ドクター・ホワイト 神の診断 (2) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2019年11月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784041081617

作品紹介・あらすじ

驚異の診断力を持つ謎の少女・白夜が高森病院の診断協議チーム「DCT」に入って1年。誤診を指摘し、白夜は次々に患者を救っていたが、以前に難病を患った元グラビアアイドルの日比野カンナが、またしても病に冒された。病名は「癌」。しかも子を宿しており、手術、薬物、放射線――いわゆる癌の3大療法では子供を救えない。果たして白夜は母子を助けることができるのか? 癌のメカニズムと治療法に挑む、空前の医療小説!

感想・レビュー・書評

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  • 「他人の不幸を礎にして、自分の幸福を築こうとするべきではない。他人の幸福なくして、自分も幸福を得ることはできない」
    『ギフテッド』と認められながら若年性ALS を発症し10代から闘病している朝絵が好きなトルストイの言葉。この作品の根底に流れている考え方だと思った。自分よりも人のこと、例えば娘、パートナー、妹、患者、の事を何よりも心配する。やり方が間違っていたかもしれないが、その愛情は強く感じられた。
    周りの人の幸せを願う気持ちになる、そんな本でした。

  • 白夜の謎が明らかに!
    カンナさん、前作で狂犬病になるは今作では妊娠したと思ったら胎児が消えるは、ガンになるは不幸過ぎ⁉︎
    しかも後半に白夜の謎が明らかになるにつれ今ひとつメイン路線から少し外れていき...

    でも、面白かったですよぉ(^ν^)

  • 途中が生化学の教科書みたいになってた。。
    がんの成り立ちについては結構冗長的だったので、いまいちかなぁ。

  • ドラマを見てから読む。
    本書は第2弾であるが、やっとドラマのラストに追いついたという感じ。

    「記憶喪失者として就籍許可の申立てをして戸籍を作成する」
    白夜のような特殊な生まれの人の教育等はどうするんだろうと思っていたが、こういう事ができるんだと納得した。

    次巻が最終となるのかな?是非読もう!

  • 【収録作品】第一章 1年後の喧騒/第二章 消えた胎児/第三章 血のデッドライン/第四章 必然の邂逅/第五章 悪魔の工場

    白夜の正体にまつわる秘密も落としどころも予想の範疇。医学の蘊蓄は今のところ身近でないため、すっと頭に入ってこないが、失敗しないことがわかっているお話は気が楽だ。

  • 前作よりも遥かに難しい医療用語がたくさんで ちんぷんかんぷん…。
    さすがにそういう箇所は完璧に理解するには無理があったので なんとなくサラッと読み進めました……。

    何はともあれ晴汝が助かって良かった!!
    勇気が執刀医をして カルテ的に問題にならないのかな??
    執刀医の名前を書くのもやっぱり嘘を書いたって事…かな??
    2回もそんな事して大丈夫なのかしら……。

  • 前作から1年。白夜は来年春の医大受験を目指して日々勉強をしながら、それ以外の時間の大半は、患者の診断協議に参加している。

    他人と関わりあう術。 さまざまな感情。 笑顔や涙。
    将貴と晴汝のそばで少しずつ成長していた白夜ちゃん。

    幸せに暮らす彼らにもじわじわと魔の手が伸びてきて…。
    「一人にしないで」将貴に抱きつく白夜。将貴は白夜を守る為に「敵」と思われる男に会いに行く。
    (この「一人にしないで」が最後まで読む前と後では全然違ってくる。切なくて苦しい)

    ついに白夜の秘密が明らかになる!
    名前の由来に驚き怒り涙が込み上げる。

    ミステリっぽい感想になりましたが、殆どの話が癌治療の話です。
    難しくて頭に入らなかった(笑)
    簡単に言うと、癌の治療方法は、手術、抗がん剤、放射線の三大治療法だけじゃなく、代替医療と言われる様々な治療法がある。
    様々な癌治療のあり方をすべて統合する、本当の意味での『統合的な医療』をやりたいという話。

    素人には難しいけど、ひとつだけ分かったのは「笑顔」が効くということ。
    ストレスはなんの病気にしてもよくないね。


    ドラマ、1話見た。浜辺美波ちゃんの白夜可愛い。晴汝との関係が断然ドラマの方がいい!プリクラ笑える。

  • 良い。
    癌の実態が分かった。現在の治療法が良いとは限らない。おそらく将来変わるだろう。体を冷やすのはよくなさそうだ。ストレスが一番ダメ。添加物もよくなさそう。運動が大事。
    白夜の親、生まれが明らかになり、思わぬ展開。

  • 癌のメカニズムを明かす医療小説!

    驚異の診断力を持つ謎の少女・白夜が高森病院の診断協議チーム「DCT」に入って1年。誤診を指摘し、白夜は次々に患者を救っていたが、以前に難病を患った元グラビアアイドルの日比野カンナが、またしても病に冒された。病名は「癌」。しかも子を宿しており、手術、薬物、放射線――いわゆる癌の3大療法では子供を救えない。果たして白夜は母子を助けることができるのか? 癌のメカニズムと治療法に挑む。

  • シリーズ2作目で、ドラマ化の原作はここまでらしい。後から原作読むと、うまくドラマ化してたのがよく分かる。ある意味、ドラマよりすっきりと読めた。ただ、あまりに医学的記述が多過ぎるのはちょっと参る。その辺りをもう少し整理してくれたら良かったのになあ・・・

  • 面白かった~
    ドラマも良かったけど、やっぱり原作の方が楽しめますね!ドラマでは描かれなかった白夜の過去が詳細に描かれて、海江田とのその後の交流など良い感じの終わり方でした。ドマラはこの第2巻まででしたが、続きの第3巻があるので読も!

  • 驚異の診断力を持つ謎の少女・白夜が高森病院の診断協議チーム「DCT」に入って1年。誤診を指摘し、白夜は次々に患者を救っていたが、以前に難病を患った元グラビアアイドルの日比野カンナが、またしても病に冒された。病名は「癌」。しかも子を宿しており、手術、薬物、放射線―いわゆる癌の3大療法では子供を救えない。果たして白夜は母子を助けることができるのか?癌のメカニズムと治療法に挑む、空前の医療小説!(e-hon)

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  • 医学は日々変化していくから
    その人にとって何が最善なのか
    常に考え続けないとなぁと思いました。

    それに癌治療って似たような状態でも
    患者の価値観などによって方針が変わるし
    治療の組み合わせも様々だから
    看護師になってどれだけ経験を積んでも
    本当にほんとーに難しいです。

    本当にこれで良かったんだろうかと
    日々悶々と悩み続けてます。

    だから
    白夜が提案した治療法には驚きました。

    本当にこんな治療あるの?って疑ったけど
    白夜の説明をよくよく考えたら
    確かに!ってなることばかりだし
    理に適ってると思いました。

    医療分野の進歩って面白いね。

    そして
    また連ドラを観たい!!

  • 白夜が言うなら正解なんだろうけど…

  • ドラマを先に見てからの小説。
    1冊目よりもはるかにドラマとの設定違いがある。
    なんで?と思ったら。。。
    ああ、これはそのままドラマにはできないわな。。
    癌の標準治療を否定しているのだから。
    中間あたりからずーーっと、代替治療について論じている。

    代替治療を否定はしないが、標準治療あってのことであると思っている。
    なので、その部分に関して、「うーん。。。」と思ってしまう。
    まあ、場合が場合なので、その展開は仕方がないのだが、ただ、サバイバーの方がこれを読んで、「よし、標準治療はやめた!」なんてことになったら。。と思うと、「うーん」とおもってしまうのだ。

    そのあたりで、このままの設定ではドラマ化できなかったわな。と思ったわけで。

  • ドクター・ホワイト 第2作目。
    白衣一枚をまとってさまよっていた白夜を、狩岡将貴が保護しいっしょに暮らして1年半ちかく。
    白夜も感情を理解しはじめ人間らしく成長を感じる。
    高森総合病院のDTC、診断協議チームも息が合ってきて病院も活気が戻ってきた。

    本回は前作で狂犬病を発病した日比野カンナやその夫の新たな病状や、将貴の妹 晴汝の脳にある動脈瘤という、困難きわまる治療に挑む。

    小説の半分くらい?が医学用語、病状の説明、治療方法などが語られ、医療従事者でもその道の人でないと理解が追いつかないのでは?と思える情報量だった。
    (もちろん私はちんぷんかんぷん。読みながら眠りにつくこと数回…)

    とくに既存のガン治療に対しては、筆者の思い入れを感じる。<胡散臭くない>代替医療も多数解説されているので、参考になるかもしれない。

    そして、白夜の謎にも迫っていく。
    そこに巨大企業のトップ、海江田の影がちらつく。
    白夜と海江田につながりがあるのか?
    ついに、核心にせまる。

    小説というより医学書寄りになっているので、難解なところは素人はさらっと流さないと長い道のりになりそう。
    TVドラマを先に見ていたので映像を思い出しながら読み進めた。
    でも白夜の出生を知ると複雑な思いが交錯し、完読すると晴れやかな気持ちで本を閉じられた。

  • 癌を治す、三大治療以外の免疫治療について書かれており、勉強?になった。
    日々、自分たちの体には癌細胞ができていて、通常であれば、自分の体の免疫たちが倒してくれている。ストレスなどの過剰な状況により、それができなくなり、癌が生まれる。
    ストレスない、健康な生活を送る大切さがわかった。

  •  「ドクター・ホワイト」シリーズ第2弾。前作の流れそのままに、白夜が診断協議チームDCTに加入してから1年後の様子が描かれている。本書は前作とは異なり、連作短編要素はなく、「癌」に対するアプローチが話題の中心になっている。専門的な話は少し難しいのだが、抗がん剤などでは副作用もひどくよくなる可能性も高くはないと分かっていてもそこに頼らざるを得ない現状、新しいアプローチを試すときに何が作用してよくなったのかを見極めたい医者側の都合と治ればいいと考える患者側の都合の食い違い、そのようなところが浮き彫りにされていて、読みごたえがあった。
     また、白夜の出生の謎も明らかになり、次作への余韻は残しつつもこれでいったん終わりという印象も持った。

  • 『ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ』から続けてこちらも一気読みでした。
    ドラマはこちらまでベースにしているので、ドラマを観た方は読むことをおすすめします。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。漫画原作者、小説家。コミック原作の代表作に、天樹征丸名で『金田一少年の事件簿』、安童夕馬名で『サイコメトラーEIJI』、姉・樹林ゆう子と亜樹直名で『神の雫』などがある。ワインへの造詣が深く、フランス政府より芸術文化勲章を受勲した。著書に『ビット・トレーダー』『陽の鳥』『リインカーネイション 恋愛輪廻』『クラウド』『東京ワイン会ピープル』などがある。

「2021年 『ドクター・ホワイト 心の臨床』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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