弁当屋さんのおもてなし 夢に続くコロッケサンド (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.92
  • (38)
  • (68)
  • (43)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 653
感想 : 43
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041081556

作品紹介・あらすじ

【コミカライズ決定!!】七月に入り、ようやく夏らしい気候になってきた北海道・札幌。晴れてユウと結婚の約束をした千春は、彼と『くま弁』で一緒に働く未来について考え始める。意を決してユウにその気持ちを伝えた千春だったが、返ってきたのは「自分の人生に巻き込みたくない」という予想外の反応で? 二人が見ている夢は同じなのかそれとも――? 日々悩みは尽きないけれど、少しだけ前に進む勇気がもらえる北のほっこりお弁当ものがたり第6弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ☆4

    シリーズ6作目

    完結編ということで、どのような終わり方になるのかドキドキしながら読み進めました。
    たくさんの素敵な常連客に恵まれた「くま弁」に、いつも私もほっこり温かい気持ちにさせてもらいながら、常連客の仲間入りをさせてもらっているような気持ちで楽しく読ませてもらいました❁⃘*.゚

    シリーズは今作で完結ということですが、番外編?の「宅配篇」も引き続き読み進めていきたいと思います!

  • シリーズ完結編。ユウと千春はもちろんのこと常連客含めて登場人物が皆良い人でとても癒やされました。くま弁のお弁当食べてみたいです。完結してしまって寂しいですが、番外編も読んでみたいです。

  • ついに千春とユウが...!!
    婚約しているのにお互い敬語で、距離があるようなないような二人。
    千春の覚悟を受け止めたユウが、最後の方で突然敬語をやめる。
    読みながらニヤニヤしてしまったよ。

    これで最終回かと思いきや7巻、8巻と続くようだ。

  • 夢を見つけたはじまりの弁当って
    表現がいいな。
    お弁当に想いを込める
    ユウ君が可愛い。
    くま弁オールスターズがすてきすぎる!

  • くま弁シリーズ ⑥
    廃墟に消えるコロッケサンド弁当
    ほろ酔い気分の手鞠寿司弁当
    甘エビ限定海老フライ弁当
    夢を見つけたはじまりの弁当

    すっごく、ほんわかした!!
    最後の話が、ユウくんと千春ちゃんを引き合わせた
    鮭かま弁当を出してきて、キュンキュンしてしまった。
    千春ちゃんが、くま弁のお客さんに対して、
    一生懸命なのが伝わってきて、なんだかそういう姿勢が
    見習いたいなー、って思えたよ。

    今まで出てきた登場人物がワラワラ出てきて、
    ちょっと嬉しかったー。
    シリーズものって、こういうのいいよね!!

  • 最高でした!
    亀地さんの話は、子供を持つ親としてグッとくるものがありました

    続けてこのシリーズを読んで、幸せな気持ちになりました。
    美味しい食べ物、大切な人が近くにいることが本当の幸せなんだなって感じました!

  • ハッピーエンド
    一冊一冊はサッと読めるから小難しい本の合間に読むのが良かった

  • ユウは、千春のことが本当に大切なんだと思う。でも、その言葉が、千春を遠ざけてしまっているのに気づけないのは勿体無い。いい意味でも悪い意味でも、人と人は繋がりあって生きているのだから、巻き込まれる、という表現は、少しマイナス思考すぎやしないか?言葉の選び方って、改めて難しい。自分の人生の選択を、他人に渡しては後悔する。響くなあ。
    2023/10/15

  • 6巻、ようやく読めた。先に配達編を読んでしまったから、これにてお弁当屋さん、終わり。
    似たような空気感で居酒屋ぼったくりという作品を知っているが、そことはまた違う世界観。
    そうか、お弁当屋か…
    ほっともっとくらいしか知らないから、個人でやってるお店を想像しづらかったけど、読みやすくてするすると世界観に入っていけた。
    人との出会いって、多少不審に思われたり怪しく思われても、勇気を出さないと変わらないもんだね。
    主人公にしては珍しい自己卑下もなく親子関係も良好な、ちゃんと働いているキャラクター。自分とは違いすぎて感情移入はしなかったが、そういう順風満帆そうに見える人でもあれこれ悩むんだ、って知れたのは収穫だったかな。
    ここに出る人達が、みんなナチュラルに他人を思い遣り自分のことも大切に出来る人達でおもしろかった。

  • 千春は人の気持ちに寄り添うのが上手だなぁ。ユウのあのこじらせた不器用さは、千春じゃないとやっていけない気がする笑

全43件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

北海道出身。第1回角川ビーンズ小説大賞にてデビュー。代表作に「光炎のウィザード」シリーズ、「デ・コスタ家の優雅な獣」シリーズなど多数。

「2023年 『弁当屋さんのおもてなし 新米夫婦と羽ばたくお子様ランチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

喜多みどりの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×