ゴーストハント2 人形の檻 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.10
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本棚登録 : 947
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041082010

作品紹介・あらすじ

父親不在の女性ばかりの瀟洒な古い洋館で起こる不可解な出来事の解決を依頼してきたのは、その洋館に住む若い妻だった。なぜかまたもや合流することになった霊能者軍団とともに、さっそく調査を開始した渋谷サイキックリサーチ(SPR)の一行。そんな彼らを嘲笑うかのように、怪しい物音、ポルターガイストはじめ、超常現象が頻繁にかつ規模が大きくなり……。やがて麻衣は一家の一人娘、礼美の持つアンティークドールが不穏な気を放っていると察知し、ナルは家を覆う悪意を科学的に執拗に調査してゆく。「残穢」「営繕かるかや怪異譚」シリーズへとつながる小野不由美のホラーの原点ともいえる傑作。

感想・レビュー・書評

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  • やはり面白い。
    読む手が止まらないですね。
    幽霊屋敷が題材のゴーストストーリーはたくさんあるけれども、これもまたその中の歴史に残る作品になるんでしょうね。
    次の文庫が待てなくて、単行本を読んでしまった(;^_^A

  • 眉目秀麗な若者渋谷(通称ナル)が科学的に心霊現象を解決するシリーズ第二弾。今回はある洋館で起こる異常現象。早速調査するが、最初些細だった怪異はやがてエスカレートし、非常に危険な事態に。そしてナルたちはこの家の8歳の長女の人形に注目するが…。前作のような麻衣のツッコミオンパレードの一人称は鳴りを潜めたが、物足りなく感じた前作とは違って今回は面白い。おどろおどろしいのはもちろん、不和のありそうな家族構成や館を覗く老人といった不穏なピースが散りばめられ、館の怪異の秘密とは何かと始終魅惑されっぱなしだった。

  • 2020.9.30

    あー!やっぱり超面白い!
    いい意味でアニメと漫画のまんま。
    エピローグなんてずっとニヤニヤしてた。笑

  • 洋館もの
    前作とは異なり霊との対決が描れており、緊迫感があって良かった

  • 今のところ4まで読んだ中で一番楽しめた作品。
    話の展開もすごく流れが良くて盛り上がって、怖くてでも楽しくて、一気に読んでしまった〜!もったいない…って思っちゃうくらい。
    人形って定番だけど、その定番をめちゃくちゃ怖くしてかつ、それだけで終わらない展開が最高でした。
    キャラクターもその関係性も魅力的!
    リンさんの正体がめちゃくちゃ気になる。

  • 数年ぶりとはいえ再読だし当時から更にホラーは怖く感じなくなった分、話の構成とかそういう部分を深く読むことができた気がする。解説にもあった通り、間取り図やそんなに細かい説明描写がある訳では無いのに容易に想像が出来るのはすごいなと感じる。話もミルフィーユみたいに層になっている感じで読んでいる自分がどんどん深くに埋まっていくようだなと感じる。登場人物のキャラも少女向けだったこともあり分かりやすく立っていてやっぱり好き。

  • 1巻よりも中身が濃かった感じ。1巻はいわばシリーズ自体の序章(雰囲気とか登場人物紹介、舞台を整える)で、本当の意味の「ゴーストハント」はここが起点なのではないかな?と思う。

    唯一、行動が全て説明されない(いない時に何をどうしてるか見えない)ナルの背景も気になるし、ティーンズ文庫を基礎にした若々しいラブストーリーの行方も気になるところ。以下刊行が楽しみである。

  • 1巻は正直まだ学校の怪談と言う感じだったけど、この2巻からじわりと出てきた小野不由美ホラー節。
    最初はただのポルターガイストな話かと思いきや、話が進むにつれてめっちゃ怖い話じゃん…と引き込まれて一気読み。
    前巻からのお馴染みケバい巫女綾子に破戒僧のぼーさん、そして最高の癒しキャラジョンと美人霊能者まさこ。
    綾子は相変わらずポンコツだけど、ぼーさんは少しは力があるんだと驚いた。あとジョンの活躍が見れて凄い嬉しい!
    でも1番最後に正直今回ナルって全然活躍してなくない?とか思ってたら実は陰陽師でしたと言うオチでかっさらって行くクールさ。
    ちょっと次の話がラブコメ含め凄い気になる…

  • 面白かったー。
    一気に読んでしまった。ぼーさんも綾子もジョンも全員集合でよかった。あ、真砂子も。
    真砂子とナルの関係も気になるし、麻衣が遭遇する優しいナルも気になるところ。
    今回の幽霊屋敷は怖かったなぁ。
    早く続きが読みたい

  • 発表順に読みたかった、と思うのはこういうときだ。
    小野不由美の若書きであろうこの作品、すでに残穢のベースができている。代替わりによって失われる土地の記憶。裏腹にとどまって強化される思念。
    古井戸を覗き込んでふーんほほー、と言ってる気分。ああこれ、中学生くらいのときに読みたかった。

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著者プロフィール

大分県生まれ。1988年作家デビュー。「悪霊」シリーズで人気を得る。91年『魔性の子』に続き、92年『月の影 影の海』を発表、「十二国記」シリーズとなる。『東亰異聞』『屍鬼』『黒祠の島』は、それぞれ伝奇、ホラー、ミステリとして高い評価を受けている。「悪霊」シリーズを大幅リライトし「ゴーストハント」として2010年~11年刊行。『残穢』は第26回山本周五郎賞を受賞。『鬼談百景』『営繕かるかや怪異譚』『営繕かるかや怪異譚その弐』など。2019年、十二国記最新刊『白銀の墟 玄の月』を刊行し話題に。

「2021年 『ゴーストハント7 扉を開けて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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