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- / ISBN・EAN: 9784041081754
作品紹介・あらすじ
高校生が遭遇したオンラインゲーム「殺人ライセンス」。ゲームと同様の事件が現実でも起こった。犠牲者の名前も同じであり、高校生のキュウは、同級生の父で探偵の男とともに、事件を調べはじめる──。
感想・レビュー・書評
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取り立てて褒めるところのない普通の作品。
そもそもコンピューターやネット関連についてオジサン達は詳しくなくチンプンカンプンで、若い者が詳しいというステレオタイプな初期設定が如何なものかと思うが、上梓されたのが2002年であれば仕方ないか。
容疑者やトリックも種明かし前に気付くような内容だし、何より今野敏にしては警察の描写が物足りないと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あっさり終わってズコー!てなった インターネットの向こう側には生きた人間がいてそれぞれ生活をしているということ
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登場人物の状況も殺人事件の進展も、
興味深く続きが気になり一気に読んだ。
最後まで楽しんで読めた。
ネットの世界とリアルの世界の間には境界があると、
まだ信じられていた時代の話。
小説内では「新しいハイテク犯罪」的な位置づけだが、
古めかしさもにじみ出ており妙な楽しさがある。
CGIの掲示板とか懐かしすぎるー笑
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おもしろい展開、だからこそ殺人動機?人間関係がそんな理由で殺していいの?と思ってしまいました。
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最後まで飽きさせないストーリー展開は、安定感のある今野敏らしい作品でした。
なんとなく、隠蔽捜査シリーズのような匂いも。笑
シリーズになるのかな? -
高校生のキュウちゃんがネットゲームを発見。「殺人ライセンス」だと。でも、そのゲーム上でターゲットとなっていた人物とそっくりの人が次の日実際に殺される。誉田哲也のアクセスかと思ってしまう導入で、先入観を植え付けられ…
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読みやすい。