機動戦士ガンダムNT(1) (角川コミックス・エース)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041080016

作品紹介・あらすじ

宇宙世紀シリーズ映画「機動戦士ガンダムNT」を、「ガンダムUC バンデシネ」のタッグ福井晴敏×大森倖三が、映画では描かれなかったオリジナルエピソードなど新要素を盛り込み堂々コミカライズ!!

感想・レビュー・書評

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  • 『ラプラスの箱』解放から1年が経った宇宙世紀が舞台の物語ですか。あれだけの騒乱と覚悟と願いの果てに『箱』が開かれたというのに、大して世の中が変わらなかったというのは虚しいね…
    ただ、本作の場合は単純に『箱』解放から1年が経った世の中を舞台とするだけでなく、むしろジオンが地球にコロニーを落としてきた悲劇をこそ源流としているのか

    予知のような形で人々を悲劇から救った三人の子供達、『奇蹟の子供たち』こそ新たなる騒乱の始まりのようで

    源流のズレは新たなる物語の開始を意味するわけだけど、それでもUCとNTを繋ぐ存在が居れば物語は繋がっていると感じさせる。その役はあのマーサに任せられた感じか
    ユニコーンやバンシィなどを生み出したビスト財団の首魁、連邦政府の裏を統べるような人間だからこそ知りうる『フェネクス』の情報をNTの主要人物たちへと引き渡せるわけだ

    と言っても、この第1巻はほぼ序章のようなものである為にマーサがどのような情報を握っているかは判らずじまい。また、メイン機体となるナラティヴも顔見せ程度
    『奇蹟の子供たち』と呼ばれたヨナ達がどうして連邦やルオ商会に拾われ、新たなる騒乱に身を投じていくのかは次巻以降に明かされるのかな

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著者プロフィール

1968年東京都墨田区生まれ。98年『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年刊行の2作目『亡国のイージス』で第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2003年『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞を受賞。05年には原作を手がけた映画『ローレライ(原作:終戦のローレライ)』『戦国自衛隊1549(原案:半村良氏)』 『亡国のイージス』が相次いで公開され話題になる。他著に『川の深さは』『小説・震災後』『Op.ローズダスト』『機動戦士ガンダムUC』などがある。

「2015年 『人類資金(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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