警視庁特殺 使徒の刻印 (角川文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • KADOKAWA (2019年5月24日発売)
2.97
  • (1)
  • (6)
  • (18)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 101
感想 : 16
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784041081679

作品紹介・あらすじ

警視庁「特殺」。猟奇殺人等、通常とは一線を画す「特殊殺人」が集まる、
捜査一課来生班の略称だ。
中でも佐倉智孝は、強引な捜査手法で物議を醸す若手刑事。
元同僚で犯罪ジャーナリストの有働佳祐は、危うげな彼が心配で仕方ない。
ある日、手首を鎖で繋がれた焼死体が発見される。
続く被害者の背中には、「使徒」を意味する焼印が押されていて……。

孤高の刑事と犯罪ジャーナリストが難事件に挑む、
警察小説と本格ミステリのハイブリッド!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み

  • 吉田さんらしさが光る作品。

    極悪非道、残忍な焼殺事件、先の読めない展開、想像がつかない吉田さんならではの斬新なトリックと、やっぱり至るところに“らしさ”が光る。
    今回もテンポよく一気読みで楽しめた。

    常に思うけれど自己中心的な考え、これが減れば世の中の犯罪もグンと減るんだろうな。
    ところどころにちょこんと挿入される、あの癒しが良い。

    そして何よりこの二人のコンビが良い。お互いの性格を熟知し、気づかう関係に好感が持てる。そしてこの終わり方はめちゃくちゃ好み。

    シリーズ化希望。

    • あいさん
      こんばんは(^-^)/

      吉田さんは1冊読んでるけどあまり記憶に残ってない…
      そんなに前じゃなかったと思うけど。
      たぶんイマイチだ...
      こんばんは(^-^)/

      吉田さんは1冊読んでるけどあまり記憶に残ってない…
      そんなに前じゃなかったと思うけど。
      たぶんイマイチだったのかな(*≧艸≦)
      この作品はよさげだねぇ。
      ろこちゃんに紹介してもらった本今日から読むね〜
      blueはまだ、図書館に入ってないわ。
      気を抜くとすぐ予約10番台になるから毎日チェックしてるよ。
      2019/06/04
    • くるたんさん
      こんばんは(o^^o)

      ありゃ、私は吉田作品は探偵シリーズが好きよ♪

      うん、これはコンパクトな警察小説で読みやすかったよ♪ちょっと悲惨な...
      こんばんは(o^^o)

      ありゃ、私は吉田作品は探偵シリーズが好きよ♪

      うん、これはコンパクトな警察小説で読みやすかったよ♪ちょっと悲惨な事件だったけど。


      Blue、そうなんだね。ドキドキ!早く図書館に入りますように♡

      2019/06/04
  • 吉田恭教『警視庁特殺 使徒の刻印』角川文庫。

    文庫書き下ろし。この著者の作品を読むのは2度目だが、やはりつまらなかった。プロットは下手だし、ストーリーの配分も悪いし、ミステリートリックも滅茶苦茶だ。

    特殊殺人を扱う警視庁の通称『特殺』に所属する佐倉智孝は、連続焼死事件を捜査する中、被害者の一人が妹の失踪事件と関わっていることを知り……

    本体価格680円
    ★★

  • プロローグが徐々に事件の本筋に絡んでいく展開、クライマックスのアクション、ラストのホロッとさせるシーンなどが相俟って面白く読めました。
    ただ、警察小説には珍しい館トリックは新味を感じるものの、犯人の正体に関してのトリックは後出し気味。アポストルと名乗った理由も拍子抜けで物足りなさが残ります。

  • 大好きな作家さんの初の警察小説。
    出たのを知らなくて、本屋で見つけて、即買い!そして、一気読み。
    主人公は捜査一課のエースにして、ジョーカーと呼ばれる佐倉。
    佐倉には10年前に行方不明になった妹・悦美がいた。
    悦美の生死を気にしながら、日々を送る佐倉が担当した連続焼殺事件の中で、悦美が行方不明になった時に乗っていた車に残されていたDNAと一致する被害者がいた。身元は分からないながらも、関係者と見なされた佐倉は捜査を外される。
    そんな佐倉は、元刑事でジャーナリストの有働と組んで、独自の捜査を始める。
    連続焼殺事件の話かと思いきや、中盤、突然大手企業の別荘で起きるオーナーの殺害現場の状況が描かれたり、脈絡のない展開に少し引く場面も。
    最後のトリックを明かす場面も、初期の作品の頃によくあった説明的な文章が多く、2つの事件の結びつきもやや強引。
    トリック自体は往年のトリックを多用する推理作家さんを彷彿させる部分もあり、さすが「ばらのまち」出身の作家と思わせる。
    いつもながら、突っ込みどころが満載だが、今までのシリーズと違って、文庫書下ろしなのも有難いし、第2弾に期待。

  •  なんだか主人公が好きになれなかった。

     いくらなんでも外部に喋りすぎだろう。

  • 刑事と元刑事の犯罪ジャーナリストのコンビが殺人事件を解き明かす。
    読みやすく、ミステリーとしても最後まで楽しめる。
    TVドラマでもありそうな感じはする。
    犯罪者の感情は全く理解出来ない。
    猟奇的な殺人事件があるももの、さらりと終わっていくのでコナンのような感覚で読める小説。
    一つの事件から三つの事件が絡み、その全てが解決まで出来たら警察は気持ちがいいのかもしれない。

  • 8月-14。3.0点。
    警視庁捜査一課のある係。猟奇事件が多いため「特殺」と。
    妹が行方不明の主人公。

    連続放火殺人、被害者は放火されて手錠、左手拳をセメントで固められ、ノコギリのみ。助かるには自分の左手切断しかない状況。犯人の目的は。

    うーん、主人公の妹の事件と、連続放火殺人の繋がりが、ご都合主義的。300頁に収めるために展開ありきという感じ。

    シリーズにするのかな。

  • 文庫書き下ろしの長編ミステリ。背表紙に「警察小説と本格ミステリのハイブレッド」とあり、確かに作中の密室トリックは本格ミステリを匂わすが、構成や展開はモロに警察小説だろう。
    この著者の作品は澱みなく読めるので以前から好きなのだが、今作は凄惨な殺人やらレイプやら、題材が重くてイマイチ。動機も納得いかなかったし、副題の「使徒の刻印」の意味も良く分からなかった。やはり今までの様な奇想に溢れた本格ミステリの方が良いな。

  • 面白かった! とにかく読みやすい。トリックも「「密室ではない」と思い込まされミスリード。帯どおり、結末は想定外だった。

  • プロローグ後の、いきなりの残忍感がすごい。。
    表題からしてハードバイオレンスなのは織り込み済みだし、警視庁言うてるんだから殺人事件が連続するのもわかってるんだけど、それにしても痛々しい。
    もとより痛めつけ描写がかなり痛くて、被害者へのえげつなさも半端なく、なんなら主人公も無茶苦茶痛めつけられる小説を書かれてることは他作品でも認識してましたが、本作もなかなかハードでした。
    救いだったのは妹さんの件かな。まぁ、救いと言っても糸一本、、かなりひどいですけどね。
    途中まで全然犯人も分からず、10年前の事件の犯人の真相も、動き出すまで全然わからなかったので、推理ものとしては面白かった。
    とはいえ、なかなか強引なトリックというか、、犯人の動機も狂気といえばそれまでだけど、それにしても残忍さに対して、本人のそれを表す描写は少なかった感じがする。犯人ネタバレ後でも、覆面の状態でも、被害者と対峙する描写を書いて残忍さをリアルにしてほしかったかな。痛々しくて読むの辛いかもですけど。
    とはいえ、上司の来栖も主人公の佐倉も、元同期達もキャラが立ってて、読み進めるのが楽しかった。
    佐倉兄妹のその後と、救いの話が続くなら読みたいかなと思います。

  • 警察小説と本格ミステリのハイブリッド、とのこと。確かに、途中でいきなり館トリックめいたものが出てきて、本格ミステリっぽくはあったのだけど、トリックがちょっと強引かな。それに、最初の警察捜査で見逃されることもないような気がするし。この作者の他の本でもそうだけど、警察捜査を無能にし過ぎではないかな、とちょっと引っ掛かってしまう。
    刑事と元刑事の犯罪ジャーナリストのコンビ感は良かった。今回、身内がもろに関わる事件だったので暴走気味ではあったけど、このコンビならまた別の事件で読んでみたい気も。ただ、特殺を扱う班として、猟奇殺人なりを取り上げるのはいいのだが、猟奇殺人なのか、トリック殺人なのか、詰め込み過ぎて動機がお粗末になっているのはいかがなものかと思ってしまった。

  • 警察ミステリにして本格ミステリ。警察ミステリは捜査の過程を楽しむものだから、トリックなんてあまり期待しないのですが。これはトリックもばっちりありました。なかなか手間のかかる……そしてこれを見抜くのは容易ではないなあ。
    なんとも惨い連続焼殺事件(あの有名な映画を思い出す嫌すぎるシチュエーション!)。過去に失踪にした妹の事件と関連があるとして捜査を外され、それでも秘密裏に独自の捜査を続ける刑事。一見無関係に思えた事件の繋がり、被害者を繋ぐ意外な接点、スピーディでスリリングな展開に目が離せません。まさかあんなことで恨まれて被害に遭うだなんて……理不尽すぎる!
    犯人との息詰まる対決も一気読み。しかし彼、本当にやっちゃいそうでちょっと不安が。その一方でとんでもないトリックを用いた事件がシリーズ最終作として用意されやしないかと期待してしまう部分もあります。

  •  冬の日の早朝、警視庁捜査一課の佐倉のもとにかかった一本の電話。それは、放火された空き家で、手錠をかけられた焼死体が見つかるという猟奇的な事件の幕開けだった。
     父亡き後、女手一つで育ててくれた母も失い、残された妹も行方がしれない佐倉。元同僚で、今やTVでおなじみの売れっ子ジャーナリストの有働とともに、奇怪な事件に挑むが……。

     衝撃的な事件から始まる警察小説。連続殺人事件の様相を呈しながら、主人公佐倉の失踪した妹の事件ともつながっていく、謎が謎を呼ぶ展開。先が気になり、一気読みでした。 バディものとして、続編もあれば読んでみたいです。
     

  • 2019/06/16読了

全14件中 1 - 14件を表示

著者プロフィール

佐賀県生まれ。島根県在住。2011年『変若水(をちみづ)』(光文社)島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作に選ばれデビュー。主な著作に『凶血公安調査官 霧坂美紅』(KADOKAWA)『凶眼の魔女』(実業之日本社)『化身の哭く森』(講談社)『背律』(原書房)『堕天使の秤』(光文社)『四面の阿修羅』(南雲堂)

「2023年 『龍のはらわた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉田恭教の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×