に代理店では険しい。現実私も米国シリコンバレー、ベトナム、日本での起業、どれも国事情、環境が違うことでの壁は多く、特に日本は格段に高い。ここにあるように日本ベンチャーの起業環境は米国とは一概に対比できないが、日本は起業者数は格段に少なく、その理由の一つに資金調達など信頼性を得るまでの時間が圧倒的に長いことを覚悟しておくべきだ。教訓:先輩・経験者に聞くのが一番早く効果も上がる。 -
面白い話ではあったが、主人公の前向きな話ばかりが多く、いまいちであった。
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若くして出会った人がジュンちゃんで、その花屋でアルバイトしながら商才を磨き、社会人としての基本と人付き合いを学び後々見事に発揮している。
ジョージは何でも嫌がらずにやる。そこで出来た人脈を活かしてどんどん出世する。しかし財津と出会い人生を狂わさられる事になる。そんな時でも悩んだ時はジュンちゃんに会いに行く。ジョージにとっては社会のオアシスのようでもある。誰でもそういった場所や人がいるのだと思いました。僕ならジョージコーポレーションで満足してたかな。 -
読みやすかったです。
ただ深みはあまりなかったです。ベンチャーに起こる問題もわりとあっさり乗り越えているように見えてしまいました。 -
雨にも負けず 小説ITベンチャー
高杉良、得意の実名経済小説。
主人公はITベンチャー企業「イーパーセル」の社長、北野譲治。イーパーセルはインターネット上で大容量データを安全に送信する技術の特許を持つ。技術力は優れているが、従業員は10名にも満たない。北野社長自らセールスマンとして日本全国を飛び回る。
そんな小さな会社が2011年、巨大IT企業、グーグルを特許侵害で訴え、事実上の勝訴を勝ち取り、イーパーセルと北野社長は一躍注目される。本作品は、ここまでの北野社長の過去を小説化。
保険代理店経営者として抜群の成績を収めていた北野譲治は、イーパーセル創業者より勧誘され、入社。しかし、入社後、創業者のビジネスマンとしての欠陥、会社組織の稚拙さが次々と明らかになる。資金繰りの悪化、人材流出、米国法人との対立など、会社は倒産寸前に追い込まれる。
新たなビジネスを創造する能力と、創造されたビジネスを普及させる能力は全く異なる。いかに優れた特許を持った会社でも、その特許を使ってカネを生み出せなければ、経営は行き詰まる。イーパーセルの場合、優れた創業者と優れた経営者、北野譲治がギリギリのタイミングでスイッチできたことが救いだった。 -
久々の作者さん。損保会社の契約社員を経て独立起業、そしてITベンチャーで電子宅配便を扱う「イーパーセル」に転職した北野が主人公。ストーリー方が雑、人物が描かれていない。見方が一面的…。経済小説の第一人者だと思っていたし好きだったが肩透かし
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よいしょ!
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社長の自費出版みたいな内容