- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041079799
作品紹介・あらすじ
α一族の後継者として育った律は、17歳の時にヒートが起こりΩであることが発覚。以来、「Ωの姫」として和平のため敵対関係にあった獣人のαに嫁ぐことが決まり、花嫁修業に励む。だが結婚式当日に現れたのはお隣の大狼家の若様・亜威だった。律がもふもふに弱いことを知る亜威は「しっぽとミミからでいい。俺を好きになってくれ」と請うが、律は想いを素直に伝えられない。更に自身が亜威の『運命の番』でないことが追い打ちをかける。だが嫁いでから初めて律にヒートが訪れ・・・?
感想・レビュー・書評
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可愛かったよね、モフモフで一途な獣人攻。
ただ、今の自身の好みの傾向としては「ツンデレ受」はどうにも苦手で、落ちまでの間読むのがしんどかったのが正直なとこです。
思ってる事と真逆の言葉が口から出るとか、脳内でぐるぐる考えた挙げ句言葉足らずとか、進行上仕方ないんだけどね、しんどかったっす。
オメガバってのは、あんまり関係なかったよね。子供生まれた訳じゃないしね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
素直になれない律と律のことが大好きな亜威。お互いのことが大好きなのに、自分の好きと相手の好きは違うと思って、すれ違ってしまう。そんな2人を見ていると、もどかしくて仕方がなかった。それでも、「好き」とは言葉にできないけど何かをしたいと思って頑張る律や、好きになってもらおうと思って頑張る亜威を見るのは楽しい。周りから見たら、両想いだと分かるのに何故。とは言いたくなるけれど。もふもふが大好きで、楽しそうにもふもふしている律が可愛かった。
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オメガバースで獣人と人間がいるBLファンタジーな世界でした。ラブコメで本人達以外にはバレバレの両片思い。オメガバースならではの運命の番や巣作りなどの事も書かれているのでオメガバース初心者の方や可哀想なのが苦手な方にオススメできます!