邪宗門の惨劇 (角川ホラー文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041079690

作品紹介・あらすじ

〈母さん、帰らぬ、さびしいな。
 金魚を一匹突き殺す。

 まだまだ、帰らぬ、くやしいな。
 金魚をニ匹締め殺す。

 なぜなぜ、帰らぬ、ひもじいな。
 金魚を三匹捻ぢ殺す。〉

北原白秋の童謡『金魚』と共に、推理作家・朝比奈耕作に送られてきた、中学時代の同級生・熊谷須磨子からの手紙。
朝比奈は指示通り松濤の洋館を訪れるが、同様に呼び出された同級生2人と館に閉じ込められてしまう。
蝋燭だけが頼りの暗闇で脱出を試みる3人だが、やがてどこからか女の金切り声が響きわたり――カーテンの裏には“突き殺された”熊谷須磨子の死体が転がっていた!

この空間、異常すぎる!
予想は何度も覆される、絶対に読んでほしい“怖ミス”の名作を復刊しました!!

感想・レビュー・書評

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  • 吉村さんのミステリーは好きなのですが、これに関しては、んー…となりました。まず、登場人物に警戒心が無さすぎるのがどうなんだろうか。警戒しまくってたら話が進まないのは分かるんだけど、気持ち悪い手紙貰って、電話も無いっていう怪しい洋館行くかねと思ってしまった所で、ちょっと冷めてしまった。

  • こういう展開は、なかなか読んだことないので新鮮。

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著者プロフィール

東京生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送ディレクター、編成プロデューサー、 扶桑社書籍編集長を経て1990年より専業作家。
1986年扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』でデビュー。2009年10月発売の『蛍坂』が200冊目の著作。
2011年9月ライフワークの『魔界百物語』がスタート。100本の書き下ろしミステリーに挑む。

「2012年 『幻影城の奇術師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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