弁当屋さんのおもてなし まかないちらしと春待ちの君 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.85
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本棚登録 : 682
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041081549

作品紹介・あらすじ

思いを再確認しあった千春とユウ。このまま全てが順風満帆に進むと思われたが、千春は上司から「東京に戻ってこないか」と言われてしまう。遠距離恋愛か、転職して北海道に残るか。千春の選択とは――?

感想・レビュー・書評

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  • ☆4

    シリーズ5作目

    千春の帰任期限が迫り、このまま札幌でユウと一緒に暮らすのか、それとも東京と札幌で遠距離恋愛になるのか…悩む千春がどのような決断を下すのかドキドキしながら読み進めました。

    今作では久しぶりに将平さんが登場したり(やっぱり将平さん大好きです!)、第二話のいろんな種類の餃子がどれも美味しそうで…♡お腹が空いてしまったりと、とっても楽しく読ませて頂きました!

    シリーズはまだまだ続くので、これからどうなっていくのか楽しみです(*´˘`*)

  • 私の好物ベスト10に入る、餃子。
    色々な具を入れた試食会シーンでは、焼きたてでかぶりつくとジュワッと肉汁がしみ出る餃子が食べたくなった。
    友達と家族で分業してワイワイ作るのも楽しいし、お店によって味が違うので外で食べてもよし!

    最近は在宅勤務でなかなか会えないけど、中国人の同僚が皮から作ってくれた餃子が食べたいなぁ。
    思い切ってお願いしてみようかな!
    彼曰く、中国では男が皮から作るのが当たり前!とのこと。焼きより茹でる方が一般的だそう。

    明日の夕飯は餃子とビールにしよう!

    おっと、読後感想ですが、頭の中は餃子(とビール❤️)でいっぱい。
    登場人物が今回も全員いい人!
    言葉遣いからして丁寧で、物腰がやわらかく、ゆるりゆるり。
    千春が、私の後輩のほんわかした子と重なった。ちなみにその子は社内でちいかわと呼ばれている。


  • 第五弾。ユウと千春の行方が気になる展開でしたが、こちらも幸せな気分になる結末でホッとしました。
    出てくる人が皆暖かで優しい気持ちになりました。

  • 5巻目にして、やっと恋愛小説になったなって思いました
    千春とユウが最終的にどうなるのか
    あと一冊

  • サクラマス!
    願掛けが可愛い!

  • 面白くて一気読みしてしまいました!
    仕事とユウさん、、どちらを優先するか悩む小春
    サクラマスに込められたユウさんの想いにグッときます!

  • いつでも、そこにあって気心知れた仲間がいる場所って素敵ですよね。我が家をそんな家にしたいなぁと思う今日この頃です。毎回ステキなお話でほっこりします。

  • くま弁シリーズ ⑤
    再来の君とまかないちらし
    春風餃子弁当
    ラワンブキの希望詰め
    行きて帰りしサクラマス弁当

    久々にユウくんを慕う華田将平くんが出てきたー。
    「アニキー」ってくる感じが懐かしかったよー。

    話の最後には、ついにユウくんと千春ちゃんの結婚が
    決まったよー!!
    おめでとー!!
    暗黒な話が好きな私は、おめでとうと言いつつ、
    不幸な話になるのでは…と期待してる自分もいます…。
    いやいや、このシリーズは、ほんわかいてほしい!!
    とも思ってる自分もいます。
    何が言いたいかと言うと、話の流れが定番化してきて
    ちょっとマンネリだなぁーってことですー笑

  • 紆余曲折あったけど、凄く良い話だった~!
    千春が東京に戻るタイミングが段々と近づいてくるのに従って、二人の関係性をどう続けていくべきかっていう所がぐっと来ました。千春の悩みも凄くわかるし、ユウがどう考えているのかって初めてちゃんと気持ちを聞けたんじゃないかなって思います。千春が選んだ生き方が、今後どう良い作用になるのか、凄く楽しみです。熊野さんの涙にも私もうるっとしちゃいました。
    サクラマスの弁当、もし食べる機会があるのなら食べみたいかな!

  • 会社に残って東京に帰るか、それとも札幌に残って転職するか悩む千春です。
    会社に札幌に残りたいと希望を出す手はないんでしょうか?こんないい人なら会社も辞めてほしくないと思うんだけど。

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著者プロフィール

北海道出身。第1回角川ビーンズ小説大賞にてデビュー。代表作に「光炎のウィザード」シリーズ、「デ・コスタ家の優雅な獣」シリーズなど多数。

「2023年 『弁当屋さんのおもてなし 新米夫婦と羽ばたくお子様ランチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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