デッドウォーター (角川文庫)

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  • KADOKAWA (2019年8月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784041081969

作品紹介・あらすじ

18歳当時、5人の女性を強姦した上で殺し、死刑判決を受けた希代の殺人鬼・穂積壱郎。その彼を取材する事件ライターの加瀬隆史は、死を恐れないどころか超然とした雰囲気に包まれるその男に、次第にからめとられていく。そして突如、妻の隠された過去を知ることになり、獄中の穂積への復讐を決意する。拘置所の塀の向こうにいる“化け物”に、復讐する術はあるのか? コンクリートの厚い壁を隔てて繰り広げられる長編サスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • 永瀬隼介『デッドウォーター』角川文庫。

    2008年に文春文庫から刊行された同名作品を加筆・修正の上、再刊。読んだ覚えのあるタイトルだと思っていたら、その通りだった。

    読み返しても面白い。

    18歳で5人もの女性を強姦した挙げ句に殺害し、死刑判決を受けたモンスター・穂積壱郎を取材する事件ライターの加瀬隆史は事件の真相に触れ、無謀にも塀の中にいるモンスターへの復讐を誓う。

    まるでトマス・ハリスの描いたハンニバル・レクターのような穂積壱郎。しかし、真相は然程単純ではない。

    加瀬との思いを同じにするプロボクサー・村越亮輔のかつての仲間、小宮政春のあがきが本筋とは無関係なサイドストーリーのように描かれるが、後半になると一つの線でつながっていくのも面白い。

    本体価格920円
    ★★★★★

    • fuku ※たまにレビューします さん
      懐かしい。永瀬さんはこの作品を読んで一時期嵌まりました。
      改訂版が出ていたとは知りませんでした。
      懐かしい。永瀬さんはこの作品を読んで一時期嵌まりました。
      改訂版が出ていたとは知りませんでした。
      2019/09/07
  • 18歳で5人の女性を強姦し殺害し、死刑も恐れない穂積。
    彼を取材する加瀬。
    人を惹きつける不思議な力を持つ穂積に周りの人間は翻弄されていく。
    加瀬もこのまま彼に翻弄され続けるのか?

    読んでいくうちに私もこの穂積に惹きつけられた。
    文面でもそれを表せるてすごいよな〜。
    人間の弱さがとてもよく表現されています。

    あとがきを読んで…
    まんざら『ただの小説』ではないようですね。
    作者:永瀬隼介さんの体験も含まれてるようです。
    それを考えると…怖いですね…

  • 最初は点だらけの話だったのが、中盤から一つの線で繋がったとき、ページをめくるスピードがあがってきた。
    さすがノンフィクション作家ならではの取材力。
    特に死刑執行のくだりは、思わず目を背けたくなる描写です。さすが。

  • 洗脳の恐ろしさも、さることながら、死刑制度について、始めて深く考えさせられた!運用側の事とか、殆ど考えた事無かったので、ノンフィクションを書いている、作家さんならではかな。

  • 面白かったです。
    ちょっと惜しいと思ったのが最後の穂積が崩壊に至る部分。
    あっさりし過ぎていたのが、少し残念。

  • 2020年2月8日読了

  • 面白かったけど、設定とか帯とかからくる期待値は大きく下回る感じ。復讐をなす瞬間の描写がちょっと第三者過ぎた。分からないから分からないのかもしれないけれど、その思考がどう変わるのか、壊れていくのか、そこの描写を期待していたのにはぐらかされてしまったように感じた。
    191013

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著者プロフィール

永瀬隼介

1960年鹿児島県生まれ。國學院大學卒。週刊誌記者を経てフリージャーナリストとなり、祝康成名義で『真相はこれだ! 「昭和」8大事件を撃つ』を刊行するなど事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年『サイレントボーダー』で小説デビュー。事件現場で培った取材力を活かし、現代の深部を抉る骨太のサスペンスや犯罪小説を発表している。近著に『帝の毒薬』『カミカゼ』『三日間の相棒』『白い疵 英雄の死』『12月の向日葵』など。ノンフィクションに『19歳 一家四人惨殺犯の告白』などがある。

「2022年 『殺し屋の息子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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