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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041080443
作品紹介・あらすじ
御庭番の倉沢家に婿入りした、凄腕の隠密・喬四郎。義父が、義母に内緒で富籤を買うが、その富籤が思わぬ陰謀へとつながっていた――。「秋山久蔵御用控」「新・知らぬが半兵衛手控帖」の著者が放つ痛快作!
感想・レビュー・書評
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江戸の御庭番シリーズの4作目。
2019.09発行。字の大きさは…中。
8代将軍・徳川吉宗の命により御庭番・倉沢喬四郎は、探索に乗り出す…。
此度は、富籤(とみくじ)に絡んで、興行元の寺・賢徳寺の寺僧と紀州徳川家の中屋敷・留守居番頭とが結託して如何様をしている。この富籤の如何様を喬四郎があばくと…。
その富札を義父・倉沢左内が婿・喬四郎よりお金を借りて2枚買い、朝晩、富札に手お合わせている。その姿が何とも言えない(⌒-⌒)ニコニコ...詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
藤井邦夫 著「富籤始末」、江戸の御庭番シリーズ№4、2019.9発行。藤井邦夫さん、まずまず楽しめました。藤井さんにしては展開がやや複雑、それが「まずまず」の理由ですw。吉宗が紀州から将軍になったとき、紀州に置いていかれたと認識した紀州藩佐橋が寺と談合、富籤に細工をして財を成し吉宗への遺恨を晴らそうとするストーリーですが、それに対して仙台藩の命を受けた甲賀忍者、そして御庭番が絡み・・・。私には複雑でしたw。
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