いまさら翼といわれても (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 475
レビュー : 36
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041081648

作品紹介・あらすじ

奉太郎が省エネ主義になったきっかけ、摩耶花が漫画研究会を辞める決心をした事件、えるが合唱祭前に行方不明になったわけ……。〈古典部〉メンバーの過去と未来が垣間見える、瑞々しくもビターな全6篇!

感想・レビュー・書評

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  • 古典部シリーズ6作目。もうこのシリーズ終わったものだと思ってぐらい前作のラストが印象的だった。だから読み始めても蛇足な感じがしていたのですが、最後のいまさら翼といわれてもでガツンとやられた気に。あの千代反田はどうなってしまうの?続きが気になります。

  • 文庫でシリーズを揃えているのですが、単行本刊行時に待てずに購入、そして文庫で買い直し。そんなわけで再読です。折木くん、高校生にしてはマメに自炊をしていて偉いですね、両親は何をしている人なんだろうとぼんやり思いました。伊原のエピソードがどっちも好きです。

  • シリーズ第6弾。素晴らしいシリーズですね。今回も楽しく読みました(^^)

  • 古典部メンバーそれぞれの過去・未来が...とあったが、里志目線のものはなかったような。摩耶花、えるにとっては未来に向けての重大な転機。先輩から声をかけられ漫画を描くことに覚悟を決めた摩耶花に、できるだけ力になろうとする里志。えるが豪農の家を継がなくてもいいと言われたのではと推測し、それに声高ではなくそっとよりそうような奉太郎。奉太郎の中学時代の知られざる彼女と彼女からのヒーロー視、奉太郎の小学校時代の、「やらなくていいことはやらない、やるなら手短に」の遠因などが語られる興味深い一冊。

  • 大人気シリーズの最新刊。


    ようやく文庫が出たので購入。

    他の積読より優先して読破(笑)


    主人公の話もあったが、

    この作品は折木の周りの人々メインの話が多かったな。


    ミステリーとしてだけでなく、

    高校生の青春ものとしてもいい作品だと思います。

  • 古典部シリーズ第6弾。
    短編集ですらすら読めちゃいました。もったいない気もしつつ。(笑)
    奉太郎が省エネになった過去が興味深かったし、
    最近ちょっと変わってきてるのは古典部と関わってきたからかな?と嬉しく思ったり。
    千反田はとても心配。タイトルに心細さが現れてますね。今後はどうなって行くのか、早くも気になります!

  •  古典部シリーズ第六作.

     ホータロー君も普通の人になっていくんだ.

     これは最大の誉め言葉です.特別な才能を持ちながら,それを持ったままで,普通の人になっていくこと.ある種の人にとっては,これはたいへん難しいことだと思うのです.それを高校三年間で,ほぼ完成してしまうホータロー君は,すごい.

     推理小説界の『銀の匙』なんですね,この本は.私の読んだ数少ないフィクションのうちで,おすすめのシリーズです.そういえば最近,ノンフィクションでも一冊,この雰囲気に似た本を読んだ.『病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと』.この本も著者と編集者の目論見はあざやかに達成されているようです.


    2019.07

  • 古典部シリーズ第6巻

  • 2019/07/06 読了。

    文庫版。
    単行本を図書館から、で既読済。

    この巻は個人に話が当てられて、
    意外な面や掘り下げができる。

    皆、シリーズ通して少しづつ変わってきている
    ところがあって、成長がみれるのがなんかいい。

    摩耶花が一番高校生っぽい悩みで、頑張れーってなりますね。

    えるに関しては本当続きを早く!
    いつか最後まで、アニメ化もするのかなぁ…。

    選挙の話とか見てみたい。

  • やっぱり米澤穂信は好きだし古典部も好きだなって思った作品。
    久々の古典部でした。

    一番好きなのは『長い休日』
    人間の世界はそういう部分がどうしてもあって、それが小学生の体験って具体例でヒシヒシつきつけてくる。
    本当はそんなのないほうがいいんだけど、きれい事だけじゃ済まない、じゃぁ個人が、そこからどうするか?
    そんな話でした。

    みんな高校生なのにすごく達観してる部分のほうが多く(米澤作品の子供みんなこんな感じだよね)でも合間に見える高校生らしさに大人の私はホッとしながら読み進めました。





    @手持ち本

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著者プロフィール

米澤 穂信(よねざわ ほのぶ)
1978年、岐阜県生まれの小説家、推理作家。金沢大学文学部卒業。
大学在学中から、ネット小説サイト「汎夢殿(はんむでん)」を運営し、作品を発表。大学卒業後に岐阜県高山市で書店員として勤めながら、2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞し、デビューに到る。同作は「古典部」シリーズとして大人気に。2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)、2014年『満願』で第27回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。『満願』は2018年にドラマ化された。直木賞候補にも度々名が挙がる。
その他代表作として週刊文春ミステリーベスト10・このミステリーがすごい!・ミステリが読みたい!各1位となった『王とサーカス』がある。2018年12月14日、集英社から新刊『本と鍵の季節』を刊行。

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