富籤始末 江戸の御庭番4 (角川文庫)

  • KADOKAWA
3.60
  • (1)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041080443

作品紹介・あらすじ

御庭番の倉沢家に婿入りした、凄腕の隠密・喬四郎。義父が、義母に内緒で富籤を買うが、その富籤が思わぬ陰謀へとつながっていた――。「秋山久蔵御用控」「新・知らぬが半兵衛手控帖」の著者が放つ痛快作!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 江戸の御庭番シリーズの4作目。
    2019.09発行。字の大きさは…中。

    8代将軍・徳川吉宗の命により御庭番・倉沢喬四郎は、探索に乗り出す…。

    此度は、富籤(とみくじ)に絡んで、興行元の寺・賢徳寺の寺僧と紀州徳川家の中屋敷・留守居番頭とが結託して如何様をしている。この富籤の如何様を喬四郎があばくと…。

    その富札を義父・倉沢左内が婿・喬四郎よりお金を借りて2枚買い、朝晩、富札に手お合わせている。その姿が何とも言えない(⌒-⌒)ニコニコ...

  • 藤井邦夫 著「富籤始末」、江戸の御庭番シリーズ№4、2019.9発行。藤井邦夫さん、まずまず楽しめました。藤井さんにしては展開がやや複雑、それが「まずまず」の理由ですw。吉宗が紀州から将軍になったとき、紀州に置いていかれたと認識した紀州藩佐橋が寺と談合、富籤に細工をして財を成し吉宗への遺恨を晴らそうとするストーリーですが、それに対して仙台藩の命を受けた甲賀忍者、そして御庭番が絡み・・・。私には複雑でしたw。

  • あら、敵味方混乱した
    二日に分けて出かける時の
    御共にしたのがダメだったか
    すまぬ (´・ω・`)

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1946年、北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」「水戸黄門」などの脚本家、監督を経て、2002年に作家デビュー。以降、多くの時代小説を手がける。「新・秋山久蔵御用控」「新・知らぬが半兵衛手控帖」「日暮左近事件帖」「江戸の御庭番」などのシリーズがある。

「2022年 『野暮天 大江戸閻魔帳(七)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤井邦夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×