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- 本 ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041081914
作品紹介・あらすじ
桜祭りの帰り道に見た宙に浮く柔らかな光、川で投網を打っている人を襲った足元の砂の奇妙な動き、山道で「おおい、おおい」と呼びかけてくる声、憑物を籠めているという壺の秘密……不思議でどこか懐かしい短編集。
感想・レビュー・書評
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非常に面白かった
遠野物語現代版みたいな感じ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
怪談。ショート・ショート。
懐かしく、不思議で、不気味な作品。
「氷瀑」のラスト一文は、普通にショート・ショートとして上手いと思う。
一番始めの「目覚めの春」と、最後の「遠く、近く、呼ぶ声」が、とても綺麗で好きです。 -
春夏秋冬にわかれていた。
好きなのをあげると「ヤマンボウサマ」「おしらさま」「がりがりがり」「釣り人談義」「みているもの」「おおいおおい」「タロ」「鳥の墓」「群れ」「おいぬ好かれ」「玉かんざし」「化鳥の声」
やさしい物語の種みたいなものが好きだ。今回はやさしいひとたちがたくさん出てきた。中には怖いものもまじっていた。
「群れ」は同じ表情の五人が山の中からこっちを見下ろしている情景を考えたら震えるくらい怖いなと思った。そんな感じ。今回も楽しく読ませてもらった。面白かったですありがとうございました。 -
不思議でどこかあたたかい話。楽しませていただきました!
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