- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041082010
作品紹介・あらすじ
父親不在の女性ばかりの瀟洒な古い洋館で起こる不可解な出来事の解決を依頼してきたのは、その洋館に住む若い妻だった。なぜかまたもや合流することになった霊能者軍団とともに、さっそく調査を開始した渋谷サイキックリサーチ(SPR)の一行。そんな彼らを嘲笑うかのように、怪しい物音、ポルターガイストはじめ、超常現象が頻繁にかつ規模が大きくなり……。やがて麻衣は一家の一人娘、礼美の持つアンティークドールが不穏な気を放っていると察知し、ナルは家を覆う悪意を科学的に執拗に調査してゆく。「残穢」「営繕かるかや怪異譚」シリーズへとつながる小野不由美のホラーの原点ともいえる傑作。
感想・レビュー・書評
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こにらも会社の先輩からお借りした一冊。
私が購入するわけがないジャンル(*^▽^*)
ナルの元に齎された依頼は、瀟洒な古い洋館で起こる不可解な出来事の調査だった。
大した事件ではないのだが、物が無くなる、場所が移動するなど、些細な事が頻繁に起こるという。それが次第にあからさまになっていると、、、
前回同様のメンバーが何故か集まり、この洋館に纏わる謎を解き明かす。
前作では、ポルターガイストはあったものの、割と現実的というか、地盤沈下の問題だったり、ホラー初心者の私でも十分対応出来たのだが、今回はがっつりホラーですな。。。
これはないわ、、、というようなホラーですな(^◇^;)
話は面白いと思うのだが、圧倒的に私の好きなジャンルとは異なる(^◇^;)
そして、ホラーって怖いから、解決するまで本を閉じれない( ̄▽ ̄)
だって、怖いところで本を閉じちゃったら夢に出てきそーじゃん!
解決しないと寝れないじゃん!
ってことで、前作も今作も、一日で一気読み。
そしてこの本で2023年も読み納めになりました。
皆様今年も大変お世話になりました。
ありがとうございました。
良いお年をお迎え下さいませ。 -
シリーズ2作目。
古い洋館で起こる怪現象の数々。
前作よりもホラー要素が強くて、こちらの方が好きだった。ナルの正体?が最後の最後で明らかになる。
ぼーさんも綾子も適当なんだけど、いざという時に優しかったり、何か憎めないキャラクターなんだよな〜
真砂子とナルの関係は謎のまま次作に続く。 -
シリーズ第二弾。
登場人物の関係性や主人公の性格が少し掴めるようになり、面白くなってきました。
人形や人の想いが怖さとなって、時代を越えてまでも続く恐怖を感じました。 -
シリーズ第二弾。
渋谷サイキックリサーチ(SPR)に、古い洋館に暮らす女性から、館で頻発するポルターガイスト現象と思われる怪事についての調査依頼が入ります。
早速館に向かったナル、麻衣、リンのSPRメンバー。
現場で何故か居合わせた、巫女の綾子、ぼーさんこと滝川達と共に、調査・お祓いをするも怪奇現象が激化していくばかりで・・・。
前回では、霊現象に見えて実は・・という流れで、あまりホラー感はなかったのですが、今回はガッツリ“霊”でした。
しかも、子どもを支配し脅迫するという、かなり危険で強力なヤツが相手という事もあり、原因を緻密に追っていくナルを中心に、前回ではほぼ役立たずだった霊能者軍団(綾子&ぼーさんに加えて、エクソシスト・ジョンと霊媒師・真砂子も合流)が、それぞれの役割をこなして、一致団結して霊に対峙していく後半の展開は目が離せませんでした。
そして、終盤でナルの正体(というか、本職?)が明かされて、驚きつつも、ある意味納得です。
(ナルが〇〇師ということは、このメンバーは、まさに“お祓いオールスターズ”だということですね。)
怪異現象の元となった、“黒幕”の哀しい想いやその後に続いた悲劇は残酷かつやるせないものでしたが、なんとか浄化されてよかったです。
エピローグではSPR事務所に集合したメンバー達のワチャワチャ感が微笑ましく、クスっとしながら読み終えた次第です。
今後のキャラ達の関係性・・特にナルを巡る女性陣がどう変化していくのかも含めて、シリーズを追っていきたいと思います~。 -
'22年7月14日、Amazon audibleで。シリーズ2作目。
とても、楽しく聴きました。一作目よりは、本作の方がホラーっぽいかな。
軽快なトーク、同じメンツ、そして、可哀想で悲しい事件の背景…エンタメ要素満載!という感じでした。
紙の本で読むと、どうなのかな…と、ちょっと想像させる話でした。audibleだと、「重み」みたいなのがあまり感じられず…悲惨な背景が、軽く流せてしまえるような┐( ˘_˘)┌
でも、トークの軽快さや、主人公達のキャラ等は、充分に楽しめました。若者達には、ライトな読みやすいホラーテイストの物語が、うけるのかな?
エピローグのホンワカさも、大好きです!
さあ、次の巻へ! -
(※「十二国記」シリーズ読了前なので、辛辣な感想で申し訳ありません・・。)
小野作品三作目。シリーズ第二弾。内容はあってないようなものだけど、ポルターガイスト現象の原因が徐々に判明していく過程は、まあまあ楽しめました。あまり怖くはなかったけれど、キャラクタもしっかり立っていたしサクサク読めちゃうから、キャラ小説としては良いかも…。あと装丁のデザインが私好みだ(^^) 星三つ半。 -
1巻目がレベル1なら、今回はレベル10まで一気にホラー感が上がった。こわっ…。所々、残穢を思わせるような内容で、ちょっと鳥肌ものでした
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女子高生の主人公・谷山麻衣が、心霊現象の調査事務所「渋谷サイキックリサーチ(SPR)」の所長・ナルらと怪事件を解決してゆくシリーズの2作品目。
本作は古い瀟洒な洋館で頻繁するポルターガイスト現象を調査していくという展開。前作では少し物足りなかったホラー度が本作では増してます。
読んでみて特筆すべきは小野さんの表現力、描写力にあると思いました。洋館の雰囲気やら現場の状況など、まるでドラマなど映像を見てるかのよう。お見事です。 -
古い洋館で起こるポルターガイストの調査依頼から始まる話
色々な可能性を潰していく過程で専門用語の説明があるの親切ですよね
前回良いとこ見せられ無かった方達も少しずつ活躍しだしていいです
霊って人の魂そのもの?
魂の思いの一部分だけが残ったもの?
著者プロフィール
小野不由美の作品
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今年も楽しい一年にして下さりありがとうございました(*^▽^*)
土瓶さん、さいこーーー(*^ω^*)
良いお年を〜!
今年も楽しい一年にして下さりありがとうございました(*^▽^*)
土瓶さん、さいこーーー(*^ω^*)
良いお年を〜!
年を越してしまいました、、
昨年は大変お世話になりました!
また今年もたくさん語り合いましょう^^
年を越してしまいました、、
昨年は大変お世話になりました!
また今年もたくさん語り合いましょう^^
あけましておめでとうございます。
こちらこそ昨年はお世話になりました(*^▽^*)
今年も色々お話し...
あけましておめでとうございます。
こちらこそ昨年はお世話になりました(*^▽^*)
今年も色々お話ししましょうねo(^▽^)o