メゾン・ド・ポリス4 殺人容疑の退職刑事 (角川文庫)

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  • KADOKAWA (2019年11月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784041082027

作品紹介・あらすじ

神社の階段下で遺体が発見された。容疑者として確保されたのはなんと、退職警官専門のシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」に住む元刑事!? 新人刑事の牧野ひよりとメゾンの住人は独自に捜査を進めるが……

感想・レビュー・書評

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  • シェアハウス〈メゾン・ド・ポリス〉に住む元警察官のおじさん達と駆け出し刑事ひよりの活躍を描くシリーズ第四作。

    今回は短編集。
    このシリーズは長編より短編の、このくらいの軽さがちょうど良い。
    事件も殺人事件は一つだけで、他は警察が介入するには難しい微妙な内容で、メゾン・ド・ポリスとひよりの探偵団が扱うのにちょうど良い。

    元刑事の迫田が圧力を利かせ、元鑑識官の藤堂が軽妙にかき混ぜ、元事務官の高平がキャッキャと盛り上げ、元警視副総監の伊達が良いタイミングで動き、元刑事の夏目が締める。そしておじさん達に振り回されながら、ツッコミを入れながら少しずつ成長するひより。

    日常系の側面が強い今作ではあったが、リアルや苦さも程よく混ぜ、一方でおじさん達の経験値による説教や正義も突き付けて、なかなか良いバランスになっていた。
    昭和ネタが多い加藤さんらしさも時折見られる。

    今作では夏目の過去、幼少時のこぼれ落ちた記憶にも迫る。それを明らかにするのは良いことなのかそれとも。
    だがどんな時もメゾン・ド・ポリスの仲間たちやひよりがいる。鬱陶しくもあり心強くもある、良い仲間だ。
    そしてひよりと草介の関係にも変化があるのか、さて。

  • '22年10月7日、Amazon audibleで、聴き終えました。

    シリーズを第4作まで、駆け足するように聴いてきましたが…印象としては、段々と面白くなってきた、という感じかな。僕的には、本作が一番楽しめました。全ての人物が、イキイキと描かれていて…聴いていてワクワクしました。

    ヒヨコさんのバーテンダーへの恋心は、どうなるんだろうか?そして、ソウイチロウとは…この後、あと二作リリースされているようですが、そこで進展があるのかな?気になります!今後、5,6作がaudibleにアップされたら、勿論聴きます!

    TVドラマて、確か以前観たような記憶が…ソウイチロウは西島秀俊さんだという、うっすらとした記憶があるのですが、ヒヨコさんは、全然思い出せない┐⁠(⁠´⁠ー⁠`⁠)⁠┌誰ならピタリ!かな…と考えながら聴くのも、楽しかったです。

  • 最初、ドラマのイメージで迫田さんはでんでんさんだったんだけど、変わってまいりましたわぁ。
    語彙力と文章力が稚拙すぎて、どう表せば良いかわからないんだけど、迫田さんはもはやでんでんさんではない!
    迫田さんは迫田さんなんや!
    絵には描けるけど、絵、載せられんし。

    他の連作短編も良かった。
    ダークサイドにいても、読める本!
    貴重。

  • 2019年11月角川文庫刊。シリーズ4作目。文芸カドカワ2019年4月号:誘拐犯は宇宙人?不思議少年&おじさん軍団、5月号:院内捜査!?ネットバッシングの意外な真相、書き下ろし:独居老人を狙う罠惣一郎が囮捜査に挑むおじさん軍団、ピンチ!殺人容疑の退職刑事、今明かされる四十三年前の真実おじさん軍団北へ、の5つの連作短編。惣一郎の生い立ちが明らかになる事件が面白い。この調子で進んで行くといつまでも続きそうだ。

  • 夏目が抱えていた過去が解明されたけど、切なかった。「正しいことをしろ」って中々出来る事じゃないけど、夏目はそれを通した所が凄い。ひよりと夏目、草介の三角関係(?)も気になる所です。

  • 表題作、容疑者として取り調べを受けても変わらない迫田がさすがすぎるw
    消えた絵画が発端でメゾンドポリスの面々が関わった事件の展開にびっくり。
    でも、犯人のそう言いたい気持も分からないでもなかったり。
    だって、うん。そう思えたりするよね。
    夏目ってば、辛い子供時代だ。
    ひよりと草介、夏目の関係、どうなっていくのだろう。
    はっきりするのが楽しみ。

  • 短編に戻った。よかった。やっぱりこの人たちには短編がよく似合う。深刻すぎない事件の数々はテンポよく読めて楽しい。シリーズものですが、もう少し楽しめそうです。

  • メゾンドポリス4作目。短編5話。
    ・小学生がレストラン勤務の父親が誘拐されたと相談。
    ・みんなで人間ドッグ。ネットバッシング事件を捜査する。
    ・ひより行きつけバー店主、草介からの相談。知り合いの女性の父親が詐欺に遭っていたかもしれない。
    ・ジャージ迫田がコンビニ店員死亡の容疑をかけられる。
    ・中編。雑用係の惣一郎は東北出身。両親を亡くした後、育ててくれた人が亡くなり、家を片付けに行く。両親の事故の記憶や、恩人の過去を調べる。

    4作目となるとシェアハウスの人々も円熟味を増すわー。会話の掛け合いのテンポが良いわー。今回は特に伊達とバロン。間が好きだ。事件もほどよく、みんなの結束力もほどよく、ほんわかしながら読んだ。

  • 夏目の過去がわかる今作。
    安定の面白さ。大好き。

  • 今作は、#メゾンドポリスシリーズ 第4弾。
    元刑事の迫田が逮捕!?、夏目の過去が明らかになるお話!
    5つの短編が収録され、面白かった

  • 短編集。人間ドックに行ったおじさん達が、ネットバッシングを受けている病院の真相を暴いたり、ジジ活の真相を暴いたり、迫田が殺人の容疑者なったり、夏目の過去がわかったりする話。夏目の謎が解けたらメゾン・ド・ポリスの設立秘話が始まるでござるの巻。ジジ活の回、あの考え方を持っているなら改心しないと思ったのにちゃんと改心してた。えらい。

  • 03月-02。3.5点。
    メゾン・ド・ポリス第4弾。
    今回もおじさん達と協力しながら解決。ラストに、夏目惣一郎の過去を紐解く事件が。
    読み応えあった。

  • ネタバレバロンの散歩中公園で小学生に会った惣一郎。「パパを捜さないと」という的場龍生のパパは宇宙人にさらわれたというー【誘拐犯は宇宙人?】他4篇

    ◆このシリーズ、回を重ねるごとに良くなるなぁ。子供の嘘だと決めつけずに捜査、それに夏目さんの「人は理由があって嘘をつくし、その理由が嘘をついたことより大事な時もある」って諭し方、それを理解できなくても覚えた龍生くん、いいなぁ。人間ドック受けながら捜査って笑えるけど、ネットバッシングの理由も、原因も、「話せばわかる」じゃないのがなんだか辛い。

    同じく、「ココロひろば」で「心の呟き」を拾われちゃった人たちも、お金に余裕があったって、心の隙間は埋まらないかもしれない、相手が元々カモるつもりでなかったら、「話を聞いてくれるだけ」でもきっと楽しい、「いい話」になるのに。なんの力になれなくても、おばあちゃんにもっと会いに行こうって思ってしまう…。そしてひよりんのお父さん事件と同じくずっと気になってた夏目さんの過去!

    34年ぶりの帰郷はすごい事実が明らかに。うわー…。今更真実がわかっても、誰にも、何にも糾弾できない、何も変わらない。だけど。「刑事っていうのは肩書きじゃなくて生きる姿勢だって教えてくれたのはメゾンドポリスのみなさんなんですよ!」そうそう。ひよりんを成長させたのも。さて、伊達さんは、どうしてメゾンを作ったのかな。

  • シリーズ第4弾。
    退職警官等が暮らすシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」の面々と現役の若手女性刑事の活躍を描いた連作短編集。

    安定の面白さ。
    警視庁捜査一課を中途退職した夏目惣一郎の幼少期や故郷の話、退職まで刑事を全うできなかったことの葛藤、克服できるのだろうか。
    (図書館)

  • 柳町北署管内にある神社の石段下で、若い男性の遺体が発見された。容疑者として勾留されたのは、前日に被害者と口論となっていた中年男性。それはなんと、退職警官専用のシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」に住む元刑事・迫田だった!新人刑事の牧野ひよりとメゾンの住人は、現場で聞こえたという奇妙な音に着目し独自捜査を進めるが…。元捜査一課・夏目の封印された生い立ちも明らかになる

  • シリーズも第4弾となり、おじさん達はますます元気でなによりですね。この次もありそうで楽しみです。

  • ドラマにもなった人気シリーズの第4弾。
    5つの短編が収録されている。
    最終話は総一郎の幼少期の事件が出てくる。
    今回も読み応えがあって面白かった。

  • 退職警察官のオジサマたちが暮らすシェアハウス、メゾン・ド・ポリス。シリーズ第4弾。
    現役警察官ではなく『元』警察官の目線から捜査していくのは、ただの事件解決ではなく、何とも言い難い残滓らしい物を感じてしまう。
    とくに最後の第5話は残滓というか寂寥感というか…何とも言い難い物が心におりたってきた。
    『正しいこと』とは何なのかを考えてしまう、そんな1冊。

  • 惣一郎の過去に迫る回。
    ひより視点がへったかな。

    2020.12.27
    125

  • シリーズ4作目は短編が5編。すっかりメンバーに落ち着いてしまったひよりさん。今回もメンバーそれぞれ活躍するが、第4話では迫田さんが犯人に間違えられ、最終話では夏目さんの若かりし日が判明する。いろいろ目先は変えていて工夫を感じる

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。2003年「インディゴの夜」で第10回創元推理短編賞を受賞しデビュー。同作は書籍化され大人気シリーズとなり、ドラマ化、舞台化、コミック化された。他著に「モップガール」シリーズ、「アー・ユー・テディ?」シリーズ、『チャンネルファンタズモ』『ご依頼は真昼のバーへBarホロウの事件帳』『風が吹けば』『桜田門のさくらちゃん』『学スクール園王キングダム国』『ゴールデンコンビ 婚活刑事& シンママ警察通訳人』「メゾン・ド・ポリス」シリーズ、『警視庁レッドリスト』などがある。

「2023年 『警視庁アウトサイダー The second act 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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