鳳凰様の約束の花嫁 (角川ルビー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.17
  • (0)
  • (3)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041080887

作品紹介・あらすじ

孤独な鳳凰様×記憶を失った花嫁の中華風異世界トリップラブ!

蓮は文武両道で周囲から慕われる優等生だが、常に「この人じゃない」という違和感が拭えず結局誰とも付き合ったことがない。しかし、卒業式の日に突然連れ去られた異世界で、見知らぬ美青年に「白蓮」と呼ばれ「やっと連れ戻せた」と強く抱きしめられる。彼は四神国鳳凰領を治める鳳凰神で、蓮のことを彼の花嫁になるはずだったのに陰謀で異世界に飛ばされて行方不明になっていた恋人の神子だと言う。「白蓮」の記憶もなく蓮が戸惑っている間に花嫁になる儀式の日が迫り…?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 鳳凰神×異世界に飛ばされていた神子

    高校の卒業式のあと、正体不明の暴漢に襲われた蓮。あわやという時に、大きな鳥に掴まれて助けられた。しかし目覚めるとそこは異世界。見知らぬ場所のはずなのに既視感もある。鳥の正体はこの国の神である鳳凰様で、自分は2ヶ月前に異世界へ飛ばされた花嫁だった。

    鳳凰様は再生の神様らしいのですが、どのへんで力を発揮したのでしょう…?悪質な大臣らを更迭して国を生まれ変わらせたあたりかな?
    わりとすんなりくっつき、悪人を退治し、ハッピーエンドになりました。設定はすごく凝っていて面白いのですが、その分話が薄くなってしまった気がします。
    でもその後どうなるのか気になってた長桂、あとがき後の小話で伏線回収!実はこれが一番引っかかっていたから良かったわ〜

  • 見知らぬ、でもなんとなく懐かしい場所で目を覚ました蓮。自分が元々この世界の人だ。なんて言われても納得できるはずがない。でも蓮は、周りのことを第一に考えて頑張る。そんな蓮はすごいけれど、心配にもなった。鳳凰はそんな蓮のことを理解しているから、どんどん甘やかして欲しいな。と思った。

  • 異世界に飛ばされたと思ったら、
    実はその世界の方が元の世界だったという意外な始まりでした。
    記憶が戻るまでの蓮の戸惑いとか鳳凰様の寂しさが切なかったのですが、
    その分記憶を戻して、これまで以上に強く結ばれた二人がみれて
    とっても幸せでした。
    長桂の続きも読みたいので、ぜひ続編を!!

  • ★3.8

  • 一風変わった異世界トリップもの。
    実はトリップじゃなくて元の世界に戻ったという展開は新しく、そういった意味では面白かった。
    主人公が努力するのもいいし、主人公たちを助ける友人の存在もいい。
    あとは個人的にだけど、もう少し攻に魅力があったら良かったかな。決してないわけではないけど、主人公たちに支えられていたところが多かったのでそう感じたのかも。でも全体的にまとまったきちんとしたお話でした。

全6件中 1 - 6件を表示

月東湊の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×