時の名前

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 110
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041080573

作品紹介・あらすじ

ギフトブックの先がけ、120万部の永遠のロングセラー。『空の名前』『宙の名前』『色の名前』に続く最新刊が、四半世紀の歳月を経て新登場! かけがえのない人たちとの、かけがえのない時を想うために……

感想・レビュー・書評

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  • 言葉と写真が素敵なこのシリーズが大好き!(*^^*)まだまだ知らない美しい日本語がたくさんあるなぁ(--;)いつか使いこなせるようになりたい(^^;)しかしまわりの人も同じレベルじゃないと…

  • 「時」にまつわることばの数々。正直「時」の概念は私には恐怖でしかなかったけど、この本で出てくることばはあったかい。【彼は誰時】とか【星月夜】とか。【十五夜】もいいけど【十六夜】という響きは好き。【悠久】の類義語に久遠ということばがあるんだ。暦を意識して生活するのも大人のたしなみでかっこいいな。

  • 写真も綺麗で言葉の説明もユーモア溢れる文章で楽しく読めました。
    辞書的な書き方なので、ゆっくり読み込んでいくのが良さそう。

  • 「時」や「時間」にまつわる言葉をイメージした写真とともに紹介する言葉の図鑑。

    ゆっくり読みたいなと、一章ずつ時間を置いて読みました。

    Ⅰ 日の章
    彼は誰時が、誰そ彼時と対するようにあるのだなと。
    ブルーアワーを確かめてみたい。

    Ⅱ 月の章 
    「星月夜」という言葉が好き。よくぞ、ゴッホの絵につけてくれたなあと。
    旧暦の月名の由来。→おたよりの記事のヒントになりそう。
    明後日の語源も、よい。
    中国語の曜日名は、合理的なんだけど「星」の漢字を使っているのが少しロマンチック。が、どういった理由で、いつから使用しているのかしら。

    Ⅲ 年の章
    「花朝月夕」→春と秋で、もっとも気候のよい時期。中国では、旧暦の二月十五日を花朝、八月十五日を月夕という。
    「過越祭」って、きれいな訳語やなあと思う。

    Ⅳ 暦の章
    二十四節気、覚えたいなあと思いつつ。覚えないまでも、気にして季節を送りたい。

    Ⅴ 命の章
    「一期一会」は大切にしたい。人も本も。
    「十月十日」こ写真のモデルさん、キレイなんですがムリしてはらなければよいのだけど。安定期だと大丈夫なのかな?

    Ⅵ いにしえの章
    地質学的な言葉、歴史的な言葉を中心に。

    Ⅶ とこしえの章
    過去から未来
    刹那から永遠
    この世からあの世

    写真の時間の景色も、よかった。

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著者プロフィール

編集者、著作家、プロデューサー。1964年、兵庫県生まれ。レコード会社、出版社勤務を経て、95年よりフリーランス。2003年に沖縄へ転居。企画編集した作品は『空の名前』『宙の名前』『色の名前』(KADOKAWA)はじめ多数。著書に『Contemporary Remix “万葉集”/恋ノウタ』全3巻(角川文庫)『旅のカケラ パリ*コラージュ』『風に聞いた話 竜宮の記憶』(KADOKAWA)、『月のオデッセイ』(リトル・モア)などがある。05年より宜野湾市にてカルチャーカフェ〈CAFE UNIZON〉を経営。

「2019年 『時の名前』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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