- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041081624
作品紹介・あらすじ
グルメ界隈で噂の店「美食亭グストー」を訪れた大学生の刀馬は、悪魔のような料理長・荒神羊一にはめられて地下の特別室で下働きをする羽目に。店に来る客のオーダーは一風変わった料理ばかりで……。
感想・レビュー・書評
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食に対するトラウマや拗れを持ったお客さんしか通さない怪食亭グストー。
ここに来るお客さんの拗れっぷりが凄い。
刀馬くんが最初に食べた肉団子のパスタが美味しそうで堪らない...。
冷たい&厳しかったりする荒神さんだけど刀馬くんに特別な食材をこっそり食べさせたり、気持ちに寄り添ったりするから好き
シリーズ化してほしいです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
奇奇奇譚編集部シリーズから。
グルメ小説との売り出しですが、悪魔的な料理長、奇妙な料理、食をめぐる人間の光と闇など、ブラックな味わいのある内容です。ほっこり系のグルメ小説が多い中、かなり新しい試みと言ってもいいのではないでしょうか。黒い読み味が角川ホラーらしいです。続編も期待します。 -
噂の店にたどり着けば、借金を背負わされた。
連続短編になっていて、うっすらと
謎が残るような終わり方。
奇妙さと不気味さが、きれいに混ざっている内容かと。
しかし偽物チケットって、どんな感じなのでしょう?
本物なら反応、という時点で謎です。
そもそも本物を知らねば、偽物を作れないわけで…。
借金を擦り付けた紹介者は
どこでそれを見たのでしょう?
父親の『ため』の晩餐、聞いた食べ物の再現
まずいもの、昔の記憶。
どれもこれも、奇妙な世界への入り口でした。 -
ホラー文庫にあるのはちょっと違和感があるかな。
ミステリ系? -
何気なく、美食・特別料理だけで買ってしまいホラーを見落としてしまった!
今の歌舞伎町は整理され清潔な町だけど、ほんの四十年前は、店の厨房の奥の扉から出て
迷路の先にある店とか、あったものね~。
読み辛い作品だと思ったら、うん?着地点はそこ?
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新宿だし歌舞伎町だしそれで合ってるのかもしれないけど文章と登場人物がガヤガヤしていて話に入りきれず。ちょっと苦手で残念。