しつこい男 身代わり若殿 葉月定光 4 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041080467

作品紹介・あらすじ

虎丸の過去を知る男、現る!

瀬戸内海の海賊が、江戸を荒らす。
賊を命懸けで追う侍に、虎丸は――!?
続々重版の大人気シリーズ第4弾!

急逝した旗本の若殿・葉月定光と瓜二つだったため、元広島藩士の村上虎丸はその身代わりとなり、旗本の若殿として生きることとなった。
だがそんなある日、虎丸が広島藩士だった頃に殴り合いをした男・高里歳正が定光に拝謁したいと現れた!
ばれたら一大事と寝所に押し込められた虎丸。
一方、公儀からは、石見から大量の銀が輸送される三月後までに、賊・鬼雅を捕らえよとの難題が。
鬼雅はかつて瀬戸内海を荒らしていた海賊で、歳正とも深い因縁があったのだった――。

感想・レビュー・書評

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  • しつこい男 ― 身代わり若殿 葉月定光シリーズの4作目
    2019.09発行。字の大きさは…中。

    このシリーズは、読むのが楽しみだ。
    定光は、妻・月姫とついに話をしたと言えるのか(?)。定光は、付き人の高島を月姫と思っているので上手く行かないが、月姫は定光に好印象、今後が楽しみだ。
    とうとう定光は、病気になってしまう。原因は、家臣に座敷に閉じ込められているせいだ。川賊・鬼雅を退治するため活躍すると病気も治る。
    次作が楽しみである。
    2019.10.14読了

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    急逝した旗本の若殿・葉月定光と瓜二つだったため、身代わりとなった村上虎丸。だがある日、虎丸が広島藩士だった頃に殴り合いをした男・高里歳正が定光に拝謁したいと現れた!ばれたら一大事と寝所に押し込められた虎丸。一方、公儀からは、石見から大量の銀が輸送される三月後までに、賊・鬼雅を捕らえよとの難題が。鬼雅はかつて瀬戸内海を荒らしていた海賊で、歳正とも深い因縁があったのだった―。シリーズ第4弾!

    令和3年5月29日~30日

  • L 身代わり若殿4

    前の巻の最後に虎丸の顔素性を知る者(虎丸に因縁あり)が家臣に名乗り出て…という流れ。これはきっと正体がバレるも、賛同を得て新たな協力者になるか、事なきを得て去るかどっちかだな、と思って読み進めたら案外もっと簡単なことだった。そりゃそれが1番いいわ(笑)
    ちょくちょく出てくる月姫側の奥、出番必要?必要なのか。 あと虎丸の遠いところで出てくる名前があるキャラでちょっとだけ深掘りする役回りは絶対死ぬの法則。フラグ立ちすぎだろ。
    なんかこれ読んでると旗本のイメージがなくなるんですけど。家老まで出張って立ち回ってるしさ。
    殿設定なくなるけど、旗本の次男坊ならぴったりで違和感なし。

  • 第四弾
    今度は凶賊『鬼雅』元高松藩の船手組で新規お抱えの弟と共に
    しかも虎丸は藩士による暗殺対象に。
    しつこい相手が多すぎる?

  • 虎丸の身に何が起こっている?

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著者プロフィール

ささき・ゆういち
1967年広島県生まれ、広島県在住。2010年に時代小説デビュー。「公家武者 信平」シリーズ、「浪人若さま新見左近」シリーズのほか、「身代わり若殿」シリーズ、「若旦那隠密」シリーズ、「若返り同心 如月源十郎」シリーズなど、痛快な面白さのエンタテインメント時代小説を次々に発表している人気時代作家。本作は公家武者・松平信平を主人公とする人気シリーズ、その始まりの物語第11弾!

「2023年 『町くらべ 公家武者 信平(十四)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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